もう喜ばれないと思っていた駅前で|🧺日常の余白
長男は小三の12月から塾に通い出した。
電車を乗り継ぎながら、
一人で通っている。
最初は不安だった。
だけど、最初から時間通りに、
笑顔で帰ってきた。
四月になり、学年も一つあがった。
正直、最近話し方も、
随分と生意気になってきた。
塾に行く時も、
振り向かずに、
行ってきますと言って出ていく。
親としては、
しっかりとしてきたことを、
喜ばしく思うべきなのかもしれない。
だけど、まだ私は素直にそうは思えず。
今日も、少しあっさりとした、
「行ってきます」を置いて塾に行った。
塾が終わって、
最寄り駅に電車が着く頃。
久しぶりに、
駅前で待っていた。
下を向きながら、
改札にタッチをして出てくる。
前を向いた長男と目が合った。
手を振る私に、
パパーっ!
満面の笑みで走ってくる息子がいた。
これから先も、
この時間に、この場所に立っていよう。
そう思いながら、手をつないで歩き出した。
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小さな運転手の後ろを、ゆっくり歩いた日|🧺日常の余白
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