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うんこの話をするつもりは、なかったんです。

うんこの話をしようと思う。

いや、違う。

本当は、うんこの話をするつもりではなかった。

こんにちは。たかっちです。

今日はもっとこう、人生について書こうと思っていた。

人との出会い。 別れ。 夢。 希望。 未来。

そういう、noteっぽいやつだ。

なのに、うんこが出てきた。

、、、、順を追って、説明させてほしい。

今、note界隈で「エッセイしりとり」という企画が行われている。
前の人のタイトルを受けて、次の人がエッセイを書く。
ゆるい、バトンリレーだ。

そもそもの話をすると。

私は先にひろさんへ、このバトンを渡していた。
「はい、次どうぞ」と、軽い気持ちで。

ところが、である。

私の投げたバトンが。

うんこになって、返ってきた。

しりとりのはずが、なぜか私のところへ、リバース。 しかも、お題は「💩」。

、、うんこ、である。

自分で投げたバトンが、うんこになって戻ってくる。

そんな競技、聞いたことがない。

つまり私は、大の大人が大真面目にうんこでエッセイを書かなければならない。

仕方がない。

腹を、くくった。


そもそも、うんこはどこから来たのか

朝、起きた。
コーヒーを飲んだ。
パンを食べた。

そして、うんこが出た。

ここで私は、ふと考えてしまった。

あのパンは、どこへ行ったのだろう。

さっきまで、あんなに美味しかったパンが。
わざわざバターまで塗った、あのパンが。

一度は確かに、私の中にいた。

それが今、目の前にいる。

いや、正確には「目の前」ではない。

便器の中にいる。

人生とは、わからないものである。

、、、そろそろ、読んでいるあなたが不安になってきた頃だと思う。

「私は今、何を読まされているんだ」と。

大丈夫。 私も、書きながら同じことを思っている。


うんこは、約束を守らない


次に、うんこの「性格」の話をしたい。

うんこは、こちらの都合を一切聞かない。

大事な会議の、直前に来る。
満員電車に乗った、その瞬間に来る。
家を出て、鍵を閉めた直後に来る。

「今じゃないだろ」というタイミングを、的確に狙ってくる。

逆に「今なら、いくらでも時間があるぞ」というときには、来ない。

うんこは、自由だ。

私たちは「うんこをする時間」を、自分で選んでいるつもりでいる。

だが、違う。

本当は、うんこの方に、時間を選ばれているのだ。

、、なんか、無駄に壮大なことを言ってしまった。


しかし、うんこにも事情がある


では、うんこは悪いやつなのか。

私は、そうは思わない。

だって、うんこは、悪意を持って出てきているわけではないのだ。

彼らにも、事情がある。

食べられて。
噛まれて。
胃で溶かされて。
腸を通って。
それでも、吸収してはもらえなかった。

そして、ここまで来た。

うんこだって、好きでうんこになったわけではないのだ。

、、、いや。

「彼ら」って、誰だ。


うんこは、私が生きた証だった


そう考えると、うんこを見る目が、少し変わってくる。

昨日までの私は、うんこを「ただの、いらないもの」だと思っていた。

でも、違った。

うんこは。

私が、生きた証だったのだ。

食べた。
飲んだ。
笑った。
生きた。

その結果として、今日もうんこがある。

つまり、うんこがあるということは。

今日も私は、ちゃんと生きているということ。


、、、いや。

やっぱり、違うな。

何の話だ、これは。


なぜ、うんこで感動しかけたのか


一瞬「いい話」になりかけたので、ここは心理学のせいにしておきたい。

うんこというのは、この世でいちばん平等なものだ。

赤ちゃんも。 社長も。 あなたの推しのアイドルも。

世界中の、みんながする。

人って「自分と似ているな」と感じる相手に、ちょっと親しみを持ったりするらしい。

だとすると、うんこは人類でいちばん大きな「共通点」ということになる。

そう思うと、なんだか世界とつながった気がして、少しじんとくる。

、、、こない。

やっぱり、こない。


そして私は、トイレを流した


私は、立ち上がった。

レバーに、手をかける。

流す前に、一度だけ見た。

さようなら。

ありがとう。


そして、たぶん、もう二度と会うことはない。

水を、流す。

ゴゴゴゴゴ。

うんこは、消えた。

私は、静かになった便器をしばらく見つめていた。

そこには、もう何も残っていない。

でも、私は知っている。

うんこは、確かにそこにいた。

そして私は、また明日も、うんこをする。

完。

#なんのはなしですか


P.S.この記事を書いていたら、娘がのぞきに来た。

「パパ、なに書いてるの?」

正直に、答えた。

「うんこの話」

その瞬間。

娘の目が、輝いた。

「え、うんこ!? やっばー!!」

うちの娘は、この世でいちばん、うんこが好きなのだ。

私が書いてきた数百本の記事の中で、いちばん食いついたのが、よりによって、うんこ。

、、、、まあ、ウケてるなら、いいか。


あっ、パンツのこと忘れた。


#エッセイしりとり


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