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石原慎太郎さん、石原裕次郎さんに哀悼の意を込めて

こんにちは。
見えない存在からの声を文字に起こしている Aki です。

今回は、作家で政治家の石原慎太郎さんと、俳優の石原裕次郎さんからの言葉をお届けします。

信じるか信じないかは、お任せします。
長いおとぎ話として読まれても構いません。


ある日の午前、買い物を済ませて、玄関に鍵を差し込むと、

Akiさん、久しぶりね
わたしの話を聞いてほしいの

歌手の美空ひばりさんの艶っぽい声が聞こえてきました。

このタイミングで声が聞こえてくるとは気恥ずかしくて、

「お、お久しぶりです…。どうされたんですか?」

わたしの友達が来てるのよ
話を聞いてくれる?

続いて、

んじゃ、あっきー 始めよう

(「あっきー」と呼ばれています)

ロックアーティストの hide さんの声も聞こえてきました。

意識を向けると、ラジオスタジオのなかで、hide さんとひばりさんがイヤホンを手に談笑して、その隣には石原慎太郎さんと石原裕次郎さんが横にならんで私に手を振っている画がみえました。

最近、hideさんが彼方の世界の方を招いて、ラジオ番組のような形で対談するスタイルが続いていますが、今回もそれだと悟り、

「急ぎます!」

買い物したものを冷蔵庫と冷凍庫に押し込んで、会話をメモする支度をして、気持ちも整えました。

hide:ということで今回も始まりました、hideのラジオでございます 今日のゲストは、んー なんだかとんでもないことになりましたね 偉大なスターを狭い部屋に閉じ込めるなんて失礼じゃないですか? もっと広いスタジオがなかったのかな…
ひばり:ふふ(笑)
hide:んまあ、あっきーのチャネリングに期待して…、大丈夫?

慎太郎さんのことも裕次郎さんのこともお名前程度しか知らず、初めてお話伺えるのか不安でしたが、逃げられるわけがありません。

「…やってみます」

hide:ん さて、今日のゲストはまずお一人目です 赤いドレスが魅力的な美空ひばりさんです!(拍手)
ひばり:(ほほ笑みながら)みなさん、こんにちは 美空ひばりです hideくん、Akiさん、お久しぶり
hide:続いて…、ひばりさんが声をかけられたんですよね?
ひばり:そう 前にhideくんと話したことを伝えたら「え、そうなの?」って言うから連れてきたの
hide:俳優の石原裕次郎さんと、元東京都知事であります石原慎太郎さんです お二方ともようこそお越しくださいましたー(拍手)
石原裕次郎さん(以下「裕次郎」):どーも、石原裕次郎です!
石原慎太郎(以下「慎太郎」):はい、どーも! Akiさん、気づいてくれてありがとね
hide:あっきー、どういう繋がりなの?

「今年7月に(参議院)選挙がありまして、そのあたりから政治家さんの話が動画サイトでちょこちょこ見かけることがありました。ここ数日前から、そこに石原都知事の演説動画も出てきまして、懐かしくてしばらく視聴したときがあったんです。それですよね?」

慎太郎:うまく見つけてくれて、ありがとう そういうところから切り込むこともやっていかないと忘れられてしまうかもしれないからね 俺の存在はどうでもいいんだけど、俺が主張した内容は忘れてほしくないっていう意味だよ、hideくん
hide:はい 僕は政治のことは全くもって無知ですが、最近のことはなんとなく耳に入るようになってまして… えっとー
慎太郎:ん Akiさんが視聴して、主張したことを理解してくれたことがとてもありがたかった けどね、僕とこうして話せることを本人の意識に全くなかったようだったので、弟を引っ張ってきて…
裕次郎:俺はひばりちゃんから話を聞いてて ひばりちゃんはhideくんと話をしたっていうから、hideくんと俺が行こうってなって…

「それって、あのときのことですか?」

数日前の出来事です。

裕次郎さんの出演ドラマ『太陽にほえろ』のオープニング曲が突然脳内再生して、タバコの匂いがしました。

昔、父がこのドラマを好んで観ていたなぁと思い出しながら、私は一人で洗濯物を畳んでいました。

タバコの匂いは外から入ってきたのかと思い、手をとめて窓を開けましたが匂いはしないし、誰もいません。

意識を向けると、hideさんと裕次郎さんがタバコを片手に親しげに立ち話している画がみえました。

「hideさんだけでなく裕次郎さんの姿にビビりました。意味が全然分からなくて…」

裕次郎:そう ならさ、4人で押しかけようってことになって ふふ(笑)
hide:だってさ

「ボケっとしてました。すみません…」

hide:では、石原さんご兄弟のお話を伺おうと思いますけど
裕次郎:じゃ、俺から
hide:裕次郎さんですね
裕次郎:まずはAkiさん、改めて初めまして 今までね、こうする(=霊視で誰かと対話する)ことに距離を置いていたの 本当に忙しくて、心休まるときがなかったから、ここに来てからは、ほとんど誰にも会わなかったんです もちろん、この世界の旧友たちとはたくさん話してきたよ でも、それ以外は一人静かに過ごしていました 生きていたときはね、一人の俳優として、歌い手として、社長として、何役もこなしてきて充実していて、『穏やか』っていう言葉は無縁だった いつか旅立ったときに楽しみにしようと思って、自ら無縁にしてきたっていうのかな 実際この世界にきてからは穏やかに過ごしてるよ、ようやくね あのとき、いろんなものを置いてきたけれど、時は経つもの 時代は変わるし、俺だっていつか過去になることくらい全くこだわっていない ただそれだけを皆さんに伝えたくてね モノクロからカラーに、そしてデジタルになったようで この一瞬が鮮明になって、人の心も鮮やかに彩り豊かになったのか… いつか俺と語り合おうね 裕次郎でした
慎太郎:じゃ、次はわたしが まずはAkiさん、気づいてくれて本当にありがとう あの演説を『古くさい』って言っている奴らには説教してくれ あの頃から日本はゆがみ、今はますます磨きにかかっている 都知事になれば、東京まるごと思いのままに、なんて思っているのは今の都知事さんだ なんのために首都の長になっているのか… 初めは良かったのになぁ 東京をどの方向に舵をきっていくのか すぐそばに迫っている両わきは氷山だと僕は思うよ 舵きりを誤れば『東京丸』はいとも簡単に沈没する せめて首都は岩盤のように堂々と安泰でいないと でも、俺の主張を取り上げてくれたっていうことは、やっぱり間違っていないだろ? そしてね、これらの問題を何十年経っても問題として残っている、このヤバさ(笑) さっさと解決するのが政治家っていうもんじゃないのかい? 庶民がすっかり疲れ果てているのを全くみえていない盲目な政治家さんたちは、もう一度、お金と日本の勉強をしなくちゃいけないね(笑) さ、俺はもうボケ老人だよ ボケ老人のたわごとに付き合ってくれて、本当にありがとう 石原慎太郎

「ありがとうございます」

hide:ありがとうございましたー
ひばり:hideくん、それからAkiさん いつもわたしたちの声に耳を傾けてくれて本当にありがとう わたしたちは華々しいところで活動してきたけれど、一線をしりぞけば、みんなと同じ日本人なの 普通にごはんをいただいて、普通に寝床で寝て、当たり前のように日々の暮らしを営んできたの こうして同じ日本語を話しているのだから、そろそろ色眼鏡は外してくださいね もう名前も肩書も関係ない世界で私たちはのんびり暮らしているの ただ、どうしても一声かけたいときだけここに来る 神様にその許しを得てから来てますので、そこはちゃんとアピールしておいてね

「はい。ありがとうございます」

裕次郎:hideくん
hide:はい
裕次郎:これからメシ食いに行くけれど、一緒にどう?
hide:僕なんかが一緒に行っていいんですか?
慎太郎:おいおい、ひばりちゃんの話、聞いてなかったのかい?
hide:あっ
裕次郎:おいしい小料理屋を見つけてね 日本酒をたっくさん仕入れてるところなんだ
hide:ぜひ、お願いします! ってことで、本日のラジオはこれで終わります えー、さっきもお伝えしたように僕は政治のことは全くわかりません でも、政治のことはポップカルチャーのようにカジュアルに、歴史のことは堂々と話し合える時代がもう来てるんじゃないかなって、僕たちはそんな流れに感じてますよ では、hideでした んじゃ

「ありがとうございます」

hideさんが話し終えると、それぞれイヤホンを外して立ち上がり、顔を見合わせたまま、スーッと消えました。

この日の夜、裕次郎さんの声が再び届きました。

あのね、俺たちは『戦後のスター』とか
『ニューフェイス』とか言われてきた

戦争でぶっ壊された日本を
どうすれば活気づけられるのか
どうすれば古き良き伝統を残しながら
新しい文化を取り入れていけるのか
それしか考えていなかった

ただ、戦うことはね
勝ったとしても負の遺産もたまっていく

それは人の心にも重みになり
足枷にもなっていくんだ

それをどう払拭していけばいいのか
俺たちなりに考えて、動いた結果だよ

俺の背中をみて
たくさんの男たちがついてきてくれた
それは俺自身も分かっていた

だから後悔とか反省とかはない
俺の役目を果たした
ただそれだけのことなんだ
いつかまた話そうね じゃあ

「ありがとうございます」


今回は、慎太郎さんの辛辣なコメント、裕次郎さんの貴重なコメントを伺うことができました。
 
謹んで、石原慎太郎さんと石原裕次郎さんに哀悼の意を表します。

そして、美空ひばりさん、hideさんのご尽力に感謝します。
 
 

長文をお読みくださり、ありがとうございました。









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Aki  / 姿のない声を言葉に整える人 お読みくださり、ありがとうございます。