142記事目 観察|転院から最期まで。――④9月3日―告別式から火葬〜終幕。
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■午前9時■
自宅を出発して、会場へ。
到着して、父を見る。
通夜は来られなかった参列者の方にも挨拶して。
午前10時に告別式が始まった。
■午前10時40分■
参列者で、棺に花を入れていく。

もちろん、Bさんも入れる。

■午後1時15分■
火葬炉の前に母、私、弟。
棺は焼け。
当たり前だけど、骨だけ、
骨の変色もあった。
それでも、五体満足であった。
箸渡し、最初の骨を骨壺へ入れる。
双子を同時に抱っこして、教える。
おじいちゃんは焼かれて、骨になったよ。
あの壺に入れて、お家に帰るんだよ。
とても熱いから、見ているだけだよ。
双子は箸を持ちたいとも言わずに。
じっと、父の骨を見つめていた。
■火葬場係員■
「おそらく、遺骨が全部入らないので、そのときは行政で供養致します。」
瞬間、母の顔を見る。
歪んでいた。
3分待ってください。
私は係員を止めた。
「宗教的な儀式ですか?」
いいから、3分待って。確認するから。
時間が惜しい。
私はすぐに葬儀屋に電話をかけ、
遺骨を全て持ち帰る方法を聞く。
単純だ。
骨壺と骨箱に分けて、持ち帰ればいい。
係員へ、続けてください、と伝える。
「骨壺に遺骨は全て入ります」
(!?オマエ、ナニイッテンノ??
さっきと言っていること違うじゃん。)
目的は達成できるから、何も言わない。
「喉仏を骨壺に入れると、この量だと潰れます。骨壺と骨箱の間に入れさせて、頂きます。振動で崩れるかもしれませんが、御了承ください。」
母の顔が再度歪む。
私は瞬間出力した。
喉仏は直接持ち帰ります。
「え!?あの、分骨はできません。手続きが・・・」
(コイツ、ほんと、わかりました、と言えんのか(怒)??)
「その辺りは、よく知っています。持ち帰るのに、問題ありませんから、持ち帰ります。」
流石に、係員は黙りました。
■午後2時30分■
会場に戻り、繰り上げ法要。
その間に、親族に頭を下げる。
先ほどはお見苦しいところを、申し訳ありません。
「いやいや、あの係の人、変だったよね」
そんな言葉をもらいました。
全て終了して、会場を後にしました。
■9月6日午前10時■
父母宅にて、初七日。
お坊さんは・・・私(笑)。
ホントに身内だけ。
読経して、雑談して。
父の遺影を見る。
奇跡の1枚。
良い顔だわー。
