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好きだった事実は、消えない

──初恋のBluetooth通信。

先日、ふとしたタイミングで
初恋の雪子と“通電”した。

↑※ここに書きましたが。。

まるでBluetoothのように──
言葉じゃなく、感覚で交わす通信だった。

彼女の声が、心の奥で響いた。

雪子

「そういえば竹原──
あたしが卒業後に、あんたの目をじっと見つめたことあったの覚えてる?
あの時、あんた“ツン”って視線を逸らしてどっか行ったやん。
…あれ、どういうこと?

ひどくない?(笑)」

……ごめん。
正直に言えば──そのときのオレは
もうあなたを“想ってなかった”。

というか……
あんなにあなたに惚れてた自分を、どこかで「ダサい」と思ってしまってた。

でも、今になってようやく気づいた。

あの「ダサい」が、全ての始まり。

あなたに惚れなければ──

博子

に惚れることもなかった。

(彼女はあなたと同じように、身体が大きな女性)

社会人になって、

バンド仲間

に惹かれたのもそう。
あなたに“感じた”あの感覚のままに、恋したからだ。

だから──
たとえ想いが終わっていたとしても、
「好きだった事実」は、消えない。

あの頃のオレは、それを理解していなかった。

だから「ツン」と視線を逸らした。
ほんとうは、ただの照れ隠しだったんだと思う。

好きになった人って、
たとえ今は想っていなくても、
ずっとどこかで繋がってる。

想いは消えても、
痕跡(Bluetoothの履歴)は残る

だから今──

もしまた、目が合ったなら。
今度はちゃんと笑って、
正面から、まっすぐ見つめ返すよ。
(照れるけど)
今度はちゃんと。。


(そうじゃなくて。。)

雪子は

モテたかったわけじゃない。
オンナとして見られたかった。

あの頃から
自分の母親とは、違う未来を歩みたかった。

でも、それを“実感”させてくれる人が竹原だったなら──
私に拒む理由もなかったし。
なんとなく私を意識してるのは知ってたし。

(言葉にならないそんな気持ち)

…そういうBluetoothが、今も届く気がして。

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