クラシック音楽のジャンルとして定着しなかった音楽──舟歌
今回はクラシック音楽のジャンルとしては定着することができなかった音楽──舟歌について解説していきたいと思います。
舟歌とは
名前の通り舟を漕ぐ人(船頭)が舟を漕ぎながら口ずさんでいた歌で、クラシック音楽ではヴェネツィアのゴンドラを漕いでいる人が口ずさんでいた歌が元ネタらしいです。
基本的に6/8などの複合拍子系であることが多いようですね。
なぜ定着できなかったのか?
ではなぜ定着しなかったかですが、フォーレが舟歌を一つのジャンルとして定着させようと量産していたらしいんですよね。ただその後に続く者がいなかったという、かなり悲しいお話だったりします。
……またそれをやる人が出てきたら、もしかしたらジャンルとして確立するかもしれませんね。複数人でそれをやればの話ですが……
おすすめの曲
ヴェネツィアのゴンドラの歌 / メンデルスゾーン
まず最初に紹介させていただくのがこちらの曲。
メンデルスゾーンの『ヴェネツィアのゴンドラの歌』といえば『無言歌集』の方が有名ですが、実は『ヴェネツィアのゴンドラの歌』は歌曲にもあり、そしてこの曲はその歌曲の方の『ヴェネツィアのゴンドラの歌』です。
無言歌の方も名曲ですがこちらの歌曲の方もすごく名曲で、個人的に1位2位を争うレベルで歌曲の中では好きだったりします。
ただ無言歌の方が有名だからか検索に引っ掛かってくれないという……(いや、無言歌の方も好きだけどさぁ……歌曲の方聴きたい日もあるのに……)
舟歌 / ショパン
次に紹介させていただくのがこちらの曲。
まるで穏やかな細かい波が波打っているかのような、そんな感じの始まり方をする曲です。
こちらの曲は12/8拍子の曲で、そこにさらにショパンの独特の曲調が乗った結果、まるで細かい波が波打っているかのような曲調になっているのだと思います。
ただ後半に行くにつれてドラマチックに展開するのがやはりショパンらしいなとも思います。
こちらもまたかなりの名曲ですので、是非皆さんも聴いてみてください。
舟歌 / フォーレ
最後に紹介させていただくのがこちらの曲。
かなり展開が目まぐるしく変わり調性も変わり挙げ句の果てには拍子まで変わってしまうという、そんな感じの曲です。
というかこの曲に関しては「舟歌って……なんだろう?」って聴いていてなるかもしれません。
かなり独特な感じの曲で、展開があまりにも目まぐるしく変わるのでドラマチックとかいうレベルではないなと個人的には思いました。
なかなか面白い曲なので、是非皆さんも聴いてみてください。
最後に
もしクラシック音楽を作曲している人がこの記事を読んでいらっしゃったら、是非舟歌の量産に挑戦してみてください。
そして、もしこの記事について感想などがありましたらコメントをいただけたらなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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