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【難関大学受験】地方から難関大学を目指すなら、中学3年までに英検2級を取る意味は高校入試のためだけではない


関東圏の上位中高一貫校、大阪の英検取得率は、地方公立高校から見れば「異常な」取得率です。
その認識の差が、3年後、いや6年後に決定的な差になります。


「英検2級なんて、高校生になってから取るものじゃないの?」


そう思っていらっしゃる保護者様や中学生の方は、残念ながら時代遅れかもしれません。

大阪府立高のトップ校を目指す受験生の6割が、すでに英検2級以上を取得した状態で入試に臨んでいるというのです。


そして、ここからが本当に衝撃的な数字です。

府立高のトップ校である北野高校では、受験生の95%が英検2級以上を保有してているそうです。
天王寺高校
でも85%、茨木高校でも84%という圧倒的な取得率を記録しています。三国丘(76%)、豊中(62%)、大手前(64%)も6割を軽く超えている状況です。

これは「加点されるから取っておくと有利」という程度の話ではありません。
英検2級は、もはや上位校合格の最低条件であり、合格パスポートそのものになっています。

私は最近初めて知りました。
大阪府の方にしてみれば普通かもしれませんが、私が住んでいる地方都市ではとても考えられず、正直、衝撃を受けました。

今回は、この差を現実のものと考えて、地方の公立中学生、公立高校生は彼ら彼女らとどう戦うべきなのかを考えてみたいと思います。


まず、得点保障制度の「重み」を理解する

なぜ、ここまで英検2級の取得が急激に広まったのでしょうか。それは2017年度から導入された「外部検定による得点保障制度」にあります。

大阪府立高入試では、英検・TOEFL iBT・IELTSの成績を入試得点に反映できます。

なかでも英検が中心で、2級を持っていれば英語90点満点中の72点(80%)、準1級なら90点満点(100%)が保障されます

当日の入試の点数と、外部検定の換算点の高い方が採用される仕組みです。


制度開始時の2017年は、外部検定を活用した受験生はわずか344人でした。しかし、7年後の2023年には3,999人と、10倍以上に膨れ上がったそうです。


この制度の本質は何でしょうか。

それは「英語のC問題を採用する上位校において、当日の入試で英検2級の72点を上回るのは極めて困難」という現実にあります。


開成教育グループ上席専門研究員である藤山正彦氏の分析によると、英語C問題の合格者平均点は2023年度で60.6点でした。

英検2級が保障する72点を、当日の試験で上回る生徒はほとんどいません。


C問題は長文読解が4~5題連なり、最後に難関の英作文が課されます。

制限時間はわずか30分です。

大学の共通テストに近い難易度の問題群を、中学3年生がその時間内で解ききるのは、文字通り「苛酷」と言えます。

だからこそ、英検2級の72点保障は「安全網」ではなく「必須装備」になりました。英検を活用した受験生の90%が、C問題を採用する府立高に集中している事実が、すべてを物語っています。


地方公立高校から見れば「異常な」取得率

ここで一度、視点を変えてみましょう。

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