国家といふもの(Ⅱ)ー資本主義ゲームチュートリアル④
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伝え語り
はじめに
前回の記事において、資本主義経済を設計するうえで大前提となる関係:
$$
資本収益率(r) > 経済成長率(g)‥‥(1)
$$
を成立させる客体かつ舞台として国家を登場させた。その国家は資本家・政府・国民という三層構造を有しているように見えることも下記のエッセイで記述した。
本記事ではこの国家の運営形態に焦点を当ててこのような考え方もできるのではないか?ということを述べてみたい。
1. 法人格とは何か?
法人格とは、人間ではないが「権利と義務」を持つ存在のことを指す。
企業、財団、NPO……これらはすべて「法人」として扱われる。
契約を結べる
財産を所有できる
裁判で訴えられる
つまり「法律上の人間」として認められた存在だ。
企業をひとつの“擬似的人格”とみなすことで、複雑な社会活動が可能になる。
2. 国家もまた法人格であるように見える
国家は「共同体」として語られるが、実際には企業に似た性質を持つ。
税収=国家の売上
軍隊=国家のセキュリティ部門
外交=国家の営業活動
官僚機構=バックオフィス
そして「株式」に対応するのは国債である。
国家は自らの信用力を証券化し、それを資本市場で売買可能にすることで資金を調達している。
投資家は国債を購入することで国家株式会社の「株主」に準じる立場を得る。
つまり国家は内側では国民からの税収で経営を回し、外側では国債を通じて国際資本市場から評価=株価を突き付けられる巨大法人に類似している。
この対応関係を見れば、国家は単なる共同体ではなく、法人格としての巨大な経営体のように見えてくる。
3. 法人型経営システムとしての国家
国家は感情を持たない。
「国民を守る」というナラティブ(物語)は存在するが、その裏では法人型の経営システムが冷徹に働いている。
国家は所有者(資本家)にとって最大の利益を生み出すためにデザインされた装置である。これは前回のエッセイで述べたとおりである。
もしそうであるならば、国境や憲法、教育や文化さえも、そのシステムのパーツとして調整されてきたと言えるのかもしれない。
影で蠢く編集部
時刻:同日 21:40
場所:クロヤシ編集局・残業フロア
話者A:編集長(`・ω・´)
話者B:新人(;・∀・)
(;・∀・) < なんか難しい話ですけど、要するに国自体が会社みたいな立ち位置って理解でOK?
(`・ω・´) < たぶん合ってる(キリッ
(;・∀・) < ってことは僕らって国家という会社の従業員・・・。
(`・ω・´) < そうかもね~
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(`・ω・´)<同志たちよ、スキを投じよ!我々の宇宙船はコーヒーとスキで飛ぶ!
(;・∀・)<……燃料軽すぎません!?
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