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【サーチファンド特別インタビュー】AI面接” 次世代版SHaiN(シャイン)”は経営者候補の「資質」をどう紐解いているのか?-前編-(タレントアンドアセスメント山﨑社長×YMFGキャピタル藤本取締役)

―近年、急速に社会へ浸透しているAI。

AIは、すでに私たちの生活やビジネス、社会構造のすべてに深く影響を与え始めています。

そんな中、弊社のサーチファンド事業ではサーチャー選考の過程において、株式会社タレントアンドアセスメント様の対話型AI面接サービス”SHaiN(シャイン)”(以下、SHaiN)を導入しております。

このAI面接ですが、事前にサーチャー(経営者候補)を志望する方とのカジュアル面談でご質問いただくことが多く、皆様からはハードルの高い選考過程と感じていらっしゃるようです。

今回、AI面接とは一体なんなのか、どういった特徴なのか、公平な選考評価ができるのか、など、AI面接にまつわる様々な疑問を解消するため、”SHaiN”を運営する株式会社タレントアンドアセスメント代表取締役の山﨑俊明様に直接インタビュー(前後編)をさせていただきました。


藤本(YMFGキャピタル):
本日はお忙しい中、インタビュー取材にご対応いただき誠にありがとうございます。
御社とはサーチファンド事業で2023年2月に業務提携し、3年ほどお付き合いをさせていただいております。
このインタビューで、御社とAI面接サービスについてお伺いできればと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

山﨑(タレントアンドアセスメント):
こちらこそよろしくお願いします。
改めまして、弊社が運用するSHaiNとは、スマホやタブレットを使用し、24時間365日場所を問わず受検者のスケジュールに合わせて面接を受けられる対話型のAI面接サービスです。
人間の代わりにAIが面接官となって、受検者ごとに適した質問を投げかけます。弊社独自で開発した科学的面接手法「戦略採用メソッド」に基づいたAIヒアリングによって、採用基準を統一することが可能となっておりまして、客観性の欠如や評価のバラつきを改善し、公平公正な評価を実現しております。

藤本(YMFGキャピタル):
もともと弊社がSHaiNを導入したのは、サーチャー選考において公平公正な候補者の評価をどう担保していこうか悩んでいたのがきっかけでした。
国内におけるサーチファンド事業の歴史はまだまだ浅く、弊社もサーチャー(経営者候補)の登用についてあまりノウハウがなかったため、一つ一つ手探りで進めていたことを思い出します。
選考過程における時間的制約もある中、人間の勘や経験に頼らない、またデータで可視化されるという点で、御社のサービスを導入させていただきました。

山﨑(タレントアンドアセスメント):
ありがとうございます。
SHaiNはアルバイトから正社員など、新規採用から評価面談まで、幅広い場面でご利用いただいております。
一つ事例をご紹介しますと、ご提携先の日本郵便様では、郵便局長に対する評価面談の際にご利用いただいております。郵便局は全国各地に2万局以上ございますが、局長クラスとなれば本部の上層部の方しか面談できませんよね。相当の労働コストがかかりますし、それぞれがもつ資質や人物像に対する評価が難しいのが現状です。SHaiNは、そのような人間が行っている面談をAI面接に置き換えるだけで、労働コストの削減だけでなく、マネジメント力の可視化や個人ごとの最適な研修設計に取り組むことができるんですよ。

藤本(YMFGキャピタル):
かなりスケールの大きな活用事例ですね。
最初にSHaiNを開発するきっかけはなんだったのでしょうか。

山﨑(タレントアンドアセスメント):
もともとは人材採用コンサルティング事業を行っていまして、その経験から、人材採用業務における人というのは氷山に例えられると思いました。
氷山の一角という言葉があるように、海上に見える氷山はわずか表面の一部です。これが履歴書や職務経歴書に該当するものだと捉えております。
これまで対人で行っていた面接は、どんな職務でどういった業務をしていたのか、どういう技術があるのかなど、見える部分ばかりのコミュニケーションが多く、本当に人材と会社がマッチするのがどうか疑問を抱いておりました。これまで勤めていた企業の看板を背負っていたから上手くいっていた場合もありますよね。

藤本(YMFGキャピタル):
確かに、大企業のセールス担当が新規営業をする際は、そもそもお客様に社名と業務内容を認知していただいているので、まだ話を聞いて貰いやすい。一方、社名が浸透していない企業は、まず会えるかがスタートラインですもんね。

山﨑(タレントアンドアセスメント):
そうなると、看板がなくても業務を遂行できるかは、本人の潜在的な能力の部分に隠されているということになるのです。この本人の資質が、氷山で見えていない部分に該当します。人は、見えない部分が大半なんですよね。
潜在的で見えない部分を掘り下げようとしても、中々難易度が高い。この見えない部分を可視化するために開発したのが、AI面接のSHaiNでした。
このSHaiNは、Strategic Hiring AINavigator(戦略採用AI面接)の頭文字を取っています。

藤本(YMFGキャピタル):
SHaiN導入前では、対面での面接ではよく分からない部分を掘り下げることができず、選考時と登用後のギャップが大きいケースも見受けられました。SHaiN導入後は、選定基準の明確化などを意識するきっかけにもなりました。
そういえば、御社の説明でよく「戦略採用」という言葉を耳にしますね。

山﨑(タレントアンドアセスメント):
戦略採用というのは、もともとコンサルティングで導入しているメソッドですね。グローバルIT企業や外資系保険会社も同様の技術を使用しているので、同レベルの技術を搭載したAI面接といっても過言ではないです。

藤本(YMFGキャピタル):
一方、急激な技術革新の裏で、国内では法整備が追い付いていない場合も散見されます。近年、AIについても世界的に規制する動きがみられますが、この点はいかがでしょうか。

山﨑(タレントアンドアセスメント):
2017年にAI面接を作り始めた当時、受験者の表情などで採点をするような録画型の面接というものがあったのですが、実はアメリカで訴訟問題になりまして、使用を禁止する法律が出ました。実際に使用した会社も訴えられています。
EUではAI規制法も発効されているので、AI面接も今後同様の問題が出てくるであろうと想定してます。弊社はそういったリスクを排除するため、対話型のAI面接を採用しておりまして、東京大学と共同研究し開発を行いました。
4万人以上のデータを解析した上、オリジナルのAIアルゴリズムを開発し、国際学会にも採択をされている。評価方法はきちんと裏付けされたものであり、皆様に安心してご利用いただけるサービスとなっております。

藤本(YMFGキャピタル):
近年では、社会的な側面やコンプライアンスをより求められておりますので、弊社も安心して利用できます。

山﨑(タレントアンドアセスメント):
AIの普及に伴い、AI面接の国内市場もここ1年で急激に広がっているようです。ただ少し気になるのは、生成AIを利用して評点をつけているタイプのAI面接ですね。
生成AIを利用していれば分かるんですが、同じ内容を読み込んでいるのに、異なる回答が返ってくる場合がありますよね。AI面接でも同じことが起きる、つまり同じ面接内容でも評点が変わるんです。そして、なぜ違うのかも明確に分からない。
けれど、SHaiNは何回読み込んでも同じ点数しかつきません。これは、SHaiN独自のアルゴリズムが働いている証拠です。だから、私たちは自信をもってSHaiNの評点基準で評価していただいても大丈夫だと強く言えるんですよ。
この評点基準をもって最終判断するのはあくまでも人間です。一方、根拠のない基準では説明がつきませんからレピュテーションリスクにもなり、企業の採用活動ではどんどん差が開いていくと考えています。

藤本(YMFGキャピタル):
客観性や公平公正な評価を求めてSHaiNを導入しているので、受検者にも安心して利用いただけますね。 

山﨑(タレントアンドアセスメント):
今年、日本でもAI推進法ができましたが、規制法ではなくあくまで推進法です。法整備は世界に後れを取っている。
特に、人間の評価はリスクを伴うため、AI面接においては、人間による監視とログ管理、第三者による適合性評価の3点を満たすことが重要です。SHaiNは、異常スコアにアラートを出して人のチェックを挟み、記録を管理し、研究成果を外部に開示することで客観性を担保している、日本で唯一のAI面接サービスですね。

後編では、実際にその評点基準や仕組みについて、お伺いいたします。

後編はこちら↓

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