30歳で年収1,000万円到達までの全てを言語化してみる2章
前回の記事:30歳で年収1,000万円到達までの全てを言語化してみる1章から私的に重要なポイントを抜粋すると下記となる。
年収はあなたの能力で決まらない — 環境要因編
前回(第1章)の要点は3つ。
- 部長になると、金が余り、裁量という「呪われた剣」が手に入り、没頭できる
- 裁量は経験値効率を10〜30倍にする権利。会社の資源で「1億円の実験」ができる
- 原動力はなんでもいい。金でも承認でもリタイアでもいい。燃料を1つ決める
で、今回から攻略の本体に入る。第0章で配った地図の最初のエリア、「環境要因」である。
先に、この章でいちばん大事な話をひとつする。
あるところに能力がまったく同じWEBエンジニアが2人いるとする。1人はIT人材派遣の会社で働いていて年収450万円。もう1人はSaaS企業で働いていて年収600万円。同じ能力なのに、150万円の差がついている。
この差は、本人の努力でも才能でもなく、「どこで戦っているか」だけで生まれている。そして世の中の多くの人は、この差を「自分の能力が足りないせい」だと誤解して、環境をそのままに、自分磨きだけを頑張っている。順番が逆なのだ。
年収は、あなたの能力の前に、まず環境でレンジ(下限と上限)が決まる。能力・努力・習慣は、そのレンジの中のどこに着地するかを決める変数にすぎない。
この章では、環境要因を「業界とビジネスモデル」「上司」の2つに分解して、それぞれがどう年収を決めているか、そして自分の環境が当たりかハズレかをどう見極めるか、を書く。読み終わる頃には、「今の場所で頑張るべきか、場所を変えるべきか」を自分で判定できるようになっているはずだ。
年収はあなたの能力で決まらない
よく言われていることだが、年収はあなたの能力だけで決まらない。あらかじめ選んでいる環境によって、大枠が決まる。あなたの能力が高かろうが低かろうが、ほぼ無関係に決定してしまう。
ある意味、「能力だけが年収の決定要因にならないのでは?」という疑問を持ち、この構造の存在に気づいて動けるかどうか自体は、能力の一種なのかもしれない。ただ、この構造に高度な分析で気づいたのか、たまたま本や記事で読んで知ったのかで、結果は変わらない。わかっていればいいのだ。あなたは今この記事で知った。それでいい。
ここから先は
¥ 500
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
