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瞑想の基本|全3回の音声ガイド

瞑想は、特別なものではありません。

難しい技術でも、特別な才能が必要なものでも、何かを積み上げていくものでもない。
私たちが日々、当たり前に感じているもの。
呼吸、体の感覚、周囲の音。
そうしたものの中にあります。

ただ、気に留めていない。
あるいは、気づこうとして、余計なことをしすぎている。

座ってみると、起きること

試しに、少しだけ立ち止まってみてください。
目を閉じなくてもいい。
何かをしようとしなくていい。
ただ、今ここにいる。

そのとき、何かが起きています。
考えが浮かぶ。
体のどこかが気になる。
焦りや不安に気がつく。
少し落ち着く。

そうした動き。
それが、瞑想で扱うことです。

難しく感じるのは、なぜか

努力が足りないからでも、才能がないからでもありません。
多くの場合、何かを「しようとしすぎている」こと。

集中しようとする。
考えを止めようとする。
正しくやろうとする。

その対処が重なるほど、瞑想は、遠くなっていきます。

だから、ここでやることは逆です。
足すのではなく、やめていく。
うまくやろうとすることを、いったんやめる。

そうして初めて、すでにあるものが見えてくる。

私自身の話

私は、最初からある程度は座れました。
感覚を捉えることも、比較的できていた。
だからこそ、「これで本当にいいのか」という疑問が、ずっと消えませんでした。

もっと良い方法があるのではないか。
何かを見落としているのではないか。
そう思って、理論を学び、仏教を学び、さまざまな技術を試しました。
思いつく限りの失敗も、だいたいしました。

その全部を経て、最後に残ったのは、ごくシンプルな基本でした。

余計なことをやめていくこと。
すでに起きていることに、気づいていること。

この音声は、その基本をまとめたものです。

聴く前に確認してほしいこと

不安を感じたら、いつでも中断してください。
強い不安やトラウマが出てきそうな場合は、無理をせず、必要に応じて専門家にご相談ください。

全3回の音声ガイド

音声は実際に座りながら確かめていくものです。
順番に取り組んでみてください。

1回目「やめるところから始める」(14分)
うまくやろうとする動きに気づき、いったんやめてみる。
何も積み上げなくていい、その入口を確かめます。

2回目「反応の手前にあるもの」(14分)
反応の手前にある、感覚そのものに触れます。
好き・嫌いと評価する前に、すでに起きているものへ。

3回目「揺れの中で気づいている」(19分)
感覚や思考は、絶えず変化しています。
その揺れを止めようとせず、気づいていることを確かめます。

聴き終えた方へ

3回の音声で、基本的なところには触れられます。

ただ、続けていくと、できている気はするのに、これでいいのか分からない。一人で続けていると、そうした迷いが出てくることがあります。

補足「続けていくと起きること」(6分)
私自身がどのように迷ってきたか。
そして、なぜ実践の場をひらいているのかを話しています。

一人で座り続けることと、場の中で自分の実践を確かめることは、質が違います。
続けて確かめたい方は、オンラインと対面のグループの場や個別セッションをご確認ください。

プロフィール

綱川哲郎(つなかわ てつろう)
瞑想指導者|MITITARU主宰

ミャンマー森林僧院にて約3年間の出家修行。実践時間は10,000時間を超えます。
2024年1月より瞑想指導を開始。現在は、瞑想会、講座、リトリートなどを通して、実践をともに確かめる場をひらいています。

ここにはない何かを探すのではなく、
一度、立ち止まって確かめてみてください。


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