【登山×装備】万能なスマートウォッチは本当に必要か? HUAWEI「GT 6 Pro」を選んだ理由と、機能の「断捨離」という選択
1. はじめに:「何でもできる」に踊らされていませんか?
こんにちは、シュガーです。
先日、長年愛用していたスマートウォッチをうっかり破損してしまい、新しい機種に買い替えることになりました。
いざ家電量販店やネットのレビューを見てみると、今のスマートウォッチは本当に多機能です。
「電子マネーが使える」「最新のアプリが入れられる」「音楽が聴ける」
まるで手首にもう一つのスマートフォンを巻きつけるような進化を遂げています。
しかし、ここで一度立ち止まって考えてみてください。 「冬山でかじかむ指で、小さな画面を必死にスワイプしたことがありますか?」 「数万円もする時計を買ったのに、結局『歩数』と『時間』しか見ていない、なんてことはありませんか?」
今回は、私が次期スマートウォッチとしてHUAWEI(ファーウェイ)の「WATCH GT 6 Pro」を購入するに至った経緯と、世間の「多機能・高スペック至上主義」から抜け出し、自分の用途に合わせて機能を削ぎ落とす(断捨離する)選び方の工夫についてお話しします。
追記
純正バンドが使いずらいため、社外バンドのレビューも投稿しています。
2. 機種選定の条件と、あえて「PRO」を選んだ理由
私がスマートウォッチに求める条件は、非常にシンプル。
以下の2点を満足することでした。
見た目が良いこと(最重要):
日常や仕事でも常につけるものだからこそ、安っぽくない時計らしいデザインであること。(以前使っていたFitbit 3は、どうしてもこの見た目が好きになれませんでした)。登山で使えること:
GPSと標高計がついており、ルートの記録が取れること。
上記を満たすだけなら市場にはいくらでも該当品はあります。
しかし、登山機能の王様「Garmin(ガーミン)」は高価すぎ、コスパに優れる「Amazfit(アマズフィット)」はデザインが好みに合いませんでした。
結果としては見た目・機能・コストのバランスが最もよかった、HUAWEIのWATCH GTシリーズが筆頭候補になり、そのPROモデルを購入しました。
(25年発売のため、アマゾンなどで1万円以上安く手に入るのもポイント)
「無印のGT 6」ではなく、あえて高価な上位モデル「GT 6 Pro」を選んだのには明確な理由があります。
圧倒的な高級感と「傷への強さ」:
チタンとサファイアガラスで作られたPROの質感は、もはや高級時計そのものです。そして、アウトドアで岩や木にガシガシぶつけることを考えると、この「堅牢さ(傷への強さ)」は必須のスペックでした。
登山ツールとしての、地図機能の差:
PROと無印の両方でGPXによるルート作成はできますが、PROはルートに山の標高線やマップを重ねることができます。
一般登山であればなくても何とかなりそうですが、沢や雪山で使いたいなら、やはりほしい機能です。自転車ロガーとしての機能:
私はロードバイクにも乗りますが、PROは自転車機能が優れており、速度や軌跡だけでなく「仮想パワーメーター」まで表示できます。
(実際のパワーメーターと比べれば正確性は…)
男心をくすぐる「面白いおもちゃ」としては最高です(正規のパワーメーターを持っていれば連携も可能のようです)。
逆に言えば、「自転車には乗らない」「アルパイン登山をしない」「アウトドアでの傷はそこまで気にしない」という方であれば、もっと安価な無印の「GT 6」でも機能的には十分すぎると言えます。

実際の登山アプリの使用は下記の記事から。
3. 最大の落とし穴と「花びらマップ」という恐怖のトラップ
しかし、HUAWEIのガジェットを買う上で、誰もが直面する「最大の弱点」があります。
それは、アメリカの制裁によりGoogle Playから締め出されており、「有名なサードパーティ製のアプリを自由に追加できない」ということです。
多くのレビュアーはこれを致命的な欠点としますが、私は「スマホでやる方が楽なことは、スマホでやる」「登山機能は現在地と標高が分かれば十分」「決済機能は落とした時が怖いから不要」と割り切り、全く問題ないと判断しました。
ただし、この制裁に関連して、導入時に思わず手が止まる恐ろしいトラップ(ローカライズのバグ)が一つ潜んでいます。
時計と連携するHUAWEI独自の地図アプリ「Petalマップ」をスマホに入れる際、Google Playからはダウンロードできず、独自の「AppGallery」を経由するのですが……
ストア上に表示されるアプリ名が、なんと「花びらマップ」という、いかにも詐欺アプリのような怪しい直訳名になっているのです。
私も最初は「絶対に偽物だ、ウイルスだ」と本気で疑いましたが、なんとこれが正真正銘の公式アプリでした。これから導入する方は、この強烈な怪しさに直面すると思いますが、どうか安心して(?)ダウンロードしてください。
4. 操作性とハードウェアの正直レビュー:拡張性と「3つの弱点」
実際に手元に届き使い始めてみると、想像以上の「拡張性の高さ」に驚きました。
文字盤をカスタマイズすれば、自分が山で一番知りたい「標高」や「ロガーの情報」を常に表示させることができます。



また、必要な機能をダイヤルやスワイプですぐに呼び出せるよう配置できるため、分厚い手袋をしていても、ある程度自由に操作できるのは極めて優秀なポイントです。
しかし、良いところばかりではありません。実運用で見えてきた明確な「物理的なデメリット」も正直にお伝えしておきます。
そこそこ重い:
最新の軽量なスマートバンド等に比べると、やや重さを感じます。
一般的な金属製の腕時計と同じくらいですが、就寝時などには気になる人がいるかもしれません。
(私はすぐ慣れました。寝てても案外気になりません)付属バンドが蒸れる:
最初についているバンドは質感が良いものの、汗をかくとそれなりに蒸れます。夏場の使用や激しいスポーツを考えるなら、通気性の良い交換用バンドを用意するのが必須になりそうです。
(チタンバンド、ナイロンバンド、メタルメッシュバンドを入手して試したので、そのうち紹介します)ダイヤルが「敏感すぎる」:
操作性が良い反面、ダイヤルが少し敏感すぎます。自転車に乗っている時など、手首を曲げた際にグローブとダイヤルが擦れ、勝手に画面が切り替わってしまうという苦労が発生しています。
5. おわりに:用途を絞れば、最高の「特化型ツール」になる
「色々な機能があるから便利だろう」と、使わない機能のために高いお金を払ったり、スマホと同じことを時計でやろうとして操作の煩わしさにイライラしたりしていませんか?
自分が本当に欲しい機能(用途)だけを絞り込み、スマホとの役割分担を明確にすれば、Google Playが使えないというHUAWEI最大の弱点すら、全く気にならなくなります。
むしろ、「堅牢で、デザインが良く、バッテリーが長持ちする、最高の特化型ログツール」として輝き始めます。
実際の山に持ち込んでのトライも十分使える範疇でしたので、これから私の右腕の「相棒」として、大自然の中でじっくりと使い倒してみたいと思います。
スマートウォッチ選びで迷っている方は、「自分が時計にさせたい仕事は何か?」を、一度整理してみてはいかがでしょうか。
6.今後の投稿予定
GT6 PROをしばらく使って色々わかってきたので、近く以下の内容の記事を書く予定です。
①交換バンドについて(メタルバンド、ナイロンバンド、メッシュバンド)
②登山の使用とGPXの取り込み・作成について
③自転車ロガーとして
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