29ページのネームを見直した理由
しゃおです。見に来てくださってありがとうございます!
今回は前回の記事の続きになります😊
それではしばらくお付き合いくださいませ~~
🧩 ネームの違和感
今回の漫画は、最初に描いたネームが 29ページ ありました。
テンポは良いものの、ページごとに場面がポンポンと切り替わっていく印象で、 登場人物が「なぜその行動をしたのか」が、読者の想像にゆだねられすぎている気がしました。
心理描写は全体で 2ページほど。
あとは行動ばかりが並んでいて、 “気持ちの流れ”が弱いネームになっていたのが最初の違和感でした。
🔧 再構築の理由
出張編集部では、2社から 「主人公の気持ちをもっと大きく描いた方がいい」 と言われました。
特にスターツさんは、紘希の気持ちを丁寧に読み取ってくれて、 「紘希はそんな気持ちだったのか…」と、私自身が初めて実感した瞬間でした。
私は「こういう展開の話を描きたい」から描き始めていて、 キャラの心の立ち位置がぼんやりしていたことに気づきました。
キャラクターの心理から考えた展開の整合性や納得感を考えると、 やはり 心理描写を増やす必要がある と感じ、再構築を決めました。
💭 心理の流れ
主人公・紘希はひまりを心配していて、 恋愛としての好きよりも、友達・家族としての好きが大きい。 恋愛は“芽”として扱うつもりでした。
ただ今回は少女漫画なので、 「恋愛として好きだけど、まだ言えていない」 という方向に調整しました。
📝 編集者の意図
紘希の行動から気持ちは読み取れるものの、 読者にもっと分かりやすく印象付けるために、
言い出せないことへの悔しさ
後悔
感情の変化
こういった心理描写を強めることを提案されました。
また、ライバルのこうせいは もっと嫌なやつにしてもいい と言われました。 壁ドンなどでひまりに強く迫るシーンがあってもいい、と。
主人公を応援したくなる構造を作り、 ライバルは“気持ちよく倒される”存在にする意図です。
🔥 温度帯の調整
構成としては分かる漫画になっていたものの、 編集さんからは 「もっと熱量が必要」 と言われました。
さすがインパクト勝負のアプリ連載雑誌の編集さん…… 取り入れることにしたものの、 どう表現すれば熱量のある心理描写になるのか分からず、
「涙雨とセレナーデ」「ひゃくえむ。」を参考にしました。
特に「ひゃくえむ。」はアプリ連載だったので、 心理描写のインパクトの出し方が分かりやすかったです。
🎨 改稿内容
● p16〜19
メインの流れは変えず、 そこに至る経緯をモノローグで補強。 紘希とひまりの“距離”を出しました。
「俺、明日ついて行くから」と宣言することで、 冒頭ではひまりに付き合わされていた推し活に、 自ら付いて行く対比 が生まれました。
● p27
ライバル退場。 少しだけバックグラウンドを匂わせる構成に。
● p28〜29
元々1ページしかなかった「2人で帰るシーン」を 2.5ページに増やし、心の距離が近づいた印象を強めました。
🎭 群像劇になったことについて
編集さんに言われた「ライバルを完全に嫌なやつにする」ことはできませんでした。 現実的な方法でとっちめられてはいるものの、 こうせいは悪人ではなく、どこか憎めない人になりました。
キャラの心理を丁寧に考えた結果、 群像劇のような印象 になった気がします。
主人公は紘希ですが、 読者が感情移入するのはひまりかもしれません。
新人賞としてはどうかなという懸念はあるけれど、 私はこの形が気に入っているので、もう変えません。
🌙 おわりに
ネームの違和感から始まり、 編集さんの言葉を受けて再構築した今回の話。
創作の裏側が好きな方は、 また読みに来てもらえたら嬉しいです。
良かったらスキやフォロ―よろしくお願いします!😌💕
熱量補充に参考にした作品の紹介
2作品とも大好きです!!❤️❤️😊
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2027年アニメになります 孝章様ステキです…!!
