副業初心者の私は、KDPを100冊近く作れば売れると思っていた。|「作ること」と「届けること」は別だった
前回のnoteでは、
「副業を始めたい。でも何をしたらいいか分からない」
そんな状態だった私がKDPを知って、最初の1冊を出版するまでにやったことを書きました。
今日は、その少し先の話を書こうと思います。
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✦ このnoteについて
私は営業事務として12年間、
「もっと良くできる」を考え続けた改善オタクです。
現在は36歳で会社員を退職し、
AI・KDP出版・WordPress・SNS自動化などに挑戦しています。
このnoteでは、私自身の試行錯誤や、
副業で困ったことを、どうやって仕組みに変えていったのか
を発信しています。
▶ はじめましての記事はこちら
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私はKDPを始めてから、ChatGPTに聞きながら大人の塗り絵を作り続けました。
最初は1冊作るだけでも分からないことだらけだったのに、気づけば100冊以上制作していました。
今も出版作業は続いていて、Amazonの本棚には90冊近くが並んでいます。
これまでnoteでも「100冊近く作った」という話は何度か書いてきました。
だから、もしかしたら読んでくださっている方の中には、
「で、100冊も作ったらどれくらい売れるの?」
と思っている方もいるかもしれません。
私だったら、たぶん気になります。笑
でも私は、これまで販売についてあまり書いてきませんでした。
今日は、そこも含めて書こうと思います。
結論から言うと、
100冊近く作ったからといって、思っていたように販売につながったわけではありませんでした。
これを書くの、正直ちょっと恥ずかしいです。
副業について発信している人の記事を読めば、
「最初に販売導線を考えましょう」
「誰に届けるのかを決めましょう」
「商品を作るだけでは売れません」
みたいな話って、普通に出てくるんですよね。
私も、そういう情報を全く見たことがなかったわけではありません。
なのに私は、
作りました。
しかも、100冊以上。笑
本棚に並べたら、少しずつ売れると思ってた
KDPを始めた頃の私は、
Amazonに本を出版して、本棚に作品を増やしていけば、
そのうち見つけてもらえて、少しずつ販売につながっていく。
そんなふうに思っていました。
だから私は、とにかく「作ること」に集中しました。
絵が描けるわけでもない。
出版経験があるわけでもない。
AIに詳しかったわけでもない。
最初の1冊なんて、本当に分からないことだらけでした。
画像をどう作るのか。
Canvaでどう編集するのか。
表紙はどうするのか。
KDPの設定はどうするのか。
分からないことが出るたびにChatGPTに聞いて、やってみて、失敗したら直す。
そして1冊作れるようになると、今度は、
「もっと早く作れないかな」
を考え始めました。
毎回ゼロから考えなくても作れるようにする。
一度迷ったところは、次に迷わないように残す。
同じ作業をしているところは、やり方を決める。
もっと効率よくできるなら変える。
そうやって制作方法そのものをどんどん改善していきました。
気づけば、
「なんとか1冊出版できた」
が、
「100冊近く作れた」
に変わっていました。
ここまで作れるようになったこと自体は、今でも自分の中ではかなり大きな経験です。
そして、100冊近く作る中で、
毎回ゼロから考えなくても次の1冊を作れるように、
制作の流れを何度も見直してきました。
画像をどう作るか。
どう編集するか。
どうやってシリーズとして増やしていくか。
どこで迷いやすいのか。
何を最初に決めておけば、次からもっと早く作れるのか。
100冊近く作ったからこそ分かったことを、
今はひとつの再現マニュアルとしてまとめています。
これは、
「とにかく100冊作りましょう」
というものではありません。
1冊作るたびに最初から迷うのではなく、
2冊目、3冊目、その先も作り続けられる形を最初から作っておくためのマニュアルです。
私は、この「作り続けられる仕組み」を作ったことには、今でも自信があります。
KDPを始めたことも、
100冊近く作ったことも、
全く後悔していません。
むしろ100冊近く作ったからこそ、
制作については「最初からこうしておけばよかった」と言えることがたくさん増えました。
ただ。
今振り返ると、
私はその「作る仕組み」に全振りしすぎていました。
作り続けられる仕組みは作った。
でも、
作ったものを届け続ける仕組みは作っていなかった。
ここが、私に抜けていたところでした。
たぶん、12年間ずっと営業事務だったことも関係している
最近になって、
「なんで私はこんなに作ることばっかり考えてたんやろ?」
と思ったことがあります。
私は会社員時代、12年間営業事務をしていました。
営業ではありません。
営業の人が仕事を進めやすいように、
見積を作る。
受発注する。
納期を調整する。
在庫や倉庫と調整する。
お客様からの問い合わせに対応する。
ずっと、営業を支える側でした。
そして私は、その中でも特に、
「どうしたら仕事をもっと楽に回せるか」
を考えるのが好きでした。
同じことを何度も確認しているなら、確認しなくても分かるようにしたい。
毎回説明しているなら、マニュアルにしたい。
管理しにくいなら、管理方法を変えたい。
一度やったことなら、次はもっと早くできるようにしたい。
だからKDPでも、
一冊作ったら次はもっと早く。
一度迷ったら次は迷わないように。
毎回考えているなら仕組みにする。
自然とそっちに行ったんだと思います。
でも私、
営業そのものはやったことがなかったんですよね。
商品をどうやって知ってもらうのか。
誰に届けるのか。
どうやって興味を持ってもらうのか。
どうやって購入までつなげるのか。
営業のサポートは12年間してきたのに、
自分の商品を自分で売ることについては、本当に初心者でした。
だから、
Amazonに本を並べるところまでは一生懸命やった。
でもその先の、
「で、この本の存在をどうやって知ってもらうの?」
が、すっぽり抜けていました。
今考えれば当たり前です。
どれだけAmazonの本棚に本を並べても、
存在を知られていなければ、手に取ってもらうきっかけもありません。
本棚に並べることが、販売することではなかった。
もっと言えば、
作ることと、届けることは、まったく別だった。
私は100冊近く作って、やっとそこに本気でぶつかりました。
SNSも、ずっと「見る側」だった
そしてもう一つ、私にとって大きかったことがあります。
それまでの私は、SNSをほとんど「見る側」として使っていました。
Instagramを見る。
YouTubeを見る。
誰かの投稿を見る。
自分から何かを発信するというより、完全に見る専門でした。
でも、自分で商品を作ったらそうはいきません。
今度は自分が、
「発信する側」
にならないといけない。
何を投稿したらいいのか。
どうやったら見てもらえるのか。
どうしたら興味を持ってもらえるのか。
そもそも、自分の商品についてSNSで発信するってどういうことなのか。
全部分からない。
100冊作るための工程は、どんどん改善できました。
どうすれば次の1冊をもっと迷わず作れるか。
どうすれば同じところで何度も止まらずに済むか。
どうすれば、作品を積み上げ続けられるか。
ここについては、
100冊近く作った今でも、
「この考え方は間違っていなかった」と思っています。
KDPは、
1冊作って終わりではなく、
続けて作品を積み上げていけることも大きな魅力だと思っています。
だから私は今も出版を続けています。
ただ、
当時の私にはもう一つ、
同じくらい必要な設計がありました。
「作ったものを、どうやって届け続けるか」
です。
私は、
「作る仕組み」はかなり細かく作ったのに、
「届ける仕組み」については本当にゼロからでした。
今、これからKDPを始める人に伝えるなら、
「たくさん作らなくていい」
とは思いません。
むしろ、
続けて作れる仕組みは、
できるだけ早い段階で作っておいた方がいいと思っています。
ただ、
それと同時に、
最初の1冊を作る頃から少しずつ、
その本をどうやって届けるのか
も考えておいた方がいい。
誰に読んでもらいたいのか。
その人は、どうやってこの本を知るのか。
Amazonの本棚に並べたあと、
どこから作品を見つけてもらうのか。
最初から完璧な販売設計なんてできなくてもいいと思います。
私も今でも試行錯誤しています。
でも今なら、
はっきり分かります。
「作り続ける仕組み」と「届け続ける仕組み」。
KDPを積み上げていくなら、
本当はこの二つが必要だったんだと思います。
私は先に、
「作り続ける仕組み」だけをものすごい勢いで作りました。笑
だからこそ、
100冊近く作ったあとに、
今度は本気で、
「届けるってどうしたらいいんやろ」
を考え始めることになりました。
そこで最初に始めたのがInstagramでした
KDPの本棚を増やしていた頃、
「まずは作品を知ってもらわないと」
と思ってInstagramを始めました。
大人の塗り絵は、画像で見てもらえるものです。
だったらSNSで作品を見てもらえたらいいんじゃないか。
そう思って、約2ヶ月、Reelsを中心にいろいろ試しました。
でも、これが思っていたよりずっと難しかった。
最初の数秒でどうやったら止まってもらえるのか。
どういう構成なら最後まで見てもらえるのか。
何を撮ればいいのか。
どう見せれば塗り絵に興味を持ってもらえるのか。
画像を使ったり。
AIで動かしてみたり。
実際に塗っている動画を試してみたり。
いろいろやりました。
でも、思うように伸びたわけではありません。
今でも、
「どうしたら見てもらえる動画になるんやろ?」
は試行錯誤している途中です。
Instagramをやめたわけでもありません。
今も、もっと自分が続けやすい方法を試しています。
そして、この期間を無駄だったとも思っていません。
なぜなら、
「どうしたら作品を見てもらえるんだろう」
と考え続けた結果、
今の大人の塗り絵につながるブランドの世界観が生まれたからです。
最初は、一冊一冊の塗り絵をどう見せるかを考えていただけでした。
でもそこから、
花や光。
ドレス。
それぞれ違う世界。
その中にある物語。
少しずつ、
ただ本を並べるだけではない世界ができていきました。
この話は以前のnoteに詳しく書いているので、ここでは省きます。
でも振り返ると、
思うような結果にならなかったことと、やったことに意味がなかったことは全然同じじゃない。
Instagramで試行錯誤したからこそ、生まれたものがありました。
実はその頃、クラウドワークスにも挑戦していました
KDPやInstagramと同時進行で、
私はクラウドワークスでも仕事を探していました。
当時応募していたのは、主にライティングの仕事です。
「文章を書く仕事なら、私にもできるかもしれない」
そんなところから始めました。
ただ、初心者の私が応募できる案件では、
そのまま仕事につながるというより、
話を聞いてみると別のサービスやコミュニティへの勧誘だった、
ということもありました。
思っていたような、
応募する。
採用される。
記事を書く。
報酬をもらう。
とは、なかなかいきませんでした。
でも、ここでも一つ知ったことがありました。
ライターの仕事についてです。
それまで私は、
「ライター=文章を書く人」
くらいの認識でした。
でも当然、その先があります。
ライターが記事を書く。
記事を納品する。
運営する人がWebサイトに掲載する。
そして、その掲載先としてよく使われていたのが、
WordPressでした。
今では自分でWordPressのサイトを作っていますが、
当時の私は、
WordPressという名前すら知りませんでした。
「ワードプレス……何それ?」
本当にそこからです。笑
話を聞いていくうちに、
ライターが書いた記事を納品して、
それをWebサイトに掲載するときに、
WordPressというものがよく使われていることを知りました。
WordPressなら、いろんなことがつながるかもしれない
ちょうどその頃、
Instagramをきっかけに大人の塗り絵の世界観も広がっていました。
だったら、
その世界をSNSの投稿だけではなく、
ちゃんと置いておける場所が欲しい。
WordPressを自分で触れるようになれば、
今後ライティングの仕事をすることになったときにも使えるかもしれない。
自分で作ったサイトなら、
ポートフォリオにもできる。
そして何より、
私が惹かれたのが、
WordPressは「自分の場所」として積み上げていけることでした。
SNSの投稿は流れていきます。
でも自分のサイトなら、
今日作ったページも、
書いた文章も、
作った世界も、
自分の場所に残っていく。
「あ、これ私の好きなやつや」
と思いました。
考えてみれば、
KDPに惹かれた理由の一つも同じでした。
一度作った本がAmazonの本棚に残る。
WordPressも、
少しずつ作っていけば、
自分の場所として積み上がっていく。
だから私は、
今度はWordPressを作り始めました。
大人の塗り絵の世界を作って、
作品を並べて、
物語も置いて、
そこからAmazonの本へつながるようにしました。
KDPを始めた頃の私は、
まさか自分でWordPressまで作るなんて思っていませんでした。
Instagramで世界観が生まれて。
クラウドワークスでWordPressを知って。
別々にやっていたことが、
ここで少しつながりました。
でも、自分の場所を作っただけでは人は来ない
サイトができたときは嬉しかったです。
作品を置く場所ができた。
世界観も広げられる。
Amazonへの導線も作れる。
でも。
また同じところに戻ってきました。
「で、どうやってここを知ってもらう?」
WordPressという自分の土地を作っても、
そこに来てもらわなければ、やっぱり存在を知られません。
Instagramもある。
でも動画はまだまだ試行錯誤中。
そこで次に考えたのが、
Pinterestでした。
塗り絵なら、Pinterestと相性いいんじゃない?
大人の塗り絵には、
表紙がある。
中の塗り絵画像もある。
世界観を表現した画像もある。
だったら、
画像から探してもらえるPinterestって、
相性いいんじゃない?
そう思って始めました。
実際にやってみると、
投稿自体はめっちゃ簡単でした。
画像を選ぶ。
ChatGPTに、
「この画像ならどんなタイトルがいい?」
「説明文どうしよう?」
と聞く。
文章を作ってもらう。
Pinterestを開いて、
タイトルを入れる。
説明文を入れる。
リンクを入れる。
投稿。
できる。
全然難しくない。
「これいいやん」
と思いました。
……でも。
何枚か投稿しているうちに、
ものすごく私らしい問題が出てきました。
画像を選ぶ。
ChatGPTに聞く。
コピーする。
Pinterestを開く。
貼り付ける。
リンクを入れる。
投稿する。
そして次の画像。
また同じことをする。
難しくないんです。
やり方も分かってる。
ただ、
めっちゃ、めんどくさい。
できないんじゃない。
分からないんじゃない。
ただ、同じことを何度も繰り返すのがめんどくさい。
そして思いました。
「これ、毎回私がやる必要ある?」
このときの私はまだ、
この「めんどくさい」が、
Pinterestの自動化につながって、
その次にThreadsまで自動化して、
最終的に、
自分の仕組みを商品として売ってみよう
というところまでつながるなんて、
全く思っていませんでした。
ただ一つだけ思っていました。
「これ、自動でやってくれへんかな。」
このときはまだ、
この一言から、
Pinterestの自動投稿を作って、
Threadsまで自動化して、
さらにその仕組みを「商品にできるかもしれない」と考えるところまで進むなんて、
全く思っていませんでした。
ただ、
同じ作業を何度も繰り返すのが、
めんどくさかっただけです。笑
次回、
難しいからじゃない。「めんどくさい」から、私は自動化を始めた。
コードも書けない。
自動化の知識もない。
それでも、
「毎回やるのがめんどくさい」
から始まった、私の最初の自動化。
次は、Pinterestへの投稿を自動化しようとして、
私が実際に何をしたのかを書こうと思います。
私の遠回りが、誰かの近道になれば嬉しいです🌸
