愛犬を看取ったあと、後悔が消えないときに|ペットロスの中で気づいたこと
大切なペットさんを看取った後、
繰り返し、
後悔の気持ちが浮かんでくるという人も、
いらっしゃると思います。
あの時の選択は正しかったのかな。
あの子は苦しかったんじゃないかな。
無理をさせてしまったんじゃないかな。
私の想いはちゃんと届いていたのかな。
あの子は幸せだったのかな・・・
私自身も、
歴代の大切な愛犬たちを見送るたび、
いろんな後悔の思いが何度も頭の中を巡り、
自分を責め続けていました。
もし今、
後悔が心から離れず苦しい人がいれば、
このお話が少しでも、
心をゆるめる時間になればうれしいです。
私は、犬との暮らしが大好きです。
子どもの頃からずっと、
愛犬たちが人生のそばにいてくれました。
病気や介護、
思うようにならない日々、
そして別れ…
その一つひとつを経験する中で、
私は何度も立ち止まり、悩み、
「この子のためにできること」
を探し続けてきました。
「この子のために、
もっとできることがあるんじゃないか」
そんな思いで情報を集め、試して、
それでも答えが見つからず、
自分を責めてしまう。
今振り返ると、あの頃の私は、
「もっと頑張らなければ」
「もっと何かできるはず」
と、自分を追い込みながら、
その子と向き合っていました。
そのすべては、
「この子に幸せでいてほしい」
という願いからでした。
私は、自分なりに精一杯愛していたのです。
それなのに、あの子が天に還ったあとには、
「私の気持ちは、ちゃんと届いていたのかな」
「本当は、あの子にとって嫌だったこともあったんじゃないかな」
「もっと違う関わり方があったんじゃないかな」
そんなことを、何度も何度も考えました。
今でも、
あの時の選択は正しかったのか、
あの子は苦しかったんじゃないか、
無理をさせてしまったかもしれない……
そんな思いが、
心の中から完全になくなったわけではありません。
看取った直後は、
その思いが頭の中をぐるぐると回り続けていました。
でも私は、
その思いを無理に追い出そうとはしませんでした。
胸にそっと手を当ててレイキをしながら、
その思いと静かに一緒にいる時間を過ごしました。
すると少しずつ、
ぐるぐる回り続けていた思いは
穏やかになっていきました。
今でも、
後悔の思いは心の中にあります。
でも、
以前のように振り回されることはありません。
ただ、私の心の一部として静かに存在しています。
私は今、
どんな関わり方をしていたとしても、
きっと別の
「もっとこうしてあげればよかった」
は生まれていたんじゃないかな、
と思うことがあります。
それだけ大切で、守りたくて、
幸せを願ってきた、
本当にかけがえのない存在だったから。
だから今、
あの頃の私に伝えたい言葉があります。
「あなたの愛は、ちゃんとそこにありました」
あの頃の私は、
「ちゃんと伝わっていたのかな」
と何度も悩みました。
でも今では、
その想いはあの子にもちゃんと
伝わっていたんじゃないかな、
と自然に思える時間が増えました。
もちろん、
今でも答えはわかりません。
それでも、
以前のように、
後悔だけに心を奪われることは
なくなりました。
だから私は、この場所で、
あの頃の私と同じように悩んでいる誰かにも、
そっとこの言葉を届けたいと思っています。
大切な存在を想うたびに浮かぶ後悔は、
これからも心の中に残るのかもしれません。
でも、その思いを無理に消そうとしなくてもいい。
それほど大切で、守りたくて、
幸せを願ってきた存在だったということだから。
後悔だけではなく、
届けてきた愛も、
これから少しずつ思い出せますように。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
