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【SERIES】バスケを教える、その前に。― 育成年代の「子どものため」を、構造から考える ―

バスケを教えるとき、
技術や戦術よりも前に、
考えておきたいことがあります。

勝つことと、
育てること。

平等に扱うことと、
公平に機会をつくること。

厳しく指導することと、
子どもの尊厳を守ること。

どれも簡単には
答えを出せないテーマです。

なぜなら、育成年代には、

子ども。
保護者。
指導者。
チーム。

それぞれの立場と、
それぞれの願いが
存在しているからです。

そして、みんなが使う
「子どものため」という言葉も、

その中身まで同じとは限りません。


誰かを責めるだけでは、解決できない

問題が起きたとき、
私たちはつい、

「指導者が悪い」
「保護者が求めすぎている」
「子どもの努力が足りない」

と、原因を誰か一人に
求めたくなります。

誰かを悪者にすれば、
問題は分かりやすくなります。

しかし、その先に残るのが、

「悪い側が直せばいい」
「どちらかが我慢すればいい」

という結論だけでは、
同じ問題が形を変えて
繰り返されるかもしれません。

必要なのは、
善悪を急いで決めることではなく、

誰が、何を望み、
何を守ろうとしているのか。

その利害が、
どこでぶつかっているのか。

まずは構造として
捉えてみることだと思います。


答えを教えるための本ではありません

このシリーズのタイトルは、

『バスケを教える、その前に。』

育成年代の指導における
正解を断定するための
シリーズではありません。

私自身、
すべての現場やすべての事情を
知っているわけではありません。

だからこそ、

「こうするべきだ」と
一つの答えを押しつけるのではなく、

それぞれの立場から
問題を見直すための
視点をまとめました。

誰かに我慢を求める前に、
まず構造を理解する。

そのうえで、

対話できるのか。
運用を変えられるのか。
方針が合わないのか。
環境から離れる必要があるのか。

その子、その家庭、
そのチームに合った選択肢を
考えるきっかけになればと思います。


シリーズ構成

今後は、テーマごとに
一巻ずつ公開していく予定です。

* VOL.0|誰かを悪者にする、その前に。
* VOL.1|勝たせる、その前に。
* VOL.2|全員を同じにする、その前に。
* VOL.3|厳しく指導する、その前に。
* VOL.4|保護者に協力を求める、その前に。
* VOL.5|続けさせる、その前に。
* VOL.6|解決を急ぐ、その前に。

勝利と育成。
平等と公平。
指導と子どもの尊厳。
保護者とチーム運営。
子どもの意思と環境選択。

育成年代で起きる問題を、
誰か一人の責任だけにせず、
一つずつ考えていきます。


まずは無料お試し版から

シリーズの考え方や
誌面の雰囲気を知っていただけるよう、

VOL.0の冒頭をまとめた
無料お試し版PDFを用意しました。

全5ページで、
どなたでもご覧いただけます。


無料版を読んで、

もう少し深く考えてみたい。
チームや家庭で話し合う
きっかけにしたい。

そう感じていただけた方は、
VOL.0の完全版も
ご覧いただけたらうれしいです。

▼VOL.0
『誰かを悪者にする、その前に。』

【VOL.0】誰かを悪者にする、その前に。― 利害関係と問題整理 ―|宇佐美 勝也(Katsuya Usami)

このシリーズが、
誰かを責めるためではなく、

子どもたちの環境を
少しでも良くするための対話に
つながることを願っています。

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