見出し画像

WFIは最大10億枚。でも、今売買できるのは何枚?――供給量の数字を照合する

こんにちは。
「南の島のWeFi研究室」沖縄に住む南の島のナベです🏝️

第9回では、WeFiとDeoneについて、構想・公式発表・提供を分けました。
第10回は、WFIの「枚数」を調べます。

公式資料には最大供給量10億WFIとあります。
では、10億枚が今すべて市場に出ているのでしょうか。

答えは、いいえです。

最大供給量、総供給量、流通供給量、売買可能量は、それぞれ意味が違います。
今回は2026年9月2日時点の数字を照合し、「確認できること」と「まだ分からないこと」を整理します。

※本記事は価格予想や売買の推奨ではありません。流通量は更新されるため、閲覧時点の最新表示も確認してください。

まず、4つの「供給量」を分ける

  • 最大供給量:将来を含め、発行できる上限。

  • 総供給量:すでに発行された数量。計算方法によって焼却分などの扱いが異なります。

  • 流通供給量:市場で流通していると情報サイトなどが判定した数量。

  • 実際に売買可能な量:取引所やDEXに持ち込め、現実に売買へ回り得る数量。

ここで大切なのは、流通供給量も「今すぐ売り注文に出ている量」ではないことです。個人ウォレットで長期保有されているWFI、取引所にあるWFI、流動性プール内のWFIは状態が違います。

公式の最大供給量は10億WFI

WeFi公式Ecosystemページは、WFIの最大供給量を10億枚としています。
公式Technologyページで示されている内訳は次のとおりです。

  • Mineable(CBM):862,068,966 WFI

  • Referrals & Rewards:127,931,034 WFI

  • Exchange Reserve:10,000,000 WFI

合計は1,000,000,000 WFIです。

ただし、これは10億枚すべてが発行済み・Claim可能・取引所で売買可能という意味ではありません。
あくまで最終的な割当上限を示した数字です。

出典:WeFi公式EcosystemWeFi公式GitBook

第三者サイトの流通量は約8,605万WFI

2026年9月2日にCoinMarketCapを確認すると、最大供給量10億WFI、総供給量10億WFI、流通供給量86,052,553 WFIと表示されていました。

計算すると、

86,052,553 ÷ 1,000,000,000 × 100 = 約8.61%

つまり、CoinMarketCapの表示を採用した場合、最大供給量の約8.6%が流通扱いで、約91.4%は流通供給量に含まれていない計算です。

ただし、CoinMarketCapは第三者サービスです。
表示値の算定や更新には、プロジェクトからの申告や独自検証が含まれる場合があります。
公式のオンチェーン証明と同じものとして扱うことはできません。
※2026年9月2日時点の表示を使った整理です。約8.61%は試算であり、将来の流通量を示しません。

なぜ「総供給10億」と「流通約8,605万」が両立するのか

総供給量として10億枚が表示されても、全部が自由に移転できるとは限りません。

公式のWFI Token Utilization Agreementでは、WFIがVesting・Claim・プラットフォーム外への移転対象になる量にMSC(Mathematical Supply Control)が関係すると説明されています。
MSCは、エコシステムの成熟度、実際のプロダクト需要、Energy、流通量などを参照して供給を管理する仕組みです。

つまり、割当上は存在するWFI、画面上で獲得したWFI、Vesting中のWFI、ClaimできるWFI、市場で売買できるWFIを同じ箱に入れてはいけません。

これは第5回のClaim・Vesting記事とつながります。
今回は個人の出口手続きではなく、市場全体の供給数字に焦点を当てています。

「今売買できるのは何枚?」に一つの答えがない理由

流通供給量86,052,553 WFIを、そのまま「今日売れる枚数」とは言えません。

実際に売買へ回る量を知るには、少なくとも次を分ける必要があります。

  • 取引所が保有する残高

  • DEXの流動性プールにある数量

  • 移転可能だが個人が保有している数量

  • ロック・Vesting・Claim待ちで移転できない数量

  • 運営・報酬・準備金などのアドレス別残高

さらに、同じトークンが取引所間を移動すれば、単純合計では重複する可能性があります。正確な「即時売買可能量」は、公開情報だけから一つの数字に確定できませんでした。

現時点で確認できないこと

  • 約8,605万WFIのアドレス別内訳

  • 運営、取引所、流動性プール、一般保有者の分類

  • ロック中・Vesting中・Claim待ちの最新合計

  • CoinMarketCapの流通量が更新される具体的な算定手順

  • 次のSupply Blockが解放される時期と数量

「分からない部分がある」ことは、流通量がゼロという意味でも、不正確だと断定する意味でもありません。
数字の定義と根拠を確認し続ける必要がある、ということです。

僕の考察:価格より先に「分母」を見る

ここからは僕の考察です。

WFIの価格だけを見ると、その価格がどの供給量を前提にしているかを忘れがちです。
流通量を使う時価総額と、最大供給量を使う完全希薄化後評価額では、見える規模が大きく変わります。

また、将来新しいWFIが流通へ入れば、需要が同じでも一枚当たりの需給環境は変わり得ます。
反対に、供給が制限されていても、買いたい人が増える保証はありません。

だから、僕は「最大10億枚だから希少」「まだ8.6%だから必ず上がる」という結論にはしません。
供給の解放条件と、前回調べた実際の利用需要を一緒に見る必要があります。

読者が確認したい5つの数字

  • 最大供給量と総供給量

  • 流通供給量と更新日

  • Claim可能量・ロック量

  • 取引所とDEXの流動性

  • 新規供給の解放条件と実績

まとめ:10億枚と約8,605万枚は別の数字

公式が示す最大供給量は10億WFIです。
一方、2026年9月2日のCoinMarketCap表示では、流通供給量は86,052,553 WFI、最大供給量の約8.61%でした。

しかし、この約8,605万枚も「今すぐ市場で売られる枚数」ではありません。正確な売買可能量を知るには、アドレス、ロック、取引所残高、流動性などの追加確認が必要です。

今回の結論は、最大供給量・総供給量・流通供給量・実売買可能量を分けること
数字が大きいか小さいかを判断する前に、その数字が何を数えているかを確認していきたいと思います。

「知らない」を「自分で判断できる」に。
南の島から、引き続き一つずつ研究していきます。🌴🔍


南の島のWeFi研究室

※筆者はWeFiに参加している立場で調べています。本記事は特定の暗号資産や金融サービスの利用を勧めるものではありません。暗号資産には価格変動、流動性、規制、サービス提供者への依存などのリスクがあります。サービスの提供地域・条件・仕様は変更される可能性があります。

WeFiについて、もう少し知りたい方へ

WeFiの公式情報はこちらから確認できます。

👉 https://www.wefi.co/

実際にWeFiに触れてみたい方はこちらからどうぞ。(参加は招待制です)

👉 https://app.wefi.co/register?ref=shxq5lkag0

※サイト内の国旗マークをタップすると日本語に変更できます。

※分からないことがありましたら、僕の分かる範囲でフォローしますので、ご遠慮なくメッセージください。

Xはこちら👇

👉 https://x.com/nabewefi2026


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集

この記事は noteマネー にピックアップされました

noteマネーのバナー