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出生率1.14。その中で、東京で子どもを産んで思うこと

昨日、「出生率1.14」の見出しが日経新聞の1面に出ていた。

2025年に生まれた日本人の子どもは67万1236人。
(そのうちの1人をわたしが産みました)

想定よりも15年早く少子化が進んでいるらしい。

そんな中で、東京都内の出生数は10年ぶりに増加。
1%増とわずかではあるけれど、大きな1歩だ。

埼玉、神奈川、千葉の出生率が軒並み低下しているため、

東京都の手厚い子育て支援を目的に、隣接県から流入しているのでは?
だとすると隣接県の出生数を横取りしただけでは?

と言われがちだが、
東京都の調査では、「出産」が理由の転入数は少ないとのこと。

つまり、東京都の出生数増加は、
もともと東京で暮らしている人たちが、子どもを持つことを選びやすくなった結果であるという。


実際に東京都内で子育てをしていて
「ありがたいなぁ」と感じることはたくさんある。

長男を出産した頃と次男を出産した頃を比較しても、
支援の手厚さはさらに増していた。

赤ちゃんファーストのポイント付与
区からの毎月の見守り訪問
第一子でも0歳から保育料無料

5年間でこんなに変わるのかと驚いた。


コロナ禍を経て働き方も変わった。

リモートやフレックスなど、柔軟な働き方が増え
男性育休の取りやすさも段違いになった。


これなら、働きながら何とか子どもを育てられそう、と思う。


東京都の調査では30代の転出が減っているとのことなので、
隣接県から流入しているというよりは、

子育てするためには東京から出なければ生活が立ち行かなかった状況が改善した

のではないかと思う。



わが家に残る課題は、タイミングを逃した住宅問題。

五輪前に買っておくべきだった、と後からは言えるけれど、もうどうしようもない。


いまの賃貸は4人暮らしには狭すぎる……と思うこともあるけれど
最近は、狭いなりの暮らし方がわかってきた。

息子たちが大きくなってくるとまた事情も変わってきそうなので
それまでに何とか見通しを立てたいところ。

3人目は、いまは考えられないけれど……

住宅ローンが免除になるなら考えてもいいかなあ、と思ったりもする。
(実際にそういう国もあるらしい)



子育て支援や働き方改革のおかげで、
「東京で子どもを産み育てる」という選択肢は、5年前よりもさらに現実的になった。

一方で、不動産の高騰のように、まだまだ大きな壁も残っている。


東京での不安は物価や不動産の高騰だけれど、
地元に思いを馳せると、その不安は

職業選択や、子どもの教育、文化的なコンテンツへのアクセス、などになる。

「収入が下がっても家が安く立つんだからいいじゃない」
と母親に言われても首を縦に振れない理由はそこだ。

名古屋ならまだ良いけれど、
実家のエリアとなると、正直厳しい。


少子化対策というと、つい
「産むか、産まないか」の話になりがちだけれど、

産んだあとも、この街で家族が暮らし続けられるか

そんな視点も、これからはもっと大切になっていくのかもしれない。

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