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WeFiとDeone、今どこまで使える?

こんにちは。
「南の島のWeFi研究室」、沖縄に住む南の島のナベです🏝️

第7回では、WeFiが使われることと、WFIが市場で新しく買われることは同じではない、と整理しました。

そして、第8回はWeFi運用約1ヶ月の「現在地」についてご紹介しました。


そこで第9回は、WeFiとDeoneについて疑問を調べます。


「WeFiとDeoneは、今どこまで実際に使えるのか?」

について研究しました。

公式サイトには、口座、カード、決済、信用、ウォレットなど魅力的な機能が並びます。
ただ、設計図に書かれていること、公式が開始を発表したこと、僕たちが現在使えることは別です。
今回は、この3段階を混ぜずに整理します。

まず、WeFiとDeoneの役割を分ける

公式情報では、WeFiはオンチェーン金融インフラの「基盤」として説明されています。

また公式は、DeoneをWeFiのインフラを利用する「Deobankのショーケース」として案内しています。

道路に例えるなら、WeFiはお金を動かす道路や信号、記録の仕組みをつくる側。Deoneは、その道路の上を走る利用者向けサービスです。

WeFiの公式サイトとGitBookには、オンチェーン口座、法定通貨とステーブルコインをまとめて扱う残高、分散型カストディ、決済、カード、信用機能などの構想が掲載されています。

ただし、機能が資料に載っていることだけで「Deoneで今日から全部使える」とは言えません。

出典:WeFi公式サイトWeFi公式GitBook

3つの箱に分けると見えやすい

1.構想・設計として確認できるもの

公式資料で確認できる主な設計は、次のようなものです。

  • 法定通貨とステーブルコインを一つの体験として扱うオンチェーン口座

  • 複数資産をまとめて表示するUnified Balance

  • MPCなどを利用した分散型カストディ

  • 資産交換、決済、カード

  • オンチェーンの取引記録

  • 担保と信用情報を使う信用・借入機能

ここでいう「確認できた」は、公式資料に設計説明があるという意味です。一般利用者向けに全機能が本番提供されていることを確認した、という意味ではありません。

2.公式発表として確認できるもの

WeFi公式Telegramは、WeFiを基盤、Deobankをサービス層と説明し、Deoneを最初の利用者向けショーケースに位置付けています。

一方、直近の公式投稿にも「soon」「set to become」といった将来を示す表現があります。これは前進を示す発表ではありますが、全機能の一般提供完了を示す言葉ではありません。

公式サイトに「Visit Deone」「Deone Showcase」という導線があることも確認できます。しかし、リンクや紹介ページがあることと、各地域で口座開設・カード発行・送金・借入まで完了できることは分けて見る必要があります。

出典:WeFi公式Telegram

3.現在、提供を確認しやすいもの

Google Playには、WeFi Solutionsの「WeFi - Mining & Farming App」が掲載されています。ストア説明上、Cloud-Based Mining、Energy Farming、マイニング状況、Vesting・Claim、紹介状況などの確認機能が案内されています。

つまり、マイニング参加とアカウント管理を中心としたWeFiアプリは、少なくともAndroid向けストア掲載を確認できる状態です。

ただし、これはDeoneのオンチェーン銀行機能一式が提供済みという証拠ではありません。今回の公開情報だけでは、日本居住者がDeoneで新規口座を開き、法定通貨を入金し、カードを申し込み、送金や信用機能まで一通り利用できるかを確認できませんでした。

出典:Google Play:WeFi - Mining & Farming App

※2026年9月2日時点の公開情報を分類した図です。すべての国・アカウントで同じ状態を保証するものではありません。

「アプリがある」と「銀行機能が動く」は同じではない

ここは、僕自身も混同しやすかったところです。

WeFiアプリ自体が提供され、アプリ上でWFIのマイニング状況やEnergyなどを確認できることは確認できます。
ただし、これはWeFiが「Cloud-Based Mining」と呼んでいる仕組みについて、その技術的な実態まで僕自身が確認できた、という意味ではありません。

「マイニング」という言葉が具体的に何を指し、オンチェーン上でどこまで確認できるのかは、今後さらに調べたいポイントです。
しかし、それだけでオンチェーン口座、カード、国際送金、借入まで提供済みとは言えません。

反対に、まだ一般提供されていない機能があるからといって、WeFiのすべてが動いていないとも言えません。

大切なのは、サービス全体を○か×かで判定せず、機能ごとに、誰が・どの国で・どの条件なら使えるのかを見ることだと思います。

現時点で確認できないこと

今回の調査では、次の点を公開情報だけで確定できませんでした。

・Deoneの正式な一般提供日と、段階提供の全体スケジュール

・日本居住者が利用できる機能と、本人確認の具体的条件

・法定通貨口座、送金、交換、信用・借入機能の現在の稼働範囲

・WeFiが掲げる利用者数・取引量のうち、Deone実利用が占める内訳

カードについては、公式サイト上で機能の説明を確認できます。
一方で、日本居住者が現在新規申込みできるのか、どの法人・提携先が発行を担うのか、実際に適用される最新の手数料や利用条件については、今回の調査では十分に確認できませんでした。

「確認できない」は「存在しない」という意味ではありません。ただ、公式発表の将来形を、現在の利用実績として書くこともできません。

もう一つ注意したいのが、「Deobank」や「オンチェーン口座」という言葉です。
こうした名称だけを見ると、一般的な銀行と同じようなサービスを想像するかもしれません。

しかし、名称だけで銀行免許の有無や預金保護の対象になるかどうかまで判断することはできません。

実際に利用する場合は、それぞれの機能について、どの法人が提供しているのか、どのようなライセンスや利用規約のもとで提供されているのかを個別に確認する必要があります。

僕の考察:次に見るべきは、機能一覧より利用条件

ここからは僕の考察です。

WeFiの構想は、ステーブルコインと日常的な金融サービスを一つにつなぐ点に面白さがあります。Deoneが実際の入口になるなら、WeFiの基盤が一般利用者に届く重要な一歩です。

ただし、経済圏が成立するには、画面や発表だけでなく、継続して使えるサービスが必要です。

僕が次に確認したいのは、「機能が何個あるか」よりも、実際に登録できる地域、本人確認を通過できる条件、入出金の方法、費用、トラブル時の窓口です。そこが分かると、Deoneが構想から日常の道具へ移ったかを判断しやすくなります。

新しい発表を見るときの確認ポイント

  • 発表文は現在形か、未来形か。

  • 対象国・対象者・招待条件が書かれているか。

  • 登録だけでなく、入金・利用・出金まで完了できるか。

  • カードや口座を提供する法人とライセンスが明記されているか。

  • 手数料、上限、サポート、利用規約を確認できるか。

まとめ:今は「全部できる」でも「何もない」でもない

WeFiには、オンチェーン金融インフラとしての設計があります。
公式はDeoneを、その基盤を一般利用者に見せる最初のショーケースと位置付けています。

一方、現在確認しやすいWeFiアプリの中心は、マイニングやEnergy、報酬管理です。
Deoneの口座・カード・決済・信用機能を、日本を含む一般利用者がどこまで使えるかは、公開情報だけでは確認できない部分が残りました。

だから現時点の結論は、「構想から提供へ進んでいるが、機能ごとの稼働範囲はまだ分けて確認する必要がある」です。

新しい公式発表が出たら、言葉だけでなく、対象地域・利用条件・実際の操作まで追って更新していきます。

「知らない」を「自分で判断できる」に。
南の島から、引き続き一つずつ研究していきます。🌴🔍


南の島のWeFi研究室

※筆者はWeFiに参加している立場で調べています。本記事は特定の暗号資産や金融サービスの利用を勧めるものではありません。暗号資産には価格変動、流動性、規制、サービス提供者への依存などのリスクがあります。サービスの提供地域・条件・仕様は変更される可能性があります。

WeFiについて、もう少し知りたい方へ

WeFiの公式情報はこちらから確認できます。

👉 https://www.wefi.co/

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