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キャンピングカーで行く西日本の旅⑤島根

前回のつづき

16時過ぎに出雲大社に到着。
まず、駐車場から神楽殿の大きな日本国旗がちょうど降ろされるところが見えたが、その大きさに驚いた。

今年に入って二回目の参拝。私が1歳の時に家族旅行で訪れて以来、一度も来ていなかったのが42年の時を経て今年は二回も来ている。
前回は友人とであったが今回は家族で境内へ。広い境内、前回来た時には見過ごしていたものがいろいろと目に入る。
新しい発見にワクワクしながら、銅の鳥居へ向かっていたその時だった。

後ろを歩く次男が「えっ!?」と小さく叫んだ。
振り返ると、、

手のひらに何か茶色い汁状のものがついている。
...糞、そう、ウンだ。
頭についたのを手で触って判明。
午前中、鳥取での水木しげる記念館において私の頭にも落ちた。
今日1日で頭に糞が落ちる(=ウンがつく)こと2回。これは稀すぎやしないだろうか。
興味本位で調べてみると、頭に鳥の糞が落ちる確率は423万分の1と出た。それが1日に2回である。

次男は私のように運がついたなどと言って喜ぶことはなかったので、ちょうどその先にあった手水舎で、そちらの水を少し拝借して拭き取らせていただいた。(ちなみに私も水木しげる記念館のトイレでちゃんと拭き取ってはいる)

ひとハプニングを終え、銅の鳥居に近づくと太鼓が鳴り出した。
前回、参拝に来た時も鳥居の前で太鼓が鳴り出し、そのタイミングの良さに友人とかなり興奮したのだが、冷静に考えるとこのような大きな神社であればひっきりなしに祈祷が行われているだろうから、鳥居×太鼓のタイミングはそう珍しいことでもないのかもしれない。

まず拝殿で参拝し、御本殿へ。

銅の鳥居
拝殿
楼門。奥に御本殿

前回の来訪時は東から照らしていただいたアマテラス。今回は西におわします。

ピカー

素鵞社(御本殿の北にある)も回ろうと意気揚々と向かったが、御本殿より北側は16:30以降は入れないとのこと。
時間がちょうど16:30を過ぎたところだったのであきらめて東十九社と西十九社(神在月では八百萬の神々の御宿、平素は八百萬の神々を遥拝する御社殿)をお参りして神楽殿へ。

前回の時もぽっかりと出雲大社の上だけ雲がないように見えてかなり興奮したのだが、今回も神楽殿の上がそのようなことになっている気がするのは私だけだろうか。

今回の神楽殿の上
前回(2025.1.7)の出雲大社の上

神楽殿をお参りし、前回は御本殿の御朱印のみいただいて去ったので今回は神楽殿の御朱印をいただいて退去。

時刻はすでに17時前。
出雲ではさらに、自分の名字と同じ名の「長浜神社」に行きたいと思っていた(滋賀県長浜市に続いてここでも)。
しかしすでに夕方も日が暮れる時間帯に差し掛かり、どうしようかと悩んだ。子供達も疲れているだろうし、日も暮れ始めた中での神社参拝もいかがなものかと一回あきらめたが、車を走らせだすとやっぱりこの機会を逃したくないという思いが強くなり、「やっぱり行く!」と決めた。
出雲大社から長浜神社までは15分。いそげ!

稲佐の浜は車内から

17時を過ぎているので御朱印はもう無理だとあきらめていた。
「長濱」を名乗る身として長浜神社の御朱印は欲しかったなぁと惜しい気持ちをなんとか抑えて、長浜神社へ到着。

駐車場には国引き神話が。土地を布に見立て、縫い合わせると例えているのが面白い。服作りをしている身としては何か感じるところがある。

石段を上ると見えてきた拝殿。

お参りしようと賽銭箱に近づいて気づいた。
なんと!
そこには御朱印があるではないか!!!

思ってもみなかった展開に嬉しさと感謝で興奮がとまらない。

完全にあきらめていた御朱印。まさかこんなことがあるとは。
さらに由緒書を読んで驚いた、「妙見信仰」の文字。
以前、妙見信仰と古武術を合わせた妙見活法というものを数回受けたことがあり、長浜と妙見の二つに関係している(た)ことがなにか「呼ばれた」という気がしてならない。

来てよかったと心底感じながら退去。
そして今夜は国引き神話にもあった三瓶山で一晩過ごすことにした。

長浜神社近くのスーパーで食材を調達し、綺麗な夕日を眺めながら三瓶山を目指す。

三瓶山に向かいながら、三瓶山の麓より湧き出る三瓶温泉があると知り調べると、ハイ、出ました「三瓶温泉 亀の湯」。亀です!
先週拾って飼い始めたニホンイシガメの "長濱カシオペイア石子" を想いながら亀の湯に行くことに。

石子

地元の方に利用される共同浴場。亀の湯は無人であり、料金は備え付けの料金箱に入れる仕様。
私たちが入った時は1人のおばあちゃんがちょうど出てきたところで、最初は貸し切り状態だったのがひとり、ふたりと地元のご婦人が来てお湯に浸かりながら世間話をはじめる。
共同浴場があることで、たとえ高齢の一人暮らしをしていたとしてもここへお風呂に入りに来て、近所の人と裸の付き合いをしながらたわいもない話をするということは精神衛生上とても良い場になっているだろうなと思った。

古き良き日本の共同浴場を体験し、体も心もほっこりしながら三瓶山西の原駐車場へ移動。

駐車場に着くと大きなヒキガエルがお出迎え。
主(ヌシ)という感じがする。

我々以外止まっている車は見当たらず、適当なところに駐車して炊飯開始。
島根のソウルフード赤天ぷらをつまみにビールをいただき、その他湯豆腐&しゃぶしゃぶ、ごはんに納豆、めんたいこなどで夕飯を済ます。

トイレ横の外灯から離れた駐車場は真っ暗。空を見上げればそこには満天の星空が。椅子に座ってしばらく見入った。流れ星も見れた。

天の川

23時には就寝。車内冷房なしで夜を過ごせるようにと標高の高いところを選んだので、窓を開け放って寝た。外の空気が気持ちよかったからか、この夜はぐっすり眠ることができた。

つづく



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