見出し画像

キャンピングカーで行く西日本の旅⑧愛媛

前回のつづき

海沿いの道を走ること一時間で松山市は道後温泉へ。
夜は20時から道後温泉本館の「飛翔の間(貸切の休憩室)」を予約していた。

キャンピングカーの旅ということで寝るのが全て車内のため、一度は狭くない部屋で足を延ばして寝転ぶ時間がとれたらいいなと思い、あらかじめ予約をしておいたのだ。

「歴史」「伝統」などが好きなので国の重要文化財であるこの建物の一室を貸切できるなんて最高である。

前もって調べ抜いておいた、キャンピングカーも大丈夫な道後温泉駐車場に車を駐めた。その駐車場はそのまま本館までの道のりの間に足湯があったりするので、そこも良い。

早速、駐車後に足湯をまず楽しもうと向かった。
入れる人数がかなり限られており、その時はちょうど埋まっていたので入るまでに15分ほど待つことになったが、上から道後温泉本館など眺めているうちに時間は過ぎた。

向かって一番右側の椅子に座ったが、入ってみるとかなり熱く、あっという間に真っ赤になってしまった。お湯の出ているすぐ脇だったから余計に熱かったのかもしれないが、夏場に長く足を浸けて楽しむのはなかなか厳しいかもしれない。

足湯を楽しんだ次は、予約の20時までまだ時間があるので道後温泉商店街をぶらつき夕飯を食べることにした。

道後温泉本館前から道後ハイカラ通りへブラブラと。
そのうち道後温泉駅前に出た。

一通り、眺めて引き返す。夏目漱石の「坊ちゃん」ゆかりの地とのことで至る所に坊ちゃんが出てくるが、まだ読んだことがないのでそこまでの感動を味わえず、「せっかく来たのにもったいないことをした」という感覚が否めない。

気を取り直して、さあどこで夕飯を食べようかとお店を探す。
比較的新しくできたお店より昔からやっているようなお店に惹かれる傾向がある私の目に入ったのは「味倉」さん。
やはりご当地モノが食べたいところ、メニューに郷土料理が多々あるのを見つけここに決めた。

入り口脇に掲げられたこの板がまたよい

吊られているのはフグ
南予風鯛めし

「郷土料理 味倉特製 瀬戸の鯛料理」のメニューから南予風鯛めし、ひゅうがめし、鯛茶漬けなどを各々選んだ。

歯ごたえのある鯛の引き締まった身がかなり食べ応えのある一食であった。
南予風鯛めしはとろろがついているのでほぼほぼ丸のみしてしまいそうになるが、胃腸の弱い人はよく噛んで食べることを忠告したい。
大満足で退店。

再び商店街をブラブラしながら道後温泉本館へ。

マジックアワーの美しさ

夜の道後温泉本館はさらに雰囲気が増していい感じである。

飛翔の間の貸切の予約で「神の湯」と「霊の湯」のふたつのお風呂にも入れるのでまずは「神の湯」から。こちらはHPにも銭湯感覚で楽しめると書かれているようにたくさんの人が利用していて、世間での夏休み期間でもあったことから、言ってしまえば芋洗い状態という感じ。
浴室から出た後の脱衣所でもロッカー前が混みあっており、しばし裸で待機するほどに賑わっていた。

その後は二階の「霊の湯」へ。
こちらの利用は追加料金がかかるからか利用客の数がグッと減り、ゆっくりと過ごすことができた。
湯舟の真ん中には大国主命(オオクニヌシノミコト)と少彦名命(スクナヒコナノミコト)の御神像が。
選ばれし者(自分で選んだのだけれども)が神の元で静かに湯に浸かる、という気分。
なにか一気にふたつの階層を味わえたような、そんな感覚に見舞われた。

そのあとは貸し切り個室へ。
用意されたお茶と茶菓子をいただきながら、これまでの旅行で疲れた体を寝っ転がって癒した。

私は夕飯の南予風鯛飯でかなり満腹になってしまったので茶菓子は持ち帰ったが、翌日に食べたところとっても美味しかった。
また道後温泉に来ることがあったら、この茶菓子は館内の売店で売っていたので是非買って帰りたいと思う。

道後湯上り乃しらさぎ。おいしい。

時間が来て退館。
このまま道後温泉駐車場で寝ることも考えたが、翌日のスケジュールを考慮してすぐに出発することにした。

次に目指すは道の駅「とよはま」。
朝ごはんに本場のさぬきうどんを食べるため"うどんといったら香川県"の西の玄関といわれる場所まで進み、一夜を明かすことに。

香川県の西の玄関「道の駅 とよはま」
道の駅とよはまにて。瀬戸内海の夜空に輝く星たち。

「四国に行くなら絶対うどんを食べたい。」
夫がこれだけは外せないと旅行計画当初から望んでいた。

道の駅とよはまでは朝日が昇って明るくなると、そこにはたくさんの野良猫が。

また、敷地内には「黄金持神社」もあり、スパイダーマンのような恵比寿様とその隣の大黒様が朝日をバックに輝いていた。

朝の清々しい瀬戸内海を改めて眺め、本場のさぬきうどんを目指す。

いいなと思ったら応援しよう!

久美子|宿と服と畑 ここまでお読みいただきありがとうございます!いただいたチップは何か楽しめることに使わせていただきます!