シャンゼリゼ通りのギャラリーラファイエットを覗いてからマクドナルドで夕食を
※2025年8月に9泊11日でパリを訪れた時の旅レポです。
パリ旅行中に、時間があったらぜひ足を運んでみたいな、と思っていた場所が2019年3月にオープンしたギャラリーラファイエットのシャンゼリゼ店。
ギャラリーラファイエットといえば、オペラ座の近くにあるオスマン店が有名で、パリのデパートといえばギャラリーラファイエットのオスマン店、と断言できるほど地元の人にも観光客にも浸透しています。
そんな有名なデパートであるギャラリーラファイエットが、これまたパリの目抜き通りと呼んでも過言ではないシャンゼリゼ通りに新しい店舗をオープンしたというのだから、話題にならない方がおかしいというもの。
実際、オープン直後は、さまざまなファッションサイトや雑誌でこのシャンゼリゼ店の様子が取り上げられていて、
「いいなぁ、機会があったらぜひ行ってみたいな♪」
と、思っていました。
そんなわけで、パリ旅行5日目の夜に念願のシャンゼリゼ店に行くことができた時は、ファッション好きの端くれとして、もう胸が期待で高鳴りまくっていましたっけ。
実を言うと、その日は夫と娘がヴェルサイユ宮殿を見学している間に、自分は1人でパリ市内のデパートをはしごする、というバラ色の計画を立てていたものの、ちょっとした想定外のアクシデントがあり、4つ回る予定だったデパートを2つしか回ることができませんでした。
でもまあ、同じ日の夜に家族3人でブラブラとシャンゼリゼ店に行くことができたわけだし、結果オーライだったと思っています。
ギャラリーラファイエットのシャンゼリゼ店は、内装がとてもおしゃれ。
パリ市内にある他のデパート、それこそギャラリーラファイエットのオスマン店やその隣にあるプランタンのように歴史的な建築物やその装飾の美しさが特出しているのではなく、商品のディスプレイ方法などが近代的かつ近未来的で目を引く感じ?
たとえば、シャンゼリゼ通りに面した入り口。

デパートの入り口というより、話題のクラブの入り口のような感じですよね。
建物の外観はこんな感じで、角にある別の入り口は1階に入店している monoprix の衣料品ショップに直接つながっている。

こちらの monoprix、衣料品コーナーの奥に化粧品のコーナーがあり、娘が見たがったので一緒に入ったのですが、エアコンがないために店内の蒸し暑さがハンパなく、フロア全体をさらっと流しただけですぐに退散しました。
monoprix とは繋がっていない、シャンゼリゼ通り側の入り口から中に入ると、上階に続く大きな階段が左手に。

この階段の感じは、ちょっとオペラ座の階段のクラシカルな雰囲気にも似ている。
上の画像では子供2人が下段に座っているけれど、ベンチ代わりに腰かけている人も普通にいたりして、こういう緩さは嫌いじゃない。

地下1階から地上3階(←フランス式の4階)までしかなく、全体的に売り場面積は小さめ。
ギャラリーラファイエットのシャンゼリゼ店ということで、一応「デパート」という括りになってはいるけれど、実際には「コンセプトショップ」か「セレクトショップ」と呼ぶ方が近い。

階段はクラシカルだったけれど、商品のディスプレイ方法はかなりモダン寄り。
いろいろなメーカーやブランドのスニーカーが一堂に会していて、見やすいのか見にくいのか今ひとつわからない感じの陳列方法だと思うのだけど、そういうことを言ってはいけなそうな雰囲気も存在していたり。

レーンに乗った靴が流れてくる、というアイデアはユニークだけど、商品そのものを見せるというより、ディスプレイの斬新さを見せる、という感じが前面に押し出されています。

従来のデパートのようにブランドごとに売り場が区切られておらず、ありとあらゆるブランドから、その時々のテーマやコンセプトに合った商品が選び抜かれて並べられているスタイル。
基本的にはそのような陳列方法だったのですが、ブランドのオンリーショップ(というかオンリーコーナー?)もいくつかあり、その1つがバレンシアガでした。
さて。
あのギャラリーラファイエットによるコンセプトショップということもあり、雰囲気はとてもおしゃれだし、見ていて楽しいことは楽しかったのですが、実際に何か具体的なアイテム、たとえばサングラスを買いたいと思った時に、わざわざここに探しに来るかな? と考えると、答えはノー。
商業施設というよりは、ギャラリーに近い感じ、という説明がしっくりとくるかも。
1階(フランス式の0階)にはパリ土産のコーナーもあり、夫がここで自分用に小さなエッフェル塔のオブジェを買っていました。

サイズがいろいろとあって迷っていたのだが、大きいものより小さいサイズの5ユーロのエッフェル塔の方が細かい部分が丁寧に作られていたので、最終的にそれを選択。
他にも、たとえばルーブル美術館のお土産売り場で売られていたモナリザの顔がプリントされたメガネケースやエコバッグなどもあり、パリ市内の別の場所で売られている定番的なパリ土産はだいたい揃っていました。
なので、人に渡すためのちょっとしたパリ土産に迷ったら、ギャラリーラファイエットのシャンゼリゼ店に来る、というのはアリだと思います。
その理由は、ラッピング。


シンプルに店名入りの小さな紙袋に入れてくれるだけなのですが、このレタリングがとてもおしゃれだし、シールもちょっといい感じなのです。
観光名所の近くに並んでいるお土産物屋さんのようなところだと、黒いビニール袋にまとめてガサッと入れられるし、美術館のショップだと紙袋などは別料金。
そこにくると、ギャラリーラファイエットのシャンゼリゼ店では上の写真のような袋に無料で入れてくれるので、仮に同じ物を同じ値段で買うとしても、ちょっと得した気持ちになりませんか?
さてさて。
もしかしたら期間限定の出店だったかもしれないので、現在も同じ場所にお店があるかどうかは不明なのですが、入り口を入ってすぐのところにアイスクリーム屋さんがありました。

なんでも、1936年から続いているリビアのアイスクリーム屋さんであるとか。
その時点でまだ夕食も食べていなかったのですが、暑かったし、ちょっとさっぱりとした味のアイスクリームでも食べようか、と思って立ち寄ったところ、どうやら同じように考えている人が多かったようで、けっこうな数の人が並んでいました。

アイスクリームのフレーバーは私がローズで、夫と娘はレモンを選択。
まず小さなレジカウンターがあり、そこで注文するアイスクリームのフレーバーとサイズを伝えて支払いを済ませ、その後でアイスクリームのカウンターでコーンやカップに盛り付けてもらう、という流れでした。
私はフランス語が話せないので、どんなシーンでも英語で通していたのですが、このアイスクリームのカウンターで注文する際につい、
One rose and two citrons, please
と、レモンをフランス語で言ってしまったところ(←メニューにそう書かれていたため)、カウンターの後ろ側にいた黒人のお姉さんに思いっきり「は?」と聞き返されてしまって、慌てて lemons と言い直しました。
日本でも、中途半端に日本語の単語を知っている外国人に英語と日本語をちゃんぽんで話されると、つい「は?」という感じになり、
「日本語か英語か、どっちかに統一してくれよ・・・」
と思ってしまうことがあるというのに、つい知ったばかりのフランス語の単語を得意げに混ぜて話して「は?」と思いっきり聞き返されてしまって、ちょっと恥ずかしかったです。まあでもほら、旅の恥はかき捨て、って言いますからね(そこ?)。

どちらかというとさっぱりとした味で、決して不味くはなかったのですが、もうちょっとこってりとした甘さをを勝手に想像&期待していたのでちょっとがっかり。
夫と娘が注文したレモン味のアイスクリームも悪くはなかったけれど、正直な感想としては、わざわざ並んでまで食べるほどの味かね? という感じでした。
まあ、これは単に好みの問題かもしれませんね。
アイスクリームを食べていると、ちょっとお腹がすいてきたので、夕食を食べるためにシャンゼリゼ店の地下にあるフードコートに行ってみることに。
この時点で勝手に想像していたのは、2018年にニューヨークを訪れた時に行った、プラザホテルの地下にあるような「意識高い系」のフードコート。
が、しかし、実際にエスカレーターで地下に降りてみてわかったのは、フードコートはフードコートでも、ちょっとおしゃれなチョコレートやケーキを売る店がいくつか入店していて、それらの店で買ったスイーツをその場でちょっと食べることができるスペースがあるだけの代物だった、ということ。
「意識高い系」であることは確かだったけど、スイーツではねぇ。
というわけで、フロアをぐるりと一周し、またそのままエスカレーターに乗って地上に戻ってきて、結局はシャンゼリゼ通り沿いにあるマクドナルドで夕食を食べることにしました。
「せっかくのパリなのにマックかよ!」
という声が聞こえてきそうですが、その時はなぜかマックが気分になってしまっていまして。
シャンゼリゼ通りにあるカフェや飲食店は、幅が広く取られた歩道の上に設置された屋外のテーブル席も利用できるようになっているところが多く、マックも例外ではありませんでした。

夫は、パリのマックのビッグマックが韓国のビッグマックとどう違うか比較してみる、と言ってビッグマックセットを注文していましたが、実際に食べてみたところ、味はほとんど同じであったことが判明したとか。
私は、せっかくなので韓国や日本のマックでは見たことがないメニューを、と考えてベジタブルバーガーを選択。

植物性蛋白質のパティは、食感がちょっとチキンナゲットみたいな感じで、特別に美味しかった! というわけではありませんでしたが、不味くもありませんでした。
ベジタリアン人口が多い欧米ならではのメニューなのでしょうが、アジア圏でももう少し広がってくれると選択肢が増えていいのにな、と思います。
フライドポテトも、いい機会だったのでちょっと変わったものを選択。

おなじみの細長いマックのフライドポテトもいいけれど、こちらのコロンとしたタイプも食べ応えがあってなかなか美味しかったです。

マヨネーズベースのあっさりとした味付けのソースで、個人的にはケチャップよりこちらの方が好みでした。
だからどうした、と突っ込まれそうな感想ばかりですみませんw
