貯蓄のはじめかた(お金の心配をしないで済むような備えをする) | 家計管理のきほん
貯蓄を 0 からスタートするなら、まずは生活費の半年分の金額を目標にしよう。
貯蓄のはじめかたとしては、少額でも構わないので、必ず毎月定額を積み立てる、という方法がテッパンだ。
月数千円でもいいので、水道光熱費や家賃と同じように毎月定額の支出として扱うことで、とにかく「毎月」「定額を」「積み立て」続ける。
毎月の積立額は、無理のない金額にして、続けることを優先しよう。
収入が増えたら積立額を増やし、余裕がないときは積立額を減額する。状況に応じて減額はOKだが、積立を止めてしまうのだけは、歯を食いしばって、なんとか回避する。
そして、この積み立て型の貯蓄については、自動振替にしておくことが重要なポイント。自動で積み立てできる仕組みにしておけば、時間が味方になってくれる。心が弱くても、自動的に貯蓄が積み上がっていく。
まずは、給与の入金口座の積立定期預金(自動積立)で生活費の半年分を貯める。無事に目標達成できたら、貯蓄用の口座に移す。
これで、晴れて「お金の心配をしないで済む備え」ができたことになる。
この貯蓄があると、転職や転居など、これは!と思うチャンスが訪れたときに挑戦しやすくなる。そして、病気や怪我など、想定外のピンチにも、落ち着いて対処できる。
これは「生活防衛用資金」として、いつでも引き出せるよう、銀行預金(一部は定期預金にしてもOK)にしておこう。
ちなみに、日々の節約を心がけて、毎月残った分を貯金する、というやり方はNG。
少額であっても毎月定額を貯蓄するということが、家計管理(=自分のお金を計画的に管理する)の基本の「き」であり、資産作りの始めの一歩だ。
貯蓄というと、少しでも有利な金利は?とか、効率的にお金を増やすには?という話になりがちだ。もちろん、お金を上手に運用していくことも大事だけれど、その前に「お金の心配をしないで済むような備え」を固めることが先決だ。
「運用でお金を増やす」のは、「お金の心配をしないで済むような備え」ができてからの、次のステップと考えよう。
投資信託など、銀行預金に比べて利率のよい運用は元本割れなどのリスクも伴うもの。すぐに使う予定のないお金であれば、短期的な株価等のアップダウンに一喜一憂する必要もない。これが、長期運用が着実な資産運用といわれる理由だ。
まとめ
「お金の心配をしないで済むような備え」として、生活費の半年分の貯蓄をする。生活防衛用資金として、必要なときにすぐに現金を引き出せるよう、銀行預金(基本は普通預金、一部定期預金でもOK)しておく。生活費用の口座とは別の貯蓄用の銀行口座にいれておく。
貯蓄の基本は、毎月の定額積み立て。必ず自動積立にすること。収入が増えたら積立額を増やし、余裕がないときは積立額を減額する。状況に応じて減額はOKだが、積立を辞めてしまうのはNG。少額でもとにかく続けることが大事。
生活費の半年分の貯蓄ができたら、「運用でお金を増やす」ステップに進もう。
貯蓄の次のステップ、運用については別の回でもう少し丁寧に説明する予定。
