冗談とは……?──スケルツォについて
「冗談」という意味のはずなのに冗談に聞こえない!?
今回はそんなクラシック音楽のジャンルであるスケルツォについて解説していきたいと思います。
スケルツォとは
冒頭やタイトルなどに書いた通り本来はイタリア語で「冗談」という意味合いを持つ3拍子のテンポが速い曲です。と言っても拍子自体は元々は決まってなかったみたいですね。
そしてスケルツォは交響曲や室内楽などの第3楽章などにメヌエットに代わって入れられることもありますが、それをやり始めたのはハイドンやベートーヴェンあたりらしいです。
そしてその後ショパンが逆輸入するかのような形で小品としてまた独立したのが小品としてのスケルツォですね。
「冗談」って……なんだっけ???
皆さんもショパンのスケルツォ(特に第1番)を聴いて「冗談ってなんだったっけ?」となったことがありませんか?
元々交響曲や室内楽などに入れられる前は文字通り気楽で楽しいふざけた音楽だったそうです。
それが交響曲などに取り入れられるようになり、そしてそれがなんか深刻な曲想が多かったのか、ショパンが憤怒・激情を訴える曲として逆輸入してジャンルをまた独立させたという……
だから「冗談」という意味のはずなのに「冗談」には聴こえないのかもしれません。
(ただ個人的にはショパンのスケルツォの第2番は「冗談」っぽく聞こえる気がします……)
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スケルツォ第1番 / ショパン
まず最初に紹介させていただくのがこちらの曲。どう聴いても「冗談」には聞こえない激しめの暗い曲ですが、個人的にショパンのスケルツォの中では1番好きな曲だったりします。
そういえばWikipediaには
序奏はロ短調の平行調ニ長調に解決するG-Cis-E-Gとロ短調自身につながるH-E-Hとを同時にぶつけることで悲鳴に近い訴求的な効果を出している。
とか「要出典」の言葉と共に書いてあったのですが、多分その部分の和音はロ短調のⅡ7(ド♯-ミ-ソ-シ)な気がするのですが……うーん?
実際その後ロ短調のドミナントのセブンス(Ⅴ7)が出てきているんですよね。やはりⅡ7な気が……
スケルツォ第2番 / ショパン
次に紹介させていただくのがこちらの曲。
1番と違ってなんかこの曲は「冗談」って感じがするのは僕だけでしょうか?
変ロ短調の曲なんですが、途中に暗い部分はあれど全体的にはなんかあまり暗い感じはしないですよね。多分1番「スケルツォ(冗談)」している気がします。
ちなみに僕がこの曲を初めて聴いたとき「なんじゃこりゃあ!?」ってなりました。しかも人生初スケルツォがこの曲という……(やっぱ1番「スケルツォ」しているよこの曲)
スケルツォ第3番 / ショパン
次に紹介させていただくのがこちらの曲。
とてもドラマチックな曲なのですが、僕がこの曲を初めて聴いたときなぜか「フランツ・リストの曲みたい」とか思ってしまいました。
だってなんか最初の方とかのオクターブを叩きつけるように鳴っている感じがなんかリストっぽくないですか?
僕だけですかね?そう思ったのは……
スケルツォ第4番 / ショパン
最後に紹介させていただくのがこちらの曲。
ショパンのスケルツォの中では唯一の長調の曲で、なんかスケルツォというより舞曲っぽい感じの曲です。実際聴いてみるとすごい舞曲みたいな曲だなと思ってしまうのこれまた僕だけですかね?なんかテーマというかモチーフというか、すごい舞曲みたいだなって。
途中の流れるような部分はそんなことはないのですが、メインのテーマが舞曲みたいだなと僕は感じますね。
最後に
今回紹介させていただいた曲以外にも交響曲などにもスケルツォがあったりすることがあるので、それらを聴いてみたりするのも面白いかもしれません。
そして、もしこの記事について感想などがありましたらコメントをいただけたらなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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