『生成AIを外部脳にする―認知チャンク実践法―』第6章|AIだけでは見つけにくい「未命名の認知チャンク」
『生成AIを外部脳にする―認知チャンク実践法―』
第6章|AIだけでは見つけにくい「未命名の認知チャンク」
人間の経験・目的・違和感が、情報へ意味を与える


こんにちは、ぜっとです。
前章では、生成AIを使って、
情報を分ける。
事実と解釈を区別する。
共通する関係を探す。
認知チャンク候補へ名前を付ける。
具体的な数字や行動へ再展開する。
という方法を整理しました。
生成AIは、大量の情報を比較し、似ている内容を集め、共通する構造を言葉にすることができます。
これは、人間だけで行うよりも速く、見落としていた関係を提示してくれることもあります。
しかし、ここで一つ考えておかなければならない問題があります。
それは、
生成AIは、本当に価値ある認知チャンクを、すべて認知チャンクとして発見できるのか
という問題です。
私は、そうではないと考えています。
AIが見つけやすいのは、すでに言葉になっている共通点や、既存の分類に近い構造です。
しかし、私たちが現実の中で得る情報には、
まだ名前がない。
本人も十分に説明できない。
一見すると重要に見えない。
既存の分類に入らない。
過去の経験と結びつけなければ意味が分からない。
というものがあります。
それらは、AIから見れば、単独の発言、例外、感情、曖昧な違和感、あるいはノイズとして処理されるかもしれません。
けれど、人間にとっては、そこに新しい認知チャンクの芽が隠れていることがあります。
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