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【問い】家族旅行は何を優先しますか?|予定通りに進むことと、その場を楽しむこと

はじめに

今回は、子どもの夏休みの最後に、少し時間が取れたので近場へ家族旅行に行ったときの気づきを、問いとして残しておきます。

小学5年生と小学3年生の娘たち、そして私とパートナーの家族4人での1泊旅行。

旅行そのものはとても楽しかったのですが、振り返ってみると、以前の家族旅行とは少し違う感覚がありました。

それは、
予定通りに進まないことを、家族みんなが以前より楽しめるようになっていたこと。

そこには、子どもの成長だけではなく、親としての私たちの見方の変化もあったのかもしれません。

私とパートナーでは、旅行の楽しみ方が少し違う

私は旅行に行くとき、目的地や大まかな予定は決めます。

「ここには行きたい」
「このイベントには参加したい」

くらいは考えるのですが、現地に着いてから予定が変わることには、そこまで抵抗がありません。

子どもが別のことをやりたいと言えば食事先を変えることもありますし、1時間くらいの予定だった場所で楽しそうにしていれば、そのまま時間を延ばすこともあります。

ある程度決めたら、あとは風まかせ。
そんな旅行も楽しいと思っています。

一方で、パートナーはどちらかというと、事前にしっかり計画を立てるタイプです。

何時に出発して、
何時までここにいて、
その後はここへ行く。

予定が見えているからこそ、安心して旅行を楽しめるのだと思います。

だからこそ、以前は予定通りに進まないことが続くと、イライラしてしまうこともありました。

どちらが正しい、という話ではない

ただ、これはどちらが良い悪いという話ではないと思っています。

計画があるから、限られた時間の中でもやりたいことを楽しめる。

一方で、余白があるから、その場所でしか出会えなかった出来事を楽しむこともできる。

家族旅行には、おそらく両方が必要です。
特に子どもが幼い頃は、予定通りに進まないことの連続でした。

出発しようと思ったら準備が終わらない。
急にトイレに行きたいと言う。
せっかく連れてきた場所より、道端にあったものに夢中になる。

親が立てた予定なんて、簡単に崩れてしまいます。
そのたびに、大人だけが疲れてしまうこともありました。

今回も、予定外の出来事が起きた

今回の旅行でも、予定外のことがありました。

旅行先で偶然出会った子どもたちと娘たちが意気投合して、ひたすら一緒に遊んでいたんです。

しかも、

「明日も一緒に遊びたい」

という話になりました。
そうなると、翌日の予定も変わってきます。

もともと考えていた場所へ行くなら、ある程度の時間で切り上げなければいけません。

でも、子どもたちはすごく楽しそう。

そこで午前中は子どもたちが遊ぶ時間にして、その後の予定を組み直すことになりました。

以前なら、ここで少し空気が悪くなっていたかもしれません。

「せっかく予定を立てたのに」
「もう時間がないよ」

そんな感情が出てきても、不思議ではない場面でした。

子どもと「相談できる」ようになっていた

でも、今回は違いました。

パートナーが、

「このあと、こんな感じにするのはどう?」

と娘たちと話していたんですよね。

子どもたちもただ、

「もっと遊びたい!」

と言うだけではありません。

このあと何をするのか。
どれくらい遊べそうなのか。
親の考えている予定は何なのか。

そうしたことを聞きながら、自分たちの希望も伝えていました。

そこでふと、
子どもと対話できるようになったんだな

と思いました。

変わったのは、子どもだけだったのだろうか

もちろん、子どもたちは成長しました。

小学5年生と3年生になり、先のことを考えたり、自分の気持ちを言葉で伝えたり、親の話を聞いたうえで選択したりできるようになってきました。

でも、変わったのは子どもだけではないのかもしれません。

親の側も、

「言っても伝わらない存在」

から、

「話せば一緒に考えられる存在」

へと、子どもの見方が変わってきたのではないでしょうか。

アリソン・ゴプニックの『思いどおりになんて育たない――反ペアレンティングの科学』には、親の役割を「木工職人」と「庭師」の違いから考える視点が出てきます。

木工職人のように、最初に決めた形へ子どもをつくっていくのではなく、庭師のように、何が育つか分からない環境そのものを整えていく。

そんな考え方です。
これを今回の旅行にそのまま当てはめることはできません。

ただ、
「親が決めた予定に子どもを合わせる」だけではなく、「その場で起きたことを家族で受け取り直す」

という意味では、少し重なるものがあるように感じました。

予定から外れた時間も、旅行の一部なのかもしれない

結果的に今回の旅行は、とても楽しいものになりました。

私自身もしっかり楽しめましたし、子どもたちは帰りの車で家に着くまでぐっすり眠っていました。

もし予定通りに全部回れていたとしても、きっと楽しかったと思います。

でも今回、偶然出会った子どもたちと遊んだ時間も、娘たちにとっては旅行の大切な思い出になったはずです。

そう考えると、

「予定通りに進んだか」

だけでは、旅行の良し悪しは測れないのかもしれません。

まとめ|家族旅行は何を優先しますか?

旅行では、計画も大切です。
限られた時間だからこそ、予定を立てることで楽しめることもあります。

一方で、家族で旅行をしていると、予定通りにいかないことも必ずあります。

そんなとき、

予定を守ることを優先するのか。
その場で起きている楽しさを優先するのか。
それとも、家族で話しながら、そのときのちょうどいい形を探すのか。

今回の旅行で私が残しておきたい問いは、
自分の予定通りに進まなければ、それは「つまらない旅行」になるのでしょうか?

そしてもう一つ。
予定から外れた出来事を、家族の新しい楽しみに変えることはできるでしょうか?

あなたは家族旅行で、何を優先しますか?
そして、予定と違うことが起きたとき、何を大切にしたいでしょうか。

▼この問いについて、
構造から整理した記事も書きました


摩擦を、構造に。
問いを、資産に。
Yuta



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