ADHDにオススメのメモ書き方法|すぐに頭が散らかる人へ|#661C

毎日投稿661日目。少し前に「私は1日50枚くらいメモ書きをしている方が頭の調子がいいかもしれない」ことを発見した。

それから意識的にメモ書き枚数を増やして実験しているが、これが大当たりっぽいので今日はそのことについて書く。

タイトルに「ADHD」と入れたのは、頭が常にとっちらかっている人にはとりわけ効果を発揮するのではないかと思ったためで、診断が出ていなくても「頭の中がうるさくて必要なことに集中できない」といったことが思い当たる人はぜひ試してみてほしい。


そもそもメモ書きとは?「頭がよくなる」方法

そもそも「メモ書き」とは何か?

これは「ゼロ秒思考」という本で紹介されている「1テーマを1分で書く」という形式の速記的な方法だ。とにかく速度を重視して、頭の中に浮かぶものを書き散らしていくというメモの書き方になる。

「これを繰り返すことで、誰でも頭がよくなる」というのが著者の赤羽さんの主張で、そのためには毎日10枚以上書くことが推奨されている。

やり方は簡単で、A4のメモ用紙を使って、今頭に浮かんでいるものや考えたいテーマをタイトルにして、頭に思い浮かぶことをガリガリ書き出して書いていく。このような↓ものになる。

引用元:https://daitoku.site/zero-second-thinking-life-change/

私とゼロ秒思考の付き合いは3年前からで、ムラはあるもののだいたい1日10〜20枚くらいを書いている。

それで充分に高い効果を感じてきたので、「人生を変えてくれるツール・技術」として他者にもオススメしてきた。そして実際に私だけでなく、多くの人にとって「役に立った」という感想も耳に入ってくる。

人によって「合う・合わない」がある方法だが、一度しっかりと、ある程度の期間は真剣に取り組んでみてほしい。(この点では、私が激推ししている他のアイテム、タスク管理ツールの「タスクシュート」とも似ている。この2つはADHDにもオススメの二大ツールだ)

扱えれば劇的に生活改善、仕事の改善に貢献してくれるので、ちょっと難しいが「試さないと損」なツールである。


メモ書きに挑戦する際の注意点と解決案

私の感覚と観察では、メモ書きビギナーは「1日数枚」では効果がない。1日に分けて数枚ずつ書いて「合計10枚」でも効果が薄い。

初心者の方こそぜひ「きっちり1分で10枚を連続で書く」。これを1,2ヶ月は続けてみると、多くの人が効果を感じられるし、3ヶ月やって効果がないならやめてもいいと思っている。それでも、頭がとっ散らかって困る、生きにくい、と思う人は3ヶ月は試す価値がある。

「ちゃんと1分で終わること、逆に1分は書き続けること」というのもポイントで、ここを曖昧にしても効果が出ないのだが、これらを自分1人でやるのはなかなか難しい。

そのため「クラブハウス」というアプリを使って無料開催されている作業会を利用するのが1番のオススメだ。

毎朝7:30から60人くらいが集まってメモ書きを10枚書いている。人と一緒に作業することでメモを書く負荷を越えやすい。

誰でもウエルカムな優しい空気の場なので、興味がある場合はクラブハウスのアプリをダウンロードして登録し、上のリンクから参加してみてほしい。困っているなら特にその価値は高い。何かわからないことがあれば気軽にコメントください。


私の新しい発見「1日50枚書く」

で、このたびの新しい発見はこういうものだ。

私は自分が自覚していた以上に注意力が散漫で、頻繁にいろいろなことが頭に浮かぶため、その時に必要な作業に入るための手間がすごく多いっぽい。

「今、重要なのはAのタスクだ」として、それを自覚したところで、実行するための頭の中が発散しているので、まずはその発散物を片付ける必要がある。これを無視することができないのがおそらくADHDの特徴の1つなのだ。

過去には「すぐに作業に入れないのは甘えだ」と考えて自分に発破をかけ、なんとか「いきなり重要なことに手を付けよう」としてきたが、甘えだろうがなんだろうがこういう特性の人間はそれがうまくできない。

たまにスッと集中に入れる時もあるが、たいていの時はダメである。あと、タスク内容によってはまったくどうやってもダメ。

それが甘えかどうかはどうでもよく、重要なのは「どうにかして乗り越える(乗りこなす)」ことだ。

そんな乱れまくる集中力を、必要な作業に向けるために効果が抜群なのがメモ書きであり、私にとって頭の中をおとなしくするために有効な枚数が1日50枚くらいとわかったのが最近のことだ。


最速で脳内のつぶやきを処理するための技

ADHDの人にとって「最速で脳内のつぶやきを処理するための技」がこのメモ書きになりうる。これは副作用のない薬ではないかと思うほどだ。(時間と紙とペンを多く消費するのが副作用といえるか)

「これからAをするぞ」と決めたとしても、その前にB,C,D,,,,と頭に浮かびまくっているそれらを、処理せずにAに向かっても非効率で、しかし処理するために先にそれらに実際に着手すると1日が終わってしまう。

その「処理」を最速で完了する方法が躊躇なく実行する大量のメモ書きだと気付けたのは、書く枚数に制限をつけずに増やしてみたことによる。

私にとって盲点だったのは、「メモ書きは1日20枚くらいが相場だ」と思い込んでいたことだった。これをとっぱらって、自分の頭が常にクリアになるだけ書いてみると、メモ書きからさらなる恩恵があって驚いたという次第だ。

ADHDの人に多い「頭の中が常に様々な『声』で埋め尽くされている」ような状態では、まずそれらをクリアにしなければまともに作業もできない。

ライブハウスの中で小説を読もうとしても難しいことは想像できると思うが、そのような状態で無理に仕事をがんばろうとするのでなく、静かな部屋に移って取り組んだ方が良いに決まっている。

その「静かな部屋に移る方法」がゼロ秒思考のメモ書きというわけだ。あなたがそういった形で集中できずに困っているなら、ぜひ試してみてほしい。強烈にオススメする。


p.s.

「毎日メモ書きを50枚書いている」と言うと、すごいですねと言っていただいたりもするが、「枚数を多く書くことがすごい」なんてことは全然ない。

むしろ、わざわざ50枚も書かないと物事を進められない、重要なことに着手する「用意」が完了しない、というのは非効率極まりないちょっと残念なことだ。

それでも、それで仕事ができるようになるのならやった方がいいし、なんとかしようとがんばっているという点からは「すごいですね」がねぎらいと感じられて有り難い。

ADHDの人は普通よりも「用意」しなければならないものが多い。これは嘆いてもしょうがないことだ。私たちはそのような形に生まれている。

でもきっと、それをカバーするくらいの良い点も発揮できるはずだし、それは「自分を丸ごと肯定して活かしていけば」実現可能だと最近は思えるようになった。

そもそも誰もが「人と違う」のだ。

自分の特徴を否定せず、軽く見ず、受け入れ、観察し、いろいろなことを試すことだけが、誰とも違う「自分」を救う鍵だ。変化するためにアレコレ試しまくる。私も毎日変化を目指して試行錯誤している。

人と違う異常なことであったって自分がよくなればOKだ。メモ書きも最初はしんどいかもしれないけど、大きく救われる人はいる。現状をなんとか変えたいと努力している人を私はめっちゃ応援している。がんばっていこう。


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