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【日常×身体管理】私の身体は「超ワンマン経営の老舗企業」? 難しい仕組みがスッと腑に落ちる「例え話(アナロジー思考)」の魔法


1. はじめに:身体の仕組みって、理不尽だと思いませんか?

こんにちは、シュガーです!

健康のためにランニングを始めたり、筋トレに励んだり、あるいは食事の量を少し控えてみたり。 自分の身体をより良く整えようと一歩を踏み出したとき、誰もが一度はこんな「理不尽な壁」にぶつかったことがあるのではないでしょうか。

「あんなに苦労してつけた筋肉なのに、仕事が忙しくて2週間サボっただけで、驚くほど一気に落ちてしまった……」 「食事の量をかなり減らして我慢しているのに、なぜか思うように体重が落ちない。それどころか、以前より太りやすくなった気がする……」

「私の身体は、どうしてこんなに意地悪で思い通りにならないんだろう」と、投げ出したくなってしまいますよね。 私自身、かつて膝のケガを経験したり、日頃のトレーニングを続ける中で、この身体の気まぐれさには何度も頭を抱えてきました。

しかし、ある「ものの見方」を取り入れたことで、この理不尽に思えた身体の反応が、実は「これ以上ないほど筋の通った、合理的な仕組み」であることに気づいたのです。

その見方こそが、今回ご紹介する「アナロジー思考(例え話で物事を考えること)」です。 今回は、私の大好きな「人体=会社の経営」という例え話をベースに、しなやかで健康な身体をラクに維持するための考え方のコツを優しく紐解いてみましょう!


2. アナロジー思考とは:難しい現実を「知っている世界」に置き換える知恵

「アナロジー思考」と聞くと少し難しそうに思えるかもしれませんが、要するに「複雑で分かりにくい物事を、自分がよく知っている別の事柄に例えて考えてみる」という思考の道具です。

昔、下の本を進められて読みましたが、わかりやすくまとまっていました

ただの言葉遊びのように思えるかもしれませんが、実は物事の「本質」を深く理解し、解決の糸口を見つけるために非常に役に立ちます。

例えば、お医者さんや専門書に、 「筋肉の維持にはエネルギー消費が伴うため、不活動状態における骨格筋のアトロフィー(萎縮)は恒常性維持における代謝効率化の結果である」 と小難しく説明されても、「うーん、よく分からないな……」と頭が滑ってしまいますよね。

これを、自分がよく知っている「身近な世界」に置き換えてみる。 私にとって一番しっくりきたのが、「自分の身体を一つの『会社』、脳をその『ワンマン社長』」に例えてみることでした。

このフィルターを通して自分の身体を眺めてみると、不思議なほどすべての謎がスッと解けていくのです。


3. 人体という会社:目標は「生存」という名の黒字維持

もし、あなたの中に「人体」という名の老舗企業があるとします。 この会社の究極の経営目標(パーパス)は何でしょうか?

「いつまでも美しく、若々しくいること」でしょうか。それとも「毎日を最高に快活に、文化的に楽しむこと」でしょうか。

実は、脳という名の頑固なワンマン社長にとって、そんなきらびやかな目標はどうでもいいのです。 この会社のたった一つの、絶対的な経営目標。それは「何が何でも、倒産(死)を回避して、明日も生き残る(生存)こと」です。

社長は、いつ何時、大不況(飢餓や災害)が襲ってくるか分からないと、常にビクビクしながら会社を運営しています。この「生き残り第一主義」という経営理念を頭に入れておくと、人体の不思議な行動の理由がすべて見えてきます。

① なぜ、使わない筋肉はすぐに衰えるのか?

不採算部門(コスト部門)のリストラ

筋肉は、身体を大きく動かしてくれる「現場の稼ぎ頭(運動部門)」です。 しかし同時に、動いていなくてもそこに存在するだけで膨大な基本維持費(基礎代謝・消費カロリー)を食い潰し続ける、「超高コストな金食い虫部門」でもあります。

  • 毎日ハードに運動している時(大繁盛期): 社長は「おお、この部門は毎日フル稼働で大忙しだな。維持費は高いが、会社(生命)を守るために不可欠だから、もっと予算(栄養)を注ぎ込んで部門を拡張しよう!」と判断します。これが、筋トレで筋肉が育つ状態です。

  • 運動をサボっている時(休業期): 社長は冷徹な目で監査に入ります。「おい、この運動部門、最近まったく仕事(運動)をしていないじゃないか。稼ぎがないのに、毎日高い維持費だけは一丁前に請求してくる。こんな不採算部門は、今すぐ人員を削減(筋肉を分解)して、予算(エネルギー)をカットだ!」


こうして、使わなくなった筋肉はあっという間に削られてしまいます。 これは身体の嫌がらせではなく、「会社の無駄な支出を削って、倒産を防ごうとするきわめて優秀なリストラ計画」なのです。

② なぜ、食べないと、かえって痩せにくく(太りやすく)なるのか?

売上激減に備えた「内部留保(貯金)」の死守

「食事の量を極端に減らせば、入ってくるカロリーが減るのだから、その分スルスルと痩せるはず」 そう考えて、極端な食事制限(絶食に近いダイエットなど)に挑む人は多いです。しかし、会社(身体)の側から見ると、これは大パニックの緊急事態です。

  • 毎日しっかり食べている時(売上潤沢期): 「毎日、安定してたくさんのお金(栄養)が入ってくるな。それなら、手元の貯金(脂肪)をわざわざ切り崩して持っておく必要はない。新規の設備投資(活発な代謝、髪や肌のツヤ、元気な活動)にどんどん資金を回そう!」 これが、しっかり食べながら健康的に引き締まっていく理想の状態です。

  • 急に食事を抜いた時(売上激減・大不況期): 社長の顔色は真っ青になります。「大変だ! 売上(食事)が昨日からほぼゼロになった! このままだと会社が倒産(餓死)してしまう! 今すぐ緊急の節約モード(省エネモード)へ移行しろ!」

社長はただちに以下の業務命令を下します。

  1. 「あらゆる経費(基礎代謝)を極限までカットしろ。体を冷やし、活動スピードを落として、エネルギー消費をケチるんだ」

  2. 「手元にある貯金(体脂肪)は絶対に切り崩すな! これが底をついたら終わりだ。むしろ、わずかでも入ってきた売上(食事)は、すべて貯金(脂肪)へ最優先で回せ!」


これが、食べないのに痩せなくなり、少し食べただけでドカンとリバウンドしてしまう「省エネ体質」の正体です。 お財布(栄養)がピンチのときに貯金を必死に守り、生活費を切り詰めるのは、家計でも企業経営でもごく当たり前の防衛策ですよね。


4. 身体の「言い分」が分かれば、こちらの対策も変わる

自分の身体が「優秀で、ちょっと心配性な経営者」であることが分かれば、私たちが健康維持やボディメイクのために取るべきアプローチ(対策)も、おのずとシンプルに見えてきます。

  • 筋肉を維持・向上させたいなら: 「社長、この運動部門は今、毎日ものすごい需要があって大忙しなんです! リストラどころか、もっと人員を増やさないと業務が回りません!」というアプローチ(定期的で、少しきつめの運動刺激)を、絶え間なく脳に送り続ける必要があります。

  • 健康的に脂肪を落としたいなら: 「社長、毎日安定して売上(質の良い栄養)は入ってきますから、安心してください。倒産の心配はないので、その奥に眠っている古い貯金(脂肪)を切り崩して、元気に会社を運営(活発な代謝)に使いましょう」と、身体を安心させてあげる必要があります。そのためには、ただ食べないのではなく、「低カロリーでも栄養価の高い食事を、決まった時間に3食きちんと摂る」ことが、最も近道になるのです。



5. おわりに:考え方ひとつで、身体の管理はもっと面白くなる

「つらい筋トレに耐える」「我慢のダイエットをする」と思うと、毎日は苦痛に満ちたものになってしまいます。

しかし、アナロジー思考を使って、 「お、社長がちょっと心配性になって経費削減を始めたな。よし、毎日ちゃんとご飯を食べて、不況は去ったと安心させてあげよう」 「サボったらすぐリストラが始まったぞ。あわてて現場(筋肉)に仕事を振らなきゃ!」 と、自分の身体という会社のコンサルタントになったつもりで、面白がりながら調整(マネジメント)してみる

この視点の切り替えひとつで、身体を動かすことも、日々の食事を選ぶことも、義務から「知的なパズル」へと変わっていきます。

ぜひ、あなたの身体の中にある「頼もしい老舗企業」の言い分に耳を傾けながら、お互いに気持ちよく明日を生き抜くための、最適な経営計画を立ててみてくださいね!




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