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職種変える転職、ハードすぎる件(応募してわかった、未経験の壁編)

前回、「職種変える転職、ハードすぎる件(準備編)」を書きました。その後、いよいよ応募を始めました。

……と、ここまでは順調だったのですが。

実はその後も体調に波があり、また寝込んでしまいまして。そんなわけで、少し間が空きました。

まあ、焦らずいきましょう。

ということで、今回は「応募編」です。

いざ、応募!

準備編でも書いた通り、今回はこれまでとは違う職種への転職を目指しています。

これまで私は外資系企業で働いてきたこともあり、仕事でも英語を使ってきました。

なので、まずは外資系求人に強そうな「Daijob」と、女性向け求人が多く、女性特有の働き方の悩みにも比較的寄り添ってくれそうな「女の転職」から求人を探してみることにしました。

希望する職種は、ざっくり言うとバックオフィス系。

アドミン系の業務の一つを中心に考えていましたが、これまでの経験を活かせそうなものや、未経験歓迎のものも含めて探しました。

そして求人を見てみると……

あれ?

意外とあるじゃん。

しかも、

「未経験歓迎」

と書いてある求人も結構ある。

給料は今までの半分以下になる可能性もあるけれど、そもそも今回はそこも含めての転職。

「これなら、意外といけるんじゃない?」

と、だんだん期待が膨らんできました。

そして、いきなり2件面接へ

とりあえず何件か応募してみたところ。

なんと、2件ほど速攻で面接まで進みました。

え?意外といける?

もしかして、職種変更って思っていたほど難しくない?

……と、ここで私は完全に勘違いします。

「転職、楽勝かもしれない。」

と。笑

ところが。面接まで1〜2週間ほど時間が空いたので、その間にもどんどん応募していったのですが……

まあ、書類が通らない。びっくりするくらい通らない。

これまでの仕事を振り返ってみると、新しく応募している職種そのものではないけれど、業務としては横展開できる経験や実績がそれなりにあると思っていました。

なので、勝手に、「半分くらいは書類通るんじゃないかな」くらいに思っていたんですよね。

ところが、体感としては……

15%くらい?

あれ?思ってたんと違う。

「未経験歓迎」の意味とは

もちろん、ここは自分でも理解しています。

いくらこれまでの経験を横展開できると思っていても、応募する職種が変われば、採用側から見れば「未経験」です。

それは仕方ない。これまで採用する側でもあったので、分かっていたつもりでした。

でも、実際に応募してみると、

「未経験歓迎」って、全然未経験歓迎じゃないじゃん……

と思うことも多々ありました。笑

「未経験OK」と書いてあっても、実際には、

「この経験があれば尚可」

「この業務経験がある方」

「○年以上の経験があれば歓迎」

などなど。

いや、それってもう……未経験とは……?

と、だんだん哲学的な気持ちになってきます。笑

もちろん企業側にも事情があるので、これは仕方のないことだと思います。

ただ、「これまでのキャリアがある程度あって職務経歴書にもしっかり書けば、職種を変えてもそれなりに評価してもらえるのでは?」

と思っていた自分には、なかなかの洗礼でした。

『給料を大幅に下げる=勤務時間や仕事の負荷も大幅に下がる』は幻想でしかなかった

そんな中、最初に面接まで進んだ求人の一つの面接を受けました。英語と日本語を使った面接。

これはこれまでの経験も活かせそうだし、「お、これはいけるかも?」と思いながら面接を受けました。

そして、仕事内容についていろいろ話を聞いていると……

勤務終了は平均19時半。

しかもリモートワークなし。

そして、実際には21時半くらいまで働いていることも多いとのこと。

…………。

あれ?私、何のために転職するんだっけ?

もちろん、ちゃんと働くつもりです。仕事をしたくないわけでもない。責任を負いたくないわけでもない。

でも今回の転職で私が求めていたのは、

給料を下げてでも、穏やかに暮らせる働き方

だったはず。

それなのに、給料は大幅に下がるけど、勤務時間も長くなる。リモートもない。

……それは、ちょっと違う。

そこで初めて気づきました。

私はどこかで、「給料を大幅に下げる=勤務時間や仕事の負荷も大幅に下がる」と思っていたんですよね。

でも、そんなことはない。当たり前です。

完全に私の思い込みで、幻想だったと思い知るのです笑

「エグゼクティブ層を諦めなくても大丈夫ですよ!」とフォローされる

その後も、また一つ、また一つとエージェントに登録して、いろいろなエージェントさんとお話しました。

私の希望はかなり明確です。

  • 在宅勤務ができる

  • 残業が少ない

  • マネジメントはできれば控えたい

  • 無理なく長く働ける

もちろん、仕事はちゃんとします。

でも、「仕事を頑張りすぎて、生活がなくなるような働き方はもうしたくない」というのが正直なところ。

ところが。

現在の年収が高いこともあり、「エグゼクティブ層を諦めなくても大丈夫ですよ!」と言われることが結構ありました。

……いや。

諦めるとかじゃないんです。

もう、そういう仕事がしたくないんです。

ここが、なかなか伝わらない。

年収が高い仕事を諦めたくないのではなく、私はもう、「高い年収を得るために、仕事に全振りする」という働き方を望んでいない。

でも、そういう希望って、今までのキャリアが長ければ長いほど、伝わりにくいのかもしれません。

「ちゃんと働く。でも、穏やかに暮らしたい」

その後も、いくつか面接の機会がありました。

エージェントさんが間に入ってくれて、面接を代行してくれるようなケースもありました。

ありがたいです。本当にありがたい。

でも、そんな日々を過ごしているうちに、私はだんだん自分の希望を押し殺しそうになっていました。

「このくらいなら頑張れるかな」

「せっかく紹介してもらったし」

「ここまでキャリアがあるなら、もっと上を目指したほうがいいのかな」

「この条件を希望するのは、ちょっとわがままなのかな」

そんなことを考えるようになっていました。

でも、本当に望んでいたのは、「しっかり働く。でも、体力と体調の波がある中でも、無理せず穏やかに暮らしたい」

ということ。

別に、仕事をしたくないわけじゃない。成長したくないわけでもない。責任を負いたくないわけでもない。

ただ、

仕事以外の時間もちゃんと自分の人生として生きたい。

それだけなんです。

そして、起きられないモードへ

そんなことを考えながら転職活動を続けていたら。また、起きられないモードに突入しました。

ああ、まただ。

そこで、ようやく気づきました。

私、何をやっているんだろう。

私が一番ないがしろにしていたもの

いろいろなエージェントさんと話しました。もちろん、皆さん親身になってくださっています。

でも、考えてみたら、ほとんどの人が「初めて会った人」です。

それなのに私は、「対ひと」だから。という理由だけで、相手の気持ちをすごく尊重していました。

せっかく紹介してくれた。

せっかく時間を取ってくれた。

せっかく面接まで進めてくれた。

だから、ちゃんと応えなきゃ。

そうやって相手の気持ちを考えているうちに、一番大切にしなきゃいけない自分の気持ちを、私自身がないがしろにしていました。

本当は、もう何年も前から。私はずっと「無理せず、穏やかに暮らしたい」と思っていたんじゃないか。

それなのに、

「もっと頑張らなきゃ」

「せっかくここまでキャリアを積んだんだから」

「もっとできるはず」

と、自分で自分の希望を引っ込めてきた。

今回の転職活動でも、また同じことをしようとしていた。

それに気づきました。

もう一度、転職について考えてみる

そんなタイミングで、ある本を読みました。

『幸せな転職』中村浩一郎著。

これを読んで、「そもそも私は、何のために転職するんだろう?」と、もう一度考えてみることにしました。

大前提として「私はどういう毎日を送りたいんだろう?」を考えないと、また同じことを繰り返す気がする。

年収。職種。正社員かどうか。在宅かどうか。残業時間。

いろいろ条件はあるけれど、その条件の先にある、「どんなふうに生きたいのか」を、もう一度考えてみようと思いました。

ということで、転職活動はまだまだ続きます。

職種変える転職、ハードすぎる。

でも実は、題名の『未経験の壁』がしんどいんじゃなくて、『無意識に自分自身の希望を抑えてしまう心の壁』を超える方がよっぽど大仕事だと気づけました。
だって、この壁が今回の適応障害や生きづらさに直結しているから。

まだまだ転職活動は続きます。でも、悪い癖が出て立ち止まった今、前より納得した進め方ができるかなって思ってます。

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