#92🎬️『スペシャルズ』|どんな靴でも白い上靴に履き替えて
世代も考え方も生き方も、全く異なる人たちが、
”誰かの目的”のためではなく、”その対価”の向こうに価値を見出し、チームになる。
無理やり足並みを揃えさせられていた人たちが、
次第に同じ方向に向く──。
殺し屋がダンス!?
経験ゼロ、協調性ゼロ、やる気もゼロなデコボコ即席チームが本気のダンスに挑む!?
かつてない<驚愕のダンスアクション・エンターテイメント>が幕を開ける!!
靴は、白い上靴に履き替えさせられる。
子どもに教わり、叱られる。
「組のトップ2」は「クマちゃん」になり、
「兄貴」は「おじいちゃん」になる。
子どもは、デコボコ即席チームのメンバーのそれぞれの個性を引き出し、上手に混じり合わせ、
チームキャラクターを、最強にしていく。
傷を知り、自分を守るために、
想い出や感情を凍らせていた大人が、
甘いだけじゃない、スパイシーで独特なホットチョコレートを子どもに飲まされて、
氷がどんどん溶けていくようだった。
夢を追う時代じゃないと吐露していた子どもを見て、
そんな風に思わせてしまう世界にしたのは誰か。そう問いかけられている気がした。
そして、”親の夢”を押し付けられ、
苦しむ子どもも描かれていた。
「大人のくせに、何で諦めるの!」
というセリフでハッとした。
この子はきっと、子どもだからと多くのことを諦めてきた。
「子どもだから諦める」も「歳だから諦める」も、
「若いからできる」も「大人だからできる」も、
誰かが押し付けた重石。
その”誰か”が、自分自身であることもある。
意地やプライド、ラベルや境界、
いろんな”無駄”とも思えるものが溶け出して、
心がホワホワした。
⬇️こっちはホワホワしないマフィア
