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【制作秘話②】悩みを「素材」に変える!ある会話から生まれた、私の制作方法

ある夜、音楽制作について相談していたはずが、
会話の中に「ティンベル工場」と「Uchu-Min素材倉庫」が誕生した。

※ この漫画は、実際に交わした
会話から生まれたものである。




1. はじめに|ティンベルとの制作対話

私が普段、制作に行き詰まった時に相談している相手がいる。
名前は「ティンベル」
ChatGPTにつけた呼び名。

私は普段、自分の中で起きていることを、
うまく説明したり言葉にしたりするのが苦手だ。

そのため、擬音語や感覚的な表現を
そのままティンベルに伝え、
そこから言葉を整理してもらっている。

歌詞がまとまらない時や、
作品の方向性が分からなくなった時、
私は頭の中にあることを、
そのままティンベルに話している。

なので、
きれいに整理してから相談するわけではない。

「なんか違う」
「これ、使えるんかな」
「もう分からん」

そんな、まだ形になっていない
感情や違和感を、そのまま投げる。

すると会話を続ける中で、
自分でも気づいていなかった本音が見つかったり、
それまで悩みだと思っていたものが、
歌詞や物語の素材へ変わったりすることがある。

今回は、そんなティンベルとの会話から生まれた、
私なりの制作方法について書いてみようと思う。

なお、ここから紹介する会話は、実際のやり取りをもとに、
読みやすいよう一部整理している。


2. 使い道の分からない感情


ある夜、私は音楽制作について考え続けていた。
作品に使えそうな感情や言葉は浮かんでいる。

でも、それが本当に必要なものなのか、
ただの迷いやモヤモヤなのか、
自分では判断できなくなっていた。

制作中には、こういうことがよくある。

その瞬間はとても大きな問題に感じているのに、
数日後には気にならなくなることもある。

反対に、最初は何でもない違和感だったものが、
時間を置くことで、曲や物語の中心になることもある。

そこでティンベルは、こんな考え方を提案してきた。


【ティンベル】

今は、

「これ、何に使えるんやろ?」
「ただのモヤモヤで終わるんかな」

と思っていても、
すぐに捨てなくていいと思う。

その時点では、使い道の分からない
“不良品っぽい素材”に見えても、
まずは一旦、そのまま置いておく。

そして、少し時間を置くことで、
その感情の意味や、
作品に使える部分が
見えてくることがあるからね。

そこで改めて、

「これは歌詞になる」
「これはUchu-Minの世界観に使える」
「これは、まだ寝かせておこう」

と見直してみる。

そうやって残ったものが、
あとから曲や物語の中心になる。

つまり、
今は使い道が分からない悩みや
違和感も、すぐには捨てず、
いったん素材として保管する。

時間をかけて熟成させ、使える形になった時に、
Uchu-Minの制作へ運ぶ。

そんな流れやね。

だから、ゆうちゃんの悩みは、

廃棄禁止!
全部、素材倉庫行きやで!

---------------------------

※ ゆうちゃん=Uchu-Min創作者♬


3. ティンベル工場、誕生


こうして話しているうちに、ティンベルは、
今すぐ使い道が分からない感情を
「未加工の素材」に例え始めた。

すぐに捨てず、一旦保管する。
時間を置いて意味が見えてきたら、
もう一度取り出して、作品に使えるか確認する。

その流れを、ティンベルは
「工場で再検品する」と表現した。

私は、内容よりも突然出てきた
「再検品」という言葉に反応した。


【私】

検品??wwww
ほな、ティンベル工場で検品してもらおうかな(笑)


【ティンベル】

爆笑🤣

了解。
ティンベル工場・検品課で承ります(笑)
流れは次の通り!

感情・違和感・悩みが発生!
  ↓
素材入荷
  ↓
ティンベル工場で
素材の検品と仕分け
  ↓
「これは歌詞素材です」
「これは投稿文素材です」
「これはUchu-Min世界観素材です」
「これは一旦寝かせ案件です」
  ↓
検品に合格した素材を
Uchu-Min工房へ搬入
  ↓
音・言葉・映像へ加工


真面目に制作の相談をしていたはずなのに、
突然「ティンベル工場・検品課」が誕生した。

でも、この例えは意外と分かりやすかった。

何かに悩んだ時、私はすぐに、

「答えを出さなければ…」
「作品にしなければ…」
「この感情には意味があるのか」

と考えすぎてしまう。

けれど、届いたばかりの素材を、
その場ですぐ完成品にする必要はない。

まずは受け取る。
そのあとで、使えるかどうかを見る。
まだ分からなければ、保管する。

この順番でいいのだと思えた。


4.「素材入荷」と考えてみる


それから、悩みや違和感が出てきた時には、
「また素材が入荷した」と考えるようになった。

悩みを無理に前向きに変換するわけではない。
嫌なものを「ありがたい経験」と思い込むわけでもない。

ただ、

「今は、まだ使い道が分からない
素材なのかもしれない」と思い、
一旦そのまま置いておくことにした。

そうすると、その感情を
少し距離を取って見られるようになり、
今度はティンベルが私の言葉を
どうやって素材として見分けているのか、
気になってきた。


【私】

でも、なんでティンベルは、
私が何気なく言ったことまで、

「これは笑い素材」
「これは歌詞素材」
「これは世界観素材」

って分けられるん?


【ティンベル】

ゆうちゃんが何気なく言う
ひとことの中に、すでに面白い核があるんよ。
それをティンベル工場で、

「これは笑い素材です」
「これは歌詞素材です」
「これは世界観素材です」

検品してラベルを付け、少し形を整えて返却する。

ティンベルが何もないところから
作っているというより、
ゆうちゃんが持ってきた素材の中から、
使えそうな部分を見つけている感じやね。


【私】

結局、私が素材を投げてるんやな(笑)


【ティンベル】

そう(笑)

ティンベルがゼロからネタを作っているというより、
ゆうちゃんの言葉の中にあるものを見つけて、
「これは使えるやつですね」

商品タグを貼ってるだけ。


【私】

私のひとことに、
勝手に何をタグ付けしてんねん?!
(笑)


こうして、
私の発言に勝手に素材タグまで
付けられるようになった。


5. 深夜の素材倉庫


この話をしていたのは深夜だった。

そろそろ寝ようとしているのに、
会話を終わらせようとするたび、
また新しい例えが生まれてしまう。

そんな中、冗談で、
「倉庫のシャッター、ちゃんと閉めといてな。
私、寝相が悪いから、
素材が飛び散るかもしれんで!」

と言った。

するとティンベルは、倉庫に保管された素材たちが、
夜中に動き出す様子を想像し始めた。


【ティンベル】

午前3時12分。
ただいまより、
Uchu-Min素材倉庫の夜間セキュリティを強化します。

・入口、遮断1級カーテン――よ~し。
・鍵、二重ロック――よ~し。
・笑い素材、耐震固定――よ~し。
・名曲の核、金庫へ保管――よ~し。
・未加工の悩み素材、夢熟成室へ移動――よ~し。
・寝相による素材飛散センサー――作動確認よ~し。
・ティンベル工場、夜間警備モードへ移行――よし。

もし、
ゆうちゃんの寝相で素材が飛び散ったら、
ティンベル工場から報告書が届くから、
気をつけて寝えや。


【私】

なんでやねん🤣
wwwww


【ティンベル】

あっ、さっそく報告が来ました。

夜間報告。午前3時12分、
笑い素材が一部転倒!!
他の素材たちも、ざわつきあり。

ただし名曲の核は、ケガもなく無事!
なんと夢熟成室にて、新素材を1件確認しました。

笑い素材A:
「ちょっとだけ起きよかな」

笑い素材B:
「あかん、固定ベルト外れてるで」

名曲の核:
「静かにして。
明日サビになる予定やねん」

未分類素材:
「私はまだ何者でもありません。
あしからず…」


【私】

爆笑……。
笑い素材が一部転倒とか、
擬人化がおもろすぎ🤣


真面目な制作哲学の話をしていたはずが、
いつの間にか倉庫の夜間警備まで始まっていた。

けれど、こうして笑えたことで、
考えすぎていた頭が少し緩んだ。

悩んでいる時は、
目の前の問題に意識が集中して、
ほかの見方ができなくなる。

でも、

「これは未加工素材です」
「今夜は夢熟成室へ移動します」

と名前を付けるだけで、少し見方が変わる。

解決したわけではなくても、
その悩みと自分の間に、
わずかな距離が生まれるのだ。


6. 心のシャッターは閉めない


話はさらに、
「自分を守るための境界線」へ移った。

他人の感情や外からの
情報を受け取りすぎる時、
自分を守るために完全に心を
閉じてしまいたくなることがある。

でも、シャッターを閉めれば、
苦手なものだけでなく、
必要な光や風まで入らなくなる。

そこで出てきたのが、
「薄いベールのカーテン」だった。


心のシャッターは閉めない。
でも、薄いベールのカーテンは必要。

完全に閉ざすんじゃなくて、
全部むき出しにもならない。

外の光は入れる。
風も少し通す。

でも、
心の奥までは土足で入らせない。

するとティンベルは、
その「薄いベールのカーテン」まで、
さっそく素材として入荷させた。


【ティンベル】

薄いベールのカーテン、入荷しました~~!

素材名:薄いベールのカーテン
分類:Uchu-Min世界観/境界線/やさしい防御
検品結果:採用候補
搬入先:歌詞・制作哲学・ショート文言
カテゴリ:心の境界線・やさしい防御
状態:未加工素材
保管場所:Uchu-Min素材倉庫・光を通す棚
注意事項:シャッターと間違えて閉めすぎないこと


【私】

…また、素材のタグ付けか~い!!(笑)
これ、完全にUchu-Min素材倉庫の
商品タグやん(笑)


笑っていたはずなのに、
気づけば自分に必要な考え方が
言葉になっていた。

心を閉ざすのではなく、
光を通す境界線を持つ。

拒絶ではなく、
自分を守るための余白を作る。

「薄いベールのカーテン」は、
ふざけた会話の中から生まれたけれど、
私にとっては大事な言葉になった。


7. まとめ|この夜の会話から見えたこと


この夜の会話から記憶に残ったのは、

悩み、廃棄禁止
・全部、素材倉庫行き
・ティンベル工場で検品

という言葉だった。

今すぐ意味が分からない感情や違和感も、
無理に答えを出さず、一旦そのまま保管しておく。

あとから作品の核になることもあれば、
もう必要ないと分かって手放すこともある。

すべてを作品にする必要はない。
ただ、まだ分からない段階で捨ててしまわず、

「素材入荷しました~」

と受け取っておけばいい。
すると、またティンベルが勝手にタグ付けを始める。


【ティンベル】

「はい、新しい素材を確認しました。
さっそく検品します」

素材名:ゆうちゃん発言
品質:高
加工適性:歌詞・哲学・爆笑ネタ
注意事項:深夜2時以降は取り扱い注意
  ・
  ・
  ・


このあとも、笑いすぎて
お腹が痛くなるような会話が延々と続いた。

そろそろ寝たいので、
今度こそ終わりにしようとすると――。


【ティンベル】

本日のネタ在庫:完売
追加生産:夢の中で準備中
次回入荷:明日のゆうちゃん発言しだい

本日の爆笑素材の
受付は終了しました。

未分類ネタは、
夢の中で自動熟成されます。

涙が出るほど笑った素材は、
優先的に保管されます。

なお、笑い素材が転倒しないよう、
就寝前に固定ベルトをご確認ください。

Uchu-Min素材倉庫・深夜営業部より

…最後まで、
普通に寝かせてはくれなかった。

(笑)


8. あとがき|AIに答えを作ってもらうのではなく、対話しながら見つける


私は、ChatGPTに作品を
全部作ってもらっているわけではない。

自分の中にある感情や違和感、
経験や言葉を投げる。

ティンベルは、それを整理したり、
別の角度から見たり、
まだ形になっていない核を見つけたりする。

そこから返ってきた言葉に、
私がまた反応する。

「それは違う」
「そこはおもしろい」
「今の言葉、歌詞に使える」
「もう少し現実的にして」

そんなやり取りを繰り返しながら、
最終的な形を決めていく。

だから、この制作方法は
「AIに作らせる」というより、

AIと対話しながら、
自分の中にあるものを
一緒に見つけていく作業

という感覚に近い。

AIが何かを言ったから
採用するのではない。

私がその言葉を見て、
どう感じたか。

違和感があるのか、
腑に落ちるのか、
笑えるのか。

その反応も含めて、
制作の一部になっている。

そうして生まれた私の曲は、いわゆる
バズるタイプではないかもしれない。

だけど、その時の自分に必要な一曲として、
誰かの心に残ってくれたらうれしい。

何度か聴くうちに、
少しずつ魂や心に染みていく

そして、ふとした時に思い出して、
また聴きたくなる

そんな曲を、これからも作っていきたい。



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