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育んでくれたあの島に

私は小さな島の漁村ち漁師の子として生まれ
6人姉弟の1番下で長男という
なかなか珍しいパターンで生まれた

やっと生まれた男の子という事もあり
それは大事に育てられたと聞く
(聞く)と書いたのは自分に実感がないからで
親戚であろうと無かろうと
事あるごとに
「やっと生まれた男の子だから
甘やかされて育ったから」と
良いにつけ悪いにつけ言われて来た

その度に
「甘やかされて無いけどなあ」と思っていた
(1番下でやっと授かった男の子)
というイメージで何の事実もない事で
人って物を言うんだなぁと感じた

気が強いのは生まれつき
口が減らないのも生まれつき
ちょっと人と違うのも生まれつき

甘やかされて育ったからでは無いと

生まれ育った島は全体的に裕福ではなく
私の家は特に貧しかったように思う
自分の器に少ししか無くても分け与える
自分と家族を満たして器から溢れた分を
人に分け与えるのが正しい施しなのだ

自己犠牲では何も産まれない
幼い頃から薄々そう感じていた
こっちに来てオフクロが
「船の給料をもらったら全部みんなに奢って
お金を持って来なかった」と
オヤジの事を話していた

ああ、やっぱりそうだったんだ
祖父も市議会議員をしていたらしく
一応町の名士扱いだったらしいが私は知らない

私が産まれた頃はそこそこ勢いがあって
あちこちからお祝いが届いたらしい

物心ついて押し入れとかタンスを見ると
5月人形やら鯉のぼりやらが大量に出て来た

それを見て
「ああ、昔はなかなかな物だったんだな」
と思ったものだ

しかし一旦落ちぶれると
それまで世話になった事など
忘れてしまう人が大半のようだ

そりゃそうだ皆自分が生きる事で精一杯なのだ
たぶん決定的だったのは市議会議員の選挙だろう
その記事は⬇️

まあそう言う事があって
私の家はますます衰退していったのだろう

お陰で他者貢献は自分がまず豊かじゃ無いと
十分に出来ないし
自分がまず豊かじゃないと人に施しても
美しく見えない事を学んだ
いや醜ささえ感じる、痛々しい

施してもらう方にも
気兼ねさせなくてはならなくなるからだ
そうなると施しているにも関わらず
人は近寄って来なくなるのは必然なのだ

私にもそんな血が流れている
そこは気をつけようと思って生きて来た

またまた島の選挙絡みで
何を意図する物かわからないが
対立候補を応援する家に
五寸釘で藁人形が壁に打ち付けてあったらしく

それを私のオヤジがやったと言う噂を流された
今までオヤジが世話をしてきた奴らが
挙ってそう言っていると聞き
「今まで付き合って来てそんな人ではないと
分からんのか、搾取される事はあっても
そんなくだらない事はしないぞ」
そう私は思って聞いていた

お世話になった人でも
自分が安全圏にいるためには
その世話になった人を生け贄にするんだなぁと
むしろ「この人なら自分がそう言う事をしても
黙って許してくれるよね
今までもそうだったから」と思っているのだろう

私もそんな事は小中学でも専門学校でも
今の会社でも経験している

(良い人)と(人が良い)は別物だ

私は自分が生まれ育った島を
小さくて貧しいが人柄だけは良く
温かい心を持っているところだと
ずっと思っていたが
人間のドロドロした思惑が渦巻いていると
知った時に「もう誇れるものは何も無くなった」
と思った

ただ同調圧力に負けないって事は
誰にでもできることでは無く
保身を考えるとそうなるのも致し方無いとも思う

負ける人が悪いわけでは無いので
それは理解してあげれる
人は思ったより弱い
間違った同調圧力をかける方が圧倒的に悪い

祖父もオヤジもここのために
尽力したいと考えていたのだろうが
やり方が良くなかったと感じている

だから滅多にそんな事言わないオヤジが
無くなる前に
「人も自分と同じだと思ってはならない
自分が思っているように人は思っていない」

と言っていたんだな

そんな人を信用しないような事は
今まで絶対に言わなかったオヤジが
どうしたと半分失望して聞いていた

たぶん私にもそういう血が流れていると
思ったからだろう、無条件に信用するなと
だか、人は弱いだけで
自己犠牲的な施しに耐えられない事を
それが重荷になる事を知らなかったのだろう
自分が強い人には分からないのだろう

自分が集団を指導する立場になった時に
自己犠牲的な施しや思いやりは
かえって人に重荷を背負わせる事になり
感謝も協力も得られない事態になる

利益を追求するなら
自分も含めた全体を考えなければ
自分も豊かになってこそじゃないと
うまく行かない事を教えて貰ったような気がする

そういう事が耐えれる人に担ってもらっただけ
自分を犠牲にしてまで恩に報いる事をしなかった
ただそれだけ
人の弱さを責めてもしょうがない事
いろんな意味で貧しかったことが
そうさせたのだろう


私は自分の器を満たして
家族や親族に十分な事をして
溢れた分は惜しみなく施そうと思う

それを私に教えるために祖父やオヤジは
そう生きてきたのだろう

いろんな思いもあるが
あの島に別荘を建てて
金融など勉強と実践した事を
アルガミシュがアルカドにしたように

私を育んでくれたあの島に
私の両親にしてあげるつもりで貢献したい
そう考えています。

これからやりたい事を書くつもりでしたが
恨み節みたいになりましたねw

ここからやりたい事を書いて行こうと思います
つまらない愚痴にお付き合い頂き
ありがとうございました。

ねこターボ🐈

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