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常念岳~蝶ヶ岳縦走①| いざ常念小屋へ

来年の槍ヶ岳登山を見据え、初めての2泊3日縦走へ。
最大の懸念は、8.1kgになったザックの重さでした。
鬼の軽量化をして臨んだ一ノ沢ルートで、私を苦しめたのは、意外にも荷物の重さではなく、むかつきとトイレの我慢。
二つの反省を抱えながらたどり着いた常念小屋では、憧れの槍ヶ岳が待っていました。


槍ヶ岳へ向け、初めての2泊3日縦走

2026年8月 いよいよ今年のハイライト山行です。
来年の槍ヶ岳登山に向けて、技術・体力を備えるための前座として目標にしたのが、

常念岳~蝶ヶ岳2泊3日縦走

北アルプスの入門と言われる、燕岳、そして唐松岳は登頂しました。
次のステップとして蝶ヶ岳と常念岳を選びました。

また、一泊二日の小屋泊登山は何度か経験済み。

ということで、二泊三日縦走にチャレンジです。

今年はこの登山に向けてトレーニングを重ねてきました。
7月に行った瑞牆山&金峰山もその一つです。

結果、悪天候、スタミナ、それなりの岩場には少し自信がついたところですが、一つ懸念点がありました。

それは、、、

荷重

です。

鬼の軽量化で8.1kg

二泊三日くらいの登山だと、荷重がどのくらいか、山友に聞いたり、自分でも見積もってみたところ

10キロくらい持てるようにならないと

ということでした。

しかし、

以前整形外科で、脊椎側弯症の進行を理由に、医師から、

「80g以上のものは持たないで」

と言われたことがあります。

もちろん、80gという数字を文字どおりの重量制限として受け取ったわけではありません。

「重い荷物を持つことはやめなさい」
そして私には、遠回しに「重いザックを背負う登山は控えたほうがよい」

と言われたように感じました。

その後の検査や、ほかの医師の見解から、そこまで気にしなくてよいことは分かりました。

それでも、

私はあまり重い荷物は持てない、10キロは無理だな

と思うようになりました。

また階段から滑り落ちて以後は、登山では荷物を軽くするようにしていました。

瑞牆山&金峰山も車にデポできたため、重量的には7キロ以下くらい。

が、、、今回の縦走。

荷物を厳選しても減らすのに限界があります。

水やレインウェア等々どうしても減らせないものがあります。

たとえば、カメラ これも絶対に持っていきたい

たとえば、ゲーター これは必ず持って行っているという山友の話から、やはりはずせない

など

そこで鬼の軽量化を試みます。

細かく重量を量り、例えば下着などでも1gでも軽いものを改めて購入したり。

それでも8キロ以下にならない。

何度も荷物を眺めて、

草の上に敷くマット これはいらない! と気が付き荷物から外す。

最後に諦めたのが、人気ユーチューバーさんオリジナル保温保冷ボトル。

暑さ対策に、そのボトルに氷をつめていこうと思っていました。

しかし、、、

常念岳への登り 一ノ沢ルートは水が豊富にあります。

水場で汲めばいい。

常念小屋までの片道、水が持てば、あとは補充できる。

ボトルは置いていくことにしました。

これでなんとか総重量8.1キロ
ぎりぎり耐えられそうな重量に収めました。

金峰山効果を感じた一ノ沢ルート

さていよいよ当日。

私たちは、一ノ沢登山口から登るルート。

この登山口の前に崩落箇所があるため、登山口までタクシーで行くことができず、その手前で降ろされます。

ここに仮設トイレがありました。

崩落箇所前にある仮設トイレ。ちなみに登山口のお手洗いは閉まっています。

しかし、その前に行ったばかりだったこともあり、行きませんでした。

登山口からすぐ、最初に山の神でお参り。

山の神

いよいよ登山開始です。

沢に沿ったルートで序盤はあまりきつくないです。

序盤 沢の近くを歩くので気持ちがいい

暑さ対策もかなりしていたので、かなり元気に登れました。

やった!金峰山効果がでてる♪

途中の王滝ベンチという箇所を超え、

王滝ベンチ 標識は大滝だけど、、、(^^;何回か沢を渡り、
何度か沢を渡る

沢沿いの道が終わり、これから次第に急登へ入っていくという手前で、登山前に知った、膝・関節のコンディショニングを目的としたサプリを飲みました。

急登になってきたなぁ、というところに差し掛かるころ、
微妙なむかつきを感じました。

むかつきを抱えて胸突八丁へ

標高も上がってきたからかな。。。

と思いながら、ペースを落として登っていきます。

同じコースでの登山経験者が

胸突八丁あたりからきつかった

と言っていた、胸突八丁に到着。

胸突八丁

ここからは、梯子のような角度の木の階段も登場し、急登が始まります。

急登階段

が、同時にお手洗いにも行きたくなってきました。

むかつきは標高2000超えてきているので高山病的なものか?と、思って
標高が高い時に推奨される呼吸をしながら休み休み登っていきました。

最終水場にきても、脱水を防ぐためにも水分をとりたいのに、むかつきで飲む気になれません。

最終水場

そして、お手洗いも我慢できる程度ではあるものの、行きたいのも変わりません。

むかつきと、お手洗いを我慢した状態で急登を進むと、少し登るだけで心拍数が150近くまで上がってしまいます。
そのため数歩歩いては休みながら登っていきました。

途中、男性陣に抜かされたと思ったら、
その人たちは少し先で休んでいました。

初めての金峰山のようにまたばててしまっている、前回の登山でスタミナは大丈夫と思ったのに。

と若干落ち込み気分だったところ

男性陣もきついのかな、

と少し気を取り直しました。
そのようなことを繰り返していたら、

あと〇m

というベンチが登場。

第1ベンチがあと800mだったかな、、、写真がない💦 

あと800、あと500、あと300

ようやく常念小屋が見えました!

常念小屋だー

常念小屋でアフヌンセットと槍ヶ岳

着いた!

お手洗いに行き、荷物を部屋でおろしてやっと一息。
むかつきも収まっていました。

むかつきが収まってきたらお腹もすいてきました。

小屋に着いたら絶対に食べたいと思っていたケーキがあったんだ!

ということで、ケーキメニューをみたところ

“アフヌンセット”
(アフタヌーンティセットの略ですね☺)

というのがあるではないですが!
値段が高いのも気にせず、迷わずそれに。

なんと出てきたのは

3種類のケーキが一つずつ載った、三段のスタンド!

アフヌンセット

山小屋でそのようなセットを一人で頼んでいる人は誰もおらず
ちょっと恥ずかしかったです。

元気になって外に出てみると、槍ヶ岳が!!!

目の前に槍ヶ岳

夕陽は残念ながら見られませんでしたが、憧れの槍ヶ岳を間近に見て俄然元気になり、
美味しいお食事を頂き、その日を終えました。

ハンバーグが特に美味しかった!

そして、もう一つ心配していた8.1kgの荷物。
重さは感じたものの、背中や腰に大きな問題が出ることなく、常念小屋まで歩くことができました。
鬼の軽量化をした甲斐はあったようです。

夕方の槍ヶ岳
常念小屋の奥に槍ヶ岳から続く穂高連峰

初日の不調から学んだこと

ところで、今回の山行を終え、下山してから、初日の不調について考えてみました。

最初は、

標高が2000mを超えたことによる高山病のような症状かと思ったので、

やっぱり2000m以上の山になれてないな、高所トレーニングが課題だなぁ。

と思いました。

けれど、振り返ると、むかつきを感じ始めたのは、初めてのアミノ酸系サプリを飲んだあとでした。

もちろん、サプリが原因だったと断定はできません。
標高の上昇や急登、疲労、トイレを我慢していたことなど、いくつもの要因が重なっていた可能性もあります。

ただ一つ、はっきり反省したことがあります。

登山という、普段よりも身体への負荷が大きい場面で、初めてのサプリを試すべきではなかった!

同じ会社の別の商品は登山前後に飲んでいましたが、今回のものは初めてでした。

そして、登山前に試しに飲むこともしていませんでした。

サプリ

身体に合わないものもあるから、注意しないといけない。

ましてや登山の時など、通常より体調のぶれが大きくでるのに、初めて飲む

これは大失敗でした!!!

そして、お手洗い。

タクシーを降りたところにあった仮設トイレに行くべきでした。

この先、常念小屋に着くまでトイレはありません。
もちろん本当に困ったら、携帯トイレは常備しているのでそれを使えばいいのですが、、、

ちゃんとあるのに、行かなかったことも失敗でした。

初日の登山から、二つの基本的なことを再確認しました。

●初めて口にするサプリや補給食は、登山本番では試さない
●利用できるトイレを見つけたら、「まだ大丈夫」と思っても行っておく

基本中の基本。

けれど、準備に気を取られ、見落としてしまっていたようでした。

※槍ヶ岳を目指すという記事はこちら↓

※金峰山登山の記事はこちら↓


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