競りと鰹とジモッペイ【高知・中土佐町】
漁師町の朝は早い……。(6時起き)
競り
ということで、先日の話にあった競りを早速見に行こうと、道の駅近くの施設に向かいます。
こちらの競りは一般の方も見学することができます(※業務の妨げにならないよう配慮が必要です)。

よく見る競りのように声を上げるものではなく、買い手が紙に数字を書く方式で静かに進みます。(和気あいあいと雑談しながらも、腹の探り合いをしているそうです。)

水揚げの際に外見がよく、重さが十分なものが一尾ずつ前に並べられます。ただし、前に出ているから絶対に良い鰹、というわけでもないとのこと。
黒潮工房などの藁焼き体験に使うため、田中鮮魚店さんが代理で購入することもあるそうです。

久礼では、一本釣りの際に漁船の角に当たるなどして打撲のようになってしまった鰹や、氷が十分に効かず少し硬くなってしまった鰹を「ゴシ」と呼び、生では出さないようにしているとのこと。町の人が食べれば判別できる程度で、ほとんど味に違いはないですが、生節(茹でたもの)にするなど、加工品に回しているそうです。
この違いを見分けるために目利きの腕が試される…のかと思いきや、見た目では完全な判断はできず、切って初めてわかるそうです。
ただ、どの漁船が氷をうまく扱えているかは、各々が経験的に把握しているそうで、そうした情報を基に、鰹を購入しているとのことでした。

さすがに6時起きには慣れていないので、一旦眠るために宿に戻ります。その前に、少し気になっていた、平時でも登れる津波避難タワーに登ってみます。

田中鮮魚店
せっかくなら、競りで見た鰹を刺身で食べたいと思い、朝から田中鮮魚店へ向かいます。

どの鰹を食べようか選んでいたら「メジカのシンコあります」との話が。
メジカのシンコとは、ソウダガツオ(マルソウダ)の幼魚で、足が早く、本当に美味しいものは久礼でしか食べられない。
朝獲れたシンコを、午後に食べたら腹を下す。
それくらい足が早い、幻の魚がメジカのシンコです。
別日に、田中鮮魚店の社長さんから伺った話によると、冷凍技術の向上により、傷まずに東京へ持っていくことは可能になったそうです。ただ、どうしてもシンコの特徴である食感が失われてしまう。食感の落ちたものをシンコだと思われてしまっては、誰も得をしない。ということで、久礼だけで販売しているとのこと。
このシンコ目当てに、わざわざ県外から来る人もいるくらい有名なものらしいのですが、鰹目当てで来ていた僕は何も知らず。偶然店に寄ったら出てきたので購入しました。ちなみに、この時のシンコは3日連続で獲れなかったらしく、数日ぶりに店頭に並んだとのこと。
朝ごはんに食べるにはさすがに量が多いかと思い、持ち帰りにしました。その際も、店員さんに「本当に味が落ちるから、ここで食べていってほしい」と言われるくらいでした。

美味しいなぁ…くらいの感想しか書けず。違いの分かる漢ではないと察しました。
食べた後にドリップを見てみると、明らかに普通の魚とは色が違い、写真に写してはいけないような色になっていました。ドリップ自体も、氷のせいか性質のせいかすぐに固まっていたので、こんなに違いがあるんだなぁと感動しました。
また、本命の鰹も美味しかったです。
「久礼の鰹は、高知市内からわざわざ食べに来る人がいるほど。」
という言葉にも納得です。


宮脇書店
お腹もいっぱいだし、少し気になっていた宮脇書店さんに向かいます。
『成瀬は天下を取りに行く』の作者、宮島未奈さんの新作『ギャルにひかれて寺マルシェ』が発売されるので、入荷するのか情報を伺うためにも訪れました。
店内はよくある本屋さんといった感じで、入ってすぐのコーナーが面白かったです。

「地方だから、本が発売された次の日くらいに並ぶよ」と言われたので、店内を少し回ってから店を出ます。
その時、ふとポスターを見ると

めちゃくちゃお得では?と思った僕は、すぐにそのアプリをDLしました。
ジモッペイ
地元の支払いに使えるからジモッペイというわかりやすいネーミング、嫌いじゃないです。キャラクターの猫も可愛い。ただ、高知信用金庫が運営で高知県内でしか使用できないのであれば、コウチッペイでもよかったのではと思ってしまいます。
高知県内限定と、かなりローカルな決済にもかかわらず、そこそこのお店が導入しています。大正町市場でも、使えるお店が多い印象でした。加盟店が高知信用金庫の口座を持っていれば入金が早いなど、信用金庫ならではのならではのメリットがあるのかもしれません。知らんけど。
話を戻して、30%還元はデカすぎます。そもそも、至るところでジモッペイの張り紙は見ていたのですが、登録も面倒だろうし、さすがに使いこなせないでしょ。と思いスルーしていました。それでも、30%還元はデカすぎます。100%分の買い物をすれば30%分のポイントが戻ってくるので、そのポイントでさらにお土産を買えば、実質130%分のお土産が手に入る計算です。
9月いっぱいまで、ポイント還元を行っていると勘違いしていたので、登録だけしておくかと思いDLしました。登録完了まで10分もかからなかったので面倒でもなかったです。
登録した後、キャンペーンを確認してみると、ポイントがつくのは8月31日までの決済、上限に達した場合は期間中でも終了。それはまずい。

急いで入金した後、山八商店さんでお土産兼飲み会用のお酒を大量購入。合計で4万円分になりました。店主さんも思わず笑顔になっていたと思います。
山八商店
とりあえず、購入したお酒はこちら(別日に店内で撮影)。

中土佐に来る前に、飲み会を数件セッティングしていた甲斐がありました。後日、飲んだら感想書きます。
黒潮本陣
お酒を大量購入したのはいいものの、お酒以外のお土産も購入する必要があります。黒潮本陣でも、ジモッペイが使用できたので、お風呂ついでに向かいます。この話をOさんに伝えようと思っていましたが、その日はいらっしゃいませんでした。


黒潮本陣では、他にもステッカーなどを購入しました。ラインナップは道の駅と似ています。
おまけ
実はジモッペイは、最初「最大還元を狙っても、5万円は使えないだろ」と思い、2万円しか入れずに過ごしていました。その後、宿に戻って色々調べていたら、山八商店やその他色々な場所で使えることを知ります。じゃあお土産を今のうちに買えばいいじゃん!と思いローソンまで行き、追加で3万円入金しました。
