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民族的要素を持つ音楽──狂詩曲

元々は音楽ではなく叙事詩などのジャンルだった!?
今回はそんなクラシック音楽のジャンルの1つ、狂詩曲について解説していきたいと思います。

▶︎前回

狂詩曲とは

狂詩曲とは自由奔放な形式で民族的または叙事的な内容を表現した音楽です。異なる曲調をメドレーのようにに繋いだり、既成のメロディを引用したりすることも多かったりします。
元々は叙事詩とか詩集とかの一種として使われていたのが、なんかシューバルト(シューベルトではないよ)という詩人兼音楽家の人が音楽に持ち込んだのがきっかけで音楽のジャンルとして成立したみたいです。
そして純粋なピアノソロの曲として初めて使った人はトマーシェクという人みたいですね。

リストのハンガリー狂詩曲にはハンガリーの民謡は使われていない!?

そして狂詩曲といえば『ハンガリー狂詩曲』が有名ですが、作曲者本人は「ハンガリーの民謡を使って作曲したぜ!」とハンガリー出身であることを誇りながらドヤ顔で作ったらしいですが、実はそのテーマに使われた音楽は当時に作られてロマのバンドが演奏していたものだったという……
現代日本風に言うと「日本万歳! 愛国ゆえに日本の民謡をテーマに作曲したぜ!」とドヤ顔しながら実際に使うのは流行りのポップスやロックといった感じでしょうか?
一応そのロマのバンドが演奏していた曲も日本のポップスやロックも民族音楽的な要素は使われているとは思いますが「でもそれって民謡じゃないよね?」という……

(実際ハンガリーのガチ愛国主義作曲家からは叩かれているらしいです)

おすすめの曲

ハンガリー狂詩曲第2番 / リスト

最初に紹介させていただくのがこちらの曲。
まるでギターで弾いているかのような伴奏が特徴的な曲です。
ハンガリー狂詩曲の中では一番有名な曲のようです。なんかトムとジェリーで出てきたとか。
確かになんかトムとジェリーでこの曲聞いたことがあったような……?
なんか聴くたびにトムとジェリーのあのシーンが脳内に流れてきそうですね……(苦笑)

ハンガリー狂詩曲第6番 / リスト

次に紹介させていただくのがこちらの曲。
冒頭の時点でかなり明るく始まる曲です。というより全体的に明るめの曲ですね。
重苦しくなく明るめで軽めの曲なので、重苦しい感じが苦手な人はかなり聴きやすい曲だと思います。
そしてこの曲何が珍しいかって謎に途中の部分で嬰ハ長調が出てくるんですよね。しかも調号が嬰ハ長調(シャープ7つ)になっているという……かなりレアな曲だと思います。
もし嬰ハ長調の曲の楽譜を所持したい人がいらしたら、こちらの曲を候補に入れるのもアリかもしれません(いるかどうかはともかくとしてですが……)

ハンガリー狂詩曲第12番 / リスト

最後に紹介させていただくのがこちらの曲。
最初に出てくる特徴的なモチーフが何度か出てくるかっこいい曲です。
ちなみに僕はハンガリー狂詩曲の中ではこの曲が一番好きだったりします。
ただ一度弾くのを試みたのですが、シンプルにトリルしながらメロディ弾くのきつかったです……(苦笑)

最後に

民族的要素などを感じながら狂詩曲を聴いてみると、色々と面白いかもしれません。
そして、もしこの記事について感想などがありましたらコメントをいただけたらなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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