見出し画像

ryuchellさんの祈りの日を迎えて 《2026年7月》

こんにちは。Akiです。

天国から言葉を届けてこられた故人の命日を 祈りの日 として、スケジュールアプリに登録しています。

7月12日の朝、スマホの通知音が鳴りました。

家事の合間にスマホを見ると、3年前に旅立たれた ryuchellりゅうちぇる さん(1995~2023)の名前がありました。

「どうぞ穏やかにお過ごしください…」

そっと手を合わせて、家事に戻りました。

家事を終えて、ひと息つきながらスマホを眺めると、インスタグラムのアプリに通知がついていることに気づきました。

インスタグラムをひらくと、小学生くらいの女の子の身体の変化について、小児科医が語るリールが流れてきたのです。

今まで気にもかけていないジャンルでしたが、思わず見入ってしまいました。

リールを最後まで見届けました。

でも、なぜ今日のこのタイミングで、この動画だったのか…。

不思議な後味が残ったまま、インスタグラムを閉じた瞬間でした。

ryuchellさんの穏やかな声が、心のなかに流れてきました。

お久しぶりです、Akiさん
ryuchellだよ

いつも気にかけてくれて本当にありがとう

さっき、Akiさんにみせた、あのインスタ
ちょっと心配よね

「これを見せてたんですか…。今どきの女の子ってそうなんですね。環境ホルモンの影響かな」

そうかもしれない

「男らしく」「女らしく」
っていう言葉も
ある意味大事なところでもあるし
「女じゃなければよかった」
って思うこともきっとあると思うの

「男じゃなければよかったのに」
っていうこともね

その人それぞれなんだけど
今そういうのがぐちゃぐちゃになって
良いところと悪いところが
だんだん浮かんできてる

今、ほんとそういう境目というか
潮の流れだと僕は思ってるのね

(慌てながら口元を押さえて)
やだ、「僕」って言っちゃった!
「わたし」に訂正させて
(ニコっとしました)

「はい(笑)」

うん でもはっきり言えるのは、
「これがわたし」っていう
「This is me」っていうところを
みんなしっかり持ってほしいの

世の中の風潮に流されない

周りが言ったから
「僕もそうだ」「私もそうなの」
っていうわけではないし
実際にそれならいいんだけど
特に身体に対しては
そういうところがものすごく出てくる

個性的でいいのに…

食べるもの、身に着けるものすべてが
そういうものに流されていくような
そんなふうにわたしは感じてたのね

今、心配しているのはそこなの

確かに周りの人たちを
大切に扱うことはもちろん大事

それと同じぐらいに
自分の体を大切に扱う

たとえばね、
「こういう病気が見つかったから嫌だ」
ってなったとしても
なぜそういう病気になったのか
っていうところも真摯しんしに受け止める

受け止めるのは、本当に大変なこと

でも、受け止めるっていうことは
その事実を知る、向き合う
すごく勇気があることだと思うんだけど
もしそんなことになったら
心のなかでわたしの名前を呼んで

「つらいよ、ryuchellそばにいて」でも
「りゅうちゃんなら何て言うのかな?」って

まあ、わたし今まですごく生意気なことばっかり
言ってきたと思ってる ふふふ(笑)

でも、自分は自分だと思ってきた証拠なのよ

まあ…、
一部の人たちに反感買ったかもしれない

でもやっぱり、同じような立場の人たちに
わたしというような存在を知ってほしかった

「りゅうは、りゅうだよ」
って生きてきたんだよ
(頬に人差し指を当てながら、
顔を少し傾けて笑顔を見せました)

Akiさん、今、午前中?

時計をみると、10時を過ぎていました。

「え?急に?…そうです」

いま、周りから
たくさんの愛がブワッと届いてるの

わたしのことを覚えてくれてた人たちから
たくさんの気持ちが届いて
すごく嬉しいです

その愛に応えられるように
わたしもこれから動きます
という一言を伝えたかったの

まだまだ、この国を明るくして
いかなくっちゃね

でも、わたしは後悔してないから
それがわたしの生きた証だから

話を聞いてくれてどうもありがとう

じゃあ、またあっちで呼ばれてるから
いくね

ryuchellでした
じゃあね

顔の横で両手を振っていました。

「ちょっと待って!結局あのインスタを見せてきた理由って…」

あ、それはね…

性の悩みって誰でもあるはずなの

本当に奥が深くて
バッシングもきつくて
理解されにくいよね

理屈では説明しにくい
でも抑えきれないところは
Akiさんがこうして発揮している
スピリチュアルな面とも
通じるんじゃないかなって
ちょっと思ったの

「…そういう見方はしてこなかったです」

そう?

 わたしとお話できるのだって
Akiさんの個性だよね?

もっと自分を出していいのよ

この1億2000万分の1人には
変わりないんだし

じゃあねー!

ryuchellさんは満面の笑みを見せて、スーッと消えました。


ryuchellさんは、ご自身の思いをテンポよく語ってきます。

特に「僕」とあえて言っておいてから「わたし」に言い換えて訂正させたところは、いわゆる「一人ボケツッコミ」のような軽快な流れでした。

そのユーモアな一面とリズムの良さで、受け手の心の緊張が少しほどけるので、まじめな話をしても、すんなりと和やかに受け取ることができます。

こんなにも思いやりがあふれるメッセージを伝えてこられるのは、どんな境遇におかれていても、私たちをそっと優しく見守っているからと感じました。

3回目の祈りの日に届いた、ryuchellさんの声でした。

お読みくださり、ありがとうございました。



▼ ryuchellさんが登場する記事 ▼

ryuchellさんに哀悼の意を込めて
ryuchellさんに祈りを込めて 《2025年7月》








いいなと思ったら応援しよう!

Aki  / 姿のない声を言葉に整える人 お読みくださり、ありがとうございます。