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【特別編】韓国人の僕がCafetalkで韓国語講師になるまで|応募・審査・面接・合格

普段このnoteでは、「뭐해?(何してる?)」「보고 싶어(会いたい)」「밥 먹었어?(ご飯食べた?)」のような、日本語に訳すことはできても、それだけでは伝わりにくい「テキストにない韓国語」について書いています。

でも今日は、少しだけ特別編です。

実は最近、Cafetalk(カフェトーク)で韓国語講師になりました。

僕は韓国人なので、韓国語を話すこと自体は当たり前です。でも、「韓国語を話せるなら、韓国語を教えられるのか?」と言われると、実際にやってみるまでは僕自身も分かりませんでした。

今回は、韓国人の僕がCafetalkに応募して、審査、面接を経て、韓国語講師になるまで。その過程を書いてみようと思います。

## 韓国人だけど、韓国語を「教える」のは別の話


僕は韓国人です。そして、日本には20年以上住んでいます。

普段から韓国語と日本語、両方を使って生活しています。だから、韓国語を日本語に訳したり、日本語を韓国語にしたりすること自体は、僕にとってそれほど特別なことではありません。

でも、「韓国語を教える」となると話は別です。

例えば、「뭐해?」。

韓国人なら、ごく普通に使う言葉です。日本語に訳せば「何してる?」ですよね。


でも、「どんな相手に使うの?」「毎日送ってきたら、どういう意味?」「뭐해? と 뭐하고 있어? は同じ?」と聞かれると、単純に日本語へ訳すだけでは説明できない部分が出てきます。

韓国人として今まで感覚的に使ってきた言葉を、日本人に分かるように説明する。

これって意外と難しい。でも同時に、「自分ならどう説明するんだろう?」と考えると、ちょっと面白そうだとも思いました。


## Cafetalkの韓国語講師に応募してみた


そこで挑戦してみたのが、オンラインで語学などのレッスンを受けられるCafetalkでした。

講師になるためには、プロフィールを作って、自分の経歴を書いて、「自分はどんなレッスンができるのか」を考える必要があります。ここで早速、悩みました。


「僕は何を教えればいいんだろう?」

韓国語の先生は、すでにたくさんいます。文法を教える先生、発音を教える先生、TOPIK対策をする先生、初心者向けの韓国語を教える先生。

当然ですが、「韓国人です」というだけでは、講師としての特徴にはなりません。

じゃあ、自分だから教えられる韓国語って何だろう?

改めて考えることになりました。



## 僕だから教えられる韓国語って何だろう?


考えてみると、僕は韓国で生まれて、日本で20年以上生活しています。


韓国語と日本語が分かるだけではなく、韓国と日本で「言葉は似ているのに、感覚が違う」という場面を何度も経験してきました。


日本語に訳せば同じような意味になるのに、韓国人が聞いたときの距離感は少し違う。


教科書では正しい韓国語なのに、実際の会話ではあまりそう言わない。


逆に、韓国人同士なら普通なのに、日本人からすると「なんでそんなことを聞くの?」と感じる表現もあります。


このnoteでこれまで書いてきた「뭐해?」「보고 싶어」「밥 먹었어?」なんかも、まさにそうです。


だったら、教科書に書いてある韓国語をそのまま教えるだけじゃなく、


「韓国人は実際にはどう使うの?」

「この言い方と、この言い方は何が違うの?」

「韓国人が聞くと、どんな感じがするの?」


そんなところまで説明できる講師になればいいのかもしれない。

少しずつ、自分がやってみたい韓国語レッスンの形が見えてきました。


## そして、一次審査を通過


応募してしばらくすると、Cafetalkから一次審査通過の連絡が来ました。

次は面接です。


ここで、ちょっと緊張しました(笑)。


韓国語については、もちろん韓国人なので問題ありません。でも、「韓国語講師の面接って、何を聞かれるんだ?」これは分かりません。

そこで面接前に、どんなレッスンをしたいのか、どんな人に教えたいのか、初心者の方にはどう対応するのか、自分の強みは何なのか。

いろいろ考えてから、面接に臨みました。


## 面接は「韓国語のテスト」ではなかった


実際に面接を受けてみると、僕が想像していたものとは少し違いました。

単純に「韓国語が話せるか」を見るような面接ではありません。


むしろ、どんなレッスンを作っていくのか。自分の経験をどうレッスンに生かすのか。そんな話が中心でした。

その中で、僕自身もあまり意識していなかった自分の強みについても、アドバイスをもらいました。



## 「日本と韓国の両方を知っていること」が強みになる


僕は日本で20年以上生活しています。仕事も日本でしてきました。


だから、普通の韓国語会話だけではなく、韓国と日本の文化の違い、仕事で使う韓国語、ビジネスメール、日本と韓国のビジネスマナーや表現の違い。

こういった部分も、自分の経験を生かしたレッスンにできるのではないか。面接では、そんな話も出ました。

これは僕にとって、少し意外でした。


日本に長く住んでいることは、僕にとってはもう普通のことだったからです。でも、「韓国人であること」と「日本で長く生活してきたこと」。


この二つを組み合わせると、確かに自分だから説明できることがあるのかもしれない。

面接を受けながら、逆に自分の強みを教えてもらったような感覚でした。

## レッスン時間についてもアドバイスをもらった


もう一つ印象に残ったのが、レッスン時間についてでした。

最初は、25分程度の短いレッスンも考えていました。でも面接では、短いレッスンだけではなく、50分程度のレッスンを中心に考えてみることを勧められました。


確かに、実際に韓国語で会話をして、間違ったところを説明して、さらに「なぜこの韓国語になるのか」まで話していくなら、ある程度時間があった方がいい。

こういうところも、実際に応募してみなければ分からなかったことでした。


## そして、結果は――合格


面接が終わり、結果を待ちました。

そして届いた結果は、


「合格」。

こうして僕は、Cafetalkで韓国語講師として活動できることになりました。


韓国語は、ずっと当たり前のように話してきた言葉です。でも、その韓国語を「誰かに教えるもの」として本気で考えたのは、僕にとって新しい経験でした。

## 「韓国語を話せる」と「韓国語を教えられる」は違う


講師になるまでの過程で、一番感じたのはこれでした。

韓国語が話せることと、韓国語を教えられることは、同じではありません。

韓国人なら、「これはこう言うよ」とは言えます。


でも、「どうして?」「この二つは何が違うの?」「韓国人はどっちをよく使うの?」と聞かれたときに、日本人にも分かるように説明できなければいけません。

そして、その「どうして?」を考えていくと、教科書にはなかなか書かれていない韓国語の感覚が見えてきます。

あれ?

これって、僕がこのnoteでやろうとしていることと同じなんじゃないか。

そう思いました。

## 「テキストにない韓国語」を、今度は教える側から


このnoteのタイトルは、「テキストにない韓国語」。

日本語に訳せば、言葉の意味は分かる。

でも、その言葉に含まれている距離感や、韓国人が実際にどう感じるのかまでは、翻訳だけでは分からないことがあります。


これまでは、韓国人として感じることをこのnoteに書いてきました。

これからはそこに、「日本人に韓国語を教える側」として気づいたことも、少しずつ加わっていくかもしれません。


## 次回の特別編は「実際に教えてみた」


今回は、Cafetalkに応募して、韓国語講師になるまでを書きました。

でも、講師になったからといって、まだ話は終わりません。

実際に予約が入ったとき、僕は何を思ったのか。初めてのレッスンでは何を準備したのか。実際に日本人の方へ韓国語を教えてみると、何が難しかったのか。

そして、教えてみて初めて気づいた「テキストにない韓国語」はあったのか。

この続きは、

【特別編②】

「韓国人の僕が、初めて日本人に韓国語を教えてみた」

として、また書いてみたいと思います。

韓国語を「分かる」から「自然に使える」にしたい方へ

僕は現在、日本人の方にオンラインで韓国語を教えています。

レッスンでは、

「意味は分かる。でも韓国人ならどっちを使う?」
「文法は合っているけれど、もっと自然な韓国語にしたい」
「自分は次に何を勉強すればいい?」

そんな疑問を、一人ひとりの韓国語を見ながら一緒に整理しています。

もし少し興味があれば、noteのメッセージで

「レッスン」

と一言送ってください。

現在行っているレッスンの詳細を個別にお送りします。
質問だけでも大丈夫です。

普段の記事では、これまで通り、韓国語の言葉の裏にある「テキストにない部分」を書いていきます。

それでは、잘 자(チャルジャ)。

……そういえば、この「잘 자」も、日本語にすると本当にただの「おやすみ」なんでしょうか?

次は、この話を書いてみようと思います(笑)。


特別編②はこちら


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