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Geminiの透かしが表示切替可能に


気になるニュース記事

発端となったのは、↓ の「窓の杜」さんの記事です。


米Googleは8月14日(日本時間)、「Gemini」で生成した画像、動画、音楽に自動で付加される、AIで生成されたことを示す透かしの表示をON/OFFできるようになったことを発表した。数日中には展開が完了する。

「Gemini」で生成した画像、動画、音楽のAI生成を示す透かし表示をON/OFF可能に - 窓の杜

記事によると、Google の「Gemini」で生成した画像や動画、音楽に付加されていたウォーターマーク(透かし表示)が、設定から ON/OFF できるようになったとのこと。

Gemini の画面左下にある[設定](歯車アイコン)から[メディアの透かし]で、表示の[オン]・[オフ]が選べるようになっているようです。

過去に熱弁していたこと

このニュースを見て、わたし自身はちょっと苦笑いしてしまいました…😅

というのも、↓ のように Nano Banana(Gemini の画像生成)のウォーターマークについて記事を書いていたからです。

このときは、「ウォーターマークは AI で生成したことを示す大切な識別子」「勝手に消したり隠したりするのは規約の精神や人間中心の原則に反するのでは?」といったことをわたしなりに熱弁していました。

さらに、NotebookLM で出力したインフォグラフィックを Gemini で再編集した際にロゴがぼやけてしまったときは、「見えにくいから消す」のではなく、Canva を使って鮮明なロゴをわざわざ上から配置し直したくらいです。👍

それだけに、「まさか公式機能でオフにできるようになるとは…」と、少しばかり肩透かしを食らったような気分になりました。😆💦

不可視な電子透かし

とはいえ、今回の変更内容をよく見てみると、納得できる部分もたくさんあります。

画像の右下に表示されるロゴマーク(可視の透かし)は、スライドや資料のデザインによってはレイアウトの邪魔になってしまうことがありました。それに、トリミングや消去ツールを使えば消せてしまうため、実質的な抑止力としては少し弱かったのも事実です。

今回のアップデートでも、目に見える透かしはオフにできても、目に見えない電子透かしである「SynthID」や「C2PA」メタデータはバックグラウンドに常に埋め込まれており、無効化できない仕様になっています。

つまり、「見た目の邪魔になるマークは消せるけれど、AI で生成されたデータであるという技術的な証明はしっかり残る」という形になったわけですね。

Google としても、見えない電子透かしの技術基盤がしっかり整ったからこそ、表示側の ON/OFF をユーザーに委ねる判断をしたのだと思います。

手元のアカウントで確認

気になったので、さっそく自分の環境でも Gemini の設定画面を確認してみました。

すると、↓ のようにわたしの私的な Google アカウントには、ニュースの通り[メディアの透かし]という設定項目がしっかり追加されていました。

個人アカウントの Gemini の設定画面

ただ… 職場の Google Workspace アカウントで確認してみたところ、こちらはまだ設定項目が表示されていませんでした。 ※そして、この設定状態で作成したのが、この記事のアイキャッチ画像です。右下にウォーターマークが入っていません。

順次展開(ロールアウト)のタイムラグなのか、それとも組織向けアカウントに対するポリシー管理の違いなのかは分かりませんが、学校や職場の環境で使っている方は、反映されるまでもう少し待つ必要があるかもしれませんね。😅

これからの向き合い方

設定で透かしをオフにできるようになったからといって、「AI で生成したことを隠して人間が作ったように見せてよい」ということにはならないはずです。

文部科学省のガイドラインにある「人間中心の原則」にもあるように、生成 AI の出力を利用する以上、最後は人間が判断し、成果物に責任を持つ姿勢が求められます。

目に見えるロゴを消せるようになったからこそ、利用する側の情報リテラシーや「どう開示して誠実に使うか」という姿勢が、より一層問われるようになった気がしますね…🤔

気になる方は、ぜひ Gemini の設定画面をのぞいてみてください。😘

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