記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

【瞬きすら許さない / ジョー・キャラハン】 感想

こちらは東京創元社様のゲラ版先読みキャンペーンにて当選して、頂いたものになります!
ありがとうございます!!


【どんな人にオススメ?】
・読みやすい海外作品を探している方
・おもしろい現代海外ミステリを探している方
・バディものが好きな方
・新鮮味を求めてる方
・緊迫感を求めてる方
・一風変わったミステリが読みたい方


(合わなさそうな方)
・口喧嘩が見たくない方(表現ムズいな……)
・ドストレート本格ミステリが読みたい方

捜査はするんだけど、
「こんなトリックが…!」
とか
「このロジックすごい…!」
みたいなのは出てこないので、そこだけ期待しすぎないように…!


【ジャンル】
・誘拐ミステリ
・ホワイダニット
・近未来SF警察ミステリ
(言い表すならこんな感じ…?)

THE 警察小説って感じじゃないんだけど、中身はちゃんと警察が動く話ではあるからジャンル分けが難しい

とりあえずAIを相棒に据えて主人公が女性警視正だから、近未来ではあるな〜って感じ



【あらすじ】


警視正のキャット・フランクは昔気質かたぎの刑事だ。
事件現場を歩き、容疑者の眼を見ることが捜査の核心だと信じている。
未解決の失踪事件を専門とする新チームを率いることになった彼女は、ロックという名の人工知能(AI)に出合う。
この新世代の「捜査官」は、ホログラムの体をもち、統計データに基づいて事件解決を支援するのだという。
刑事の直感を信じるキャットが、生意気なまでに合理性を重視するロックとぶつかりあいながら挑む、どこか不可解な失踪事件。
その捜査行は、やがて思いもよらぬ展開をみせ……。
英国推理作家協会賞受賞、二十一世紀の最前線をゆく傑作警察捜査小説!
 

東京創元社のnoteより引用

【めっちゃ簡単なあらすじ】


警視正のキャットとAIのロックが誘拐事件を捜査する!
直感を信じるキャットと、統計に基づき結論を出すロックの意見がぶつかり合いながらも互いに学び合う警察ミステリー!
 

【登場人物】

・キャット・フランク(女)
ウォーリックシャー警察の警視正

・ロック
人工知能捜査体エイド

・オコネド(女)
国立AI研究所NiAIRの教授

・マクリーシュ(男)
ウォーリックシャー警察本部長

・ライアン・ハッサン(男)
同警部補

・デビー・ブラウン(女)
同部長刑事


・キャメロン(カム)(男)
キャットの息子

・ジョン(男)
キャットの夫、故人

・タイロン・ウォルターズ
失踪人、ウォーリック大学学生

・ミセス・ウォルターズ(女)
タイロンの母親

・ミリー・バビントン
タイロンと同じ寮の学生

・リチャード(ディック)・サイクス

・ウィル・ロビンソン
失踪人

・ジル・ロビンソン(女)
ウィルの母親

・ジェラルド・ロビンソン(男)
ウィルの父親

・ショーナ・マクフィアソン(女)
ウィルの元ガールフレンド


見知らぬ人物ストレンジャー



警察側の人間と、誘拐された人の家族とその友人たち

 

【感想】

こちらの記事にネタバレ無し感想があります!


【書誌情報】

2023年1月に刊行の作品!(日本では2026年3月13日)

創元推理文庫!


【ネタバレ感想】

なんかピカチュウでてきて草


2つの事件を同時に捜査するミステリってあんま読んだことないから新鮮
どういう解決編になるんだろ


おお、ついに見知らぬ人物ストレンジャーの情報が少し出た!
年配の女性、誘拐?した人間に何かを施している模様(薬物実験?)


オコネド教授……
しかしほんとどの登場人物も人として動いてるな……すごいな……全然記号的じゃない


エックスじゃなくてツイッター呼びなんだ
(2019年に書かれたのでツイッターと表記されていることが謝辞で判明。
エックスへと変更されたのは2023年7月)


こえーーーこえーーーーーーーー
カムまじで帰ってきてくれ
カムまで誘拐されたのか?やめてくれよマジで


がちやめてくれカメラ故障してんだけど


いやーーーーなにそれアツ!!!!!
上司と部下に見離された(言い方悪い)けど、
オコネド教授とロックが協力してくれるのか!


うわやめてくれーーーー!(川から死体が見つかったシーン)
でも誘拐された人の視点で
「最新のものが入ってきた」
って言われてたから、それがカムだとして。

誘拐被害者を2人目として、誘拐被害者視点で死んでしまった被害者を1人目として。

そうするとカムより1人目が川から揚がった可能性が高いんじゃないかな??


よかった、カムじゃなかった


繋がった…!繋がり始めた…!
ウィルの父親がモイラ・マコーミックの主人の金を操作できる状態だったとは!


いや……………がち……とんでもないな……
ウィルの父親が指示役ってことだよな……
でもウィルの父親のやりたいこともわかるけど……


動機は
『まだ見ぬ癌患者のために、癌を治療及び根絶すること。
そのために癌になる可能性が高い若者を、許諾を得て人体実験していた(薬が承認されるには途方もない時間がかかるため違法行為でショートカットした)』

理解はできるけど納得はできないパターンだな……


自分の息子まで実験の手にかけて、しかもナンバーを振って誰がどのような状態になったかわからないようにするの、根っからの研究者だな……しかし残されたロビンソン夫人が浮かばれないな……


最終的に、キャットの “刑事のカン” とロックのAI能力を活かした捜査になっていくのアツいな
そして2人の溝が埋まっていく様子がとても読みごたえがあった
これは続編を読みたくなる作品


【思い出】

いやおもしろかった!!
こういうあんまり本格してないミステリーあんまり好みじゃないはずなんだけど、めちゃめちゃ楽しめて読めた!
読後感(評価?)だけ覚えてて、内容の記憶だけなくなってたとしたら自分なら迷わず買うだろうなあと思った

キャッチコピー、考えてみた!
【直感と統計が交錯する二重螺旋式ミステリ】

キャット・アンド・ロックシリーズの続編
Leave No Trace痕跡を残さない
Human Remains人骨
Body of Lies嘘の身体

があるみたいだからいつか読みたいな〜!
東京創元社さん、よろしくお願いします!!

いいなと思ったら応援しよう!

透三 - とーみ 本代にします! もしチップで読んでほしい本などあればメッセージください!読みます!