AIに任せても忙しい人へ。自分の作業時間を記録する3項目
AIの出力を待って、確認して、また指示を出す。任せたつもりなのに、ずっと画面を見ている。これでは、どれくらい楽になったのか分かりません。
そこで記録したいのが、AIの処理時間に加えて、自分が作業に使った時間です。細かな日報にならないよう、まずは時間と回数の3項目に絞ります。
記録するのは「時間・承認・修正」
1.自分が作業した合計時間
材料を集める、指示を入力する、出力を読む、コピーする、投稿する。自分が手を動かしたり、判断したりした時間を合計します。
AIの処理中に別のことができた時間は、作業時間に含めず分けておきます。画面を見ながら待つ必要があったなら、その時間は負担として残します。納期に関わる作業では、開始から完成までの経過時間も別途必要です。
2.承認した回数
AIから確認を求められ、「このテーマで進める」「この原稿を公開する」と判断した回数です。数え方を毎回揃えることを優先します。
3.修正を頼んだ回数
出力を見て、直してほしいと伝えた回数です。余裕があれば「体験を追加された」「形式が違った」など、理由を一言添えます。
そのまま使える記録欄
作業名と日付を付け、毎回この3項目だけ残します。時間が概算なら、概算と分かるように書いてください。
日付・作業名:
自分の作業時間: 分(実測/概算)
承認回数: 回
修正依頼回数: 回
気になったこと:任意で一言
記入例。以下の数字は説明用で、実測した結果ではありません。
作業名:体験メモからnoteの下書きを作る
自分の作業時間:18分(概算)
承認回数:2回
修正依頼回数:3回
気になったこと:メモにない成果が加わり、その確認に時間がかかった。
この記録なら、次は「メモにない成果を加えない」という指示と、材料の渡し方を見直す候補になります。時間だけでなく理由も分かると、次の修正を考えやすくなります。
「15分」は目標の例。確認を省く締切にはしない
小さな作業なら、自分が使う時間に仮の目安を置く方法もあります。たとえば15分。ただし、どんな記事も15分で仕上がるという意味ではありません。
題材が難しければ、事実確認に時間が必要です。上限に近づいたら、確認を省いて公開するのではなく、今回は下書きまでにする、扱う範囲を狭めるなど、作業を区切ります。
時間がかかった理由も、「AIへの指示が悪い」とすぐ決めつけません。元の材料が足りない、ツール間の移動が多い、慎重な確認が必要な内容だったなど、原因を分けて考えます。
速くなったかは、似た作業で比べる
短い体験記事と、調査が必要な解説記事では、所要時間が違って当然です。比較するなら、長さや内容が近い作業を選びます。
また、時間が減っても、修正漏れが増えていれば十分な改善とは言えません。完成したものが使えるかどうかも一緒に確認します。
現時点では、この記録方法による時短効果は示せていません。まずは次の作業一回分を残し、自分がどこに時間を使っているのかを見るところから始めます。
