安い物件はどこで探せばいいですか?
「安い物件は、どこで探せば見つかりますか?」
これから不動産投資を始めたい人から、よく聞かれる質問です。
物件価格が数十万円。
場合によっては10万円以下。
さらに、0円で譲ってもらえる家。
そんな格安物件の話を聞くと、
「特別な人脈がないと買えないのでは?」
「一般には公開されていないのでしょう?」
「不動産会社に行けば紹介してもらえますか?」
と考える人もいるでしょう。
結論から言うと、安い物件を探す方法は一つではありません。
空き家バンク、ポータルサイト、地元の不動産会社、現地での空き家探しなど、複数の方法を組み合わせることが大切です。
まず「安い物件」の基準を決める
物件を探す前に、自分にとっての「安い」を決めてください。
50万円以下なのか。
100万円以下なのか。
購入後の修繕費まで含めて、総額300万円以下なのか。
物件価格だけを見てはいけません。
例えば、10万円で家を買えても、残置物の処分に30万円、屋根の修理に100万円、水回りの交換に80万円かかれば、総額は大きくなります。
反対に、物件価格が100万円でも、ほとんど修繕せずに貸せるなら、結果的に安い買い物になる可能性があります。
最初に決めるべきなのは、購入価格の上限ではありません。
「購入費、諸費用、修繕費を含めて、総額いくらまで出せるか」です。
1.自治体の空き家バンクで探す
最初に確認したいのが、自治体の空き家バンクです。
空き家バンクには、所有者が使わなくなった家や、相続後に管理できなくなった家などが登録されています。
一般的な不動産市場では売りにくい地方の古い家が、低価格で掲載されていることもあります。
物件によっては、自治体の移住支援や改修補助を利用できる場合もあります。
ただし、注意点もあります。
情報の更新が遅い。
すでに交渉中でも掲載されている。
居住や移住が条件になっている。
賃貸目的の購入が認められない場合がある。
仲介が入らず、当事者同士で話を進める場合がある。
安いからといって、すぐに契約してはいけません。
利用条件、建物の状態、境界、接道、登記の内容などを必ず確認してください。
2.不動産ポータルサイトで探す
次は、大手の不動産ポータルサイトです。
「そんな普通のサイトに格安物件があるの?」
と思うかもしれません。
しかし、価格の上限を低く設定し、築年数を広げ、地方まで対象にすると、古い戸建が見つかることがあります。
検索するときは、次のような条件を試してみてください。
価格を100万円以下、300万円以下に設定する
築年数を指定しない
駅からの距離を広げる
エリアを市単位ではなく県単位にする
「古家付き土地」も確認する
新着情報を毎日見る
格安物件は、掲載されたまま長期間売れないものと、掲載直後に問い合わせが集中するものに分かれます。
良さそうな物件を見つけてから考え始めるのでは遅いこともあります。
事前に自分の購入条件を決め、気になる物件が出たらすぐ問い合わせられる状態をつくっておきましょう。
3.地元の不動産会社に聞く
インターネットに掲載される前の物件を知りたいなら、地元の不動産会社へ相談する方法があります。
特に、長く地域で営業している不動産会社には、
「相続した家を手放したい」
「荷物が残ったままでも売りたい」
「値段より、早く処分したい」
といった相談が入ることがあります。
ただし、不動産会社へ行って、
「安い物件があったら教えてください」
とだけ伝えても、紹介されにくいでしょう。
次のように、購入条件を具体的に伝えることが大切です。
「○○市周辺で探しています」
「物件価格は100万円以下が希望です」
「残置物があっても検討できます」
「修繕が必要な古い戸建でも大丈夫です」
「現金で購入できます」
「紹介されたら、すぐ現地を見に行きます」
条件が具体的で、実際に動く人だと分かれば、不動産会社も物件を紹介しやすくなります。
一度名刺を渡して終わりではありません。
定期的に連絡し、条件が変わっていないことを伝えるのも大切です。
4.街を歩いて空き家を探す
自分で地域を歩いて、空き家を探す方法もあります。
郵便受けにチラシがたまっている。
庭の草が伸び放題になっている。
雨戸が長期間閉まっている。
電気メーターが動いていない。
屋根や外壁が傷み始めている。
このような家は、空き家の可能性があります。
現地を歩くと、ポータルサイトには載っていない物件を発見できることがあります。
ただし、空き家に見えても所有者が定期的に使っている場合があります。
勝手に敷地へ入ったり、郵便受けを触ったりしてはいけません。
近隣住民へ強引に個人情報を聞くことも避けましょう。
気になる家があれば、地元の不動産会社に相談する、法務局で登記情報を確認するなど、正規の方法で所有者を調べます。
手紙を送る場合も、
「売ってください」
と一方的に迫るのではなく、
「今後の活用予定がなく、お困りであればお話を伺いたい」
という丁寧な姿勢が必要です。
5.知人や地域の人に伝える
意外に効果があるのが、自分が空き家を探していることを周囲に伝える方法です。
親戚。
友人。
勤務先の知人。
地元の工務店。
リフォーム業者。
司法書士や行政書士。
地域の商店や自治会。
こうした人たちは、空き家の所有者から相談を受けることがあります。
「古い家でも検討します」
「荷物が残っていても大丈夫です」
「管理に困っている空き家があれば教えてください」
と伝えておくことで、思わぬ情報が入る可能性があります。
ただし、紹介してもらったからといって、必ず買う必要はありません。
人間関係と物件の判断は分けて考えましょう。
安い物件が見つからない人の共通点
安い物件を探しているのに見つからない人には、いくつかの共通点があります。
一つのサイトしか見ていない。
問い合わせをせず、画面を見ているだけ。
現地へ行かない。
条件が曖昧。
安くて、きれいで、駅に近い物件だけを求めている。
一度断られただけで諦める。
安い物件には、安い理由があります。
地方にある。
古い。
修繕が必要。
残置物がある。
売主が管理に困っている。
すべての条件が良く、誰でも欲しがる物件が、極端に安く売られることはほとんどありません。
どの問題なら自分で解決できるのか。
どの問題は絶対に避けるのか。
自分の基準をつくることが、格安物件を見つける第一歩です。
探す時間がない人は、物件配信サービスを利用する
安い物件を自分で探すには、かなりの時間がかかります。
複数のサイトを毎日見る。
自治体ごとの空き家バンクを確認する。
不動産会社へ連絡する。
現地へ行く。
所有者の情報を探す。
会社員や子育て中の人には、すべてを自分で行うのが難しい場合もあります。
また、初めての人は、
「どの物件を見ればいいのか分からない」
「問い合わせる前に掲載が終了してしまう」
「探しても高い物件ばかり出てくる」
という壁にぶつかります。
そんな人は、格安物件の情報を受け取れる物件配信サービスを利用する方法があります。
自分ですべての情報源を巡回する代わりに、条件に合いそうな物件情報を受け取れるため、探す時間を減らせます。
AMサロンの案内ページでは、
毎月200件以上の格安物件(0円~50万円以下)の情報が配信されてきます。
さらに格安物件情報の共有に加え、LINEやZoomでの相談、物件見学会、購入時のアドバイスなども紹介されています。サービス内容、料金、契約期間などは、申し込む前に公式ページで確認してください。
▼格安物件の配信・サポートについてはこちら
空き家情報の窓口・物件情報サービスの詳細を見る
配信された物件を、そのまま買ってはいけない
物件配信サービスを利用しても、最終的に判断するのは自分です。
紹介されたから安全。
安いからお得。
他の人も検討しているから急いで買う。
このように考えてはいけません。
現地を確認する。
登記を調べる。
修繕費を見積もる。
周辺の家賃相場を調べる。
賃貸需要を確認する。
売却できる可能性も考える。
配信サービスは、物件を探すための入口です。
利益を保証してくれるものではありません。
情報を受け取った後、自分で調査して判断することが大切です。
最後に
安い物件は、待っているだけでは見つかりません。
空き家バンクを見る。
ポータルサイトを検索する。
地元の不動産会社へ相談する。
街を歩いて空き家を探す。
周囲に空き家を探していると伝える。
まずは、自分でできる方法を一つずつ試してください。
実際に探すことで、物件を見る目も育っていきます。
それでも見つからない。
毎日探す時間がない。
どの物件から見ればいいのか分からない。
そんな場合は、物件配信サービスを活用するのも一つの方法です。
自分ですべてを抱え込む必要はありません。
大切なのは、情報を待つことではなく、情報が集まる場所へ自分から動くことです。
その行動の先に、最初の1軒との出会いがあります。
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