AIの自動化は何から始めるか? 自動化とAI活用事例
Claudeを本格的に業務活用し始めてから約3ヶ月経ちました。いま自分の環境では、AIで開発したアプリやツールが65件、AI自動化28件、AIスキルを含めると約400件動いていました。
そのうち幾つかは記事にしていたので各項目にリンク貼っておきます。(当時から手法は変わってるものもありますが、コンセプトは同じです)
お問い合わせ後の調査を自動化
お問い合わせの内容を自動でディープリサーチし、Googleドキュメント出力とSlack通知を自動化しています。
※2026年8月11日追加

毎朝の自動化 4件
今日やるべきことをAIが教えてくれます。
1. 前日の議事録:前日の部署内議事録を分類・要約して自動通知
2. プロジェクト進捗:部会に合わせて進捗を自動通知
3. 本日のマイタスク:今日のタスクを自動通知
4. ニュース:業界ニュースを毎日要約して自動通知

日中の自動化 17件
日中必要な業務のうち、様々な汎用ルールを稼働させています。このお陰で本来の職能に集中できるので助かってます。
5. 出勤:出勤時間を通知。OKならブラウザUSEで自動打刻
6. 出勤報告:チームの出勤状況・休暇状況をSlackチャンネルに自動投稿
7. 会議前:会議10分前に内容を要約して自動通知
8. 会議中:出席ログをスプレッドシートに自動記録
9. 会議後:議事録を自動通知
10. 次回会議:次回のアジェンダを自動作成
11. 作業記録:カレンダーに作業記録を登録
12. 前のタスク:今日何をやったか思い出せない時は教えてくれる
13. 次のタスク:次に何をやるべきか思いつかない時は教えてくれる
14. 見積書:プロジェクトの内容を伝えると叩き台を自動生成
15. 請求書:① 請求内容を登録し、指定日にメール送信を予約
16. 請求書:② 捺印承認されたら自動通知
17. 請求書:③ 指定日に取引先ごとの下書きメールを自動作成
18. 領収書:サブスクのメール添付PDFをドライブに自動保存
19. 休暇申請:チームの休暇申請を自動通知
20. 退勤:① チームの退勤時間アラートをSlackチャンネルに自動投稿
21. 退勤:② ブラウザUSEで自動打刻

深夜の自動化 6件
仕事を終えたら、AIが日報を生成してくれます。金曜日には週報、月初には月報を生成してくれます。夜中に、個人情報や組織情報も正確に同期してくれます。これらは明日以降の自動化で利用されるコンテキストのループ設計です。
22. 日報:その日の作業記録を集約して日報を自動作成
23. 週報:金曜日に週報を自動作成
24. 月報:毎月1日に前月の月報を自動作成
25. 個人情報:全情報を集約し自分の思想や行動をドキュメントに自動更新
26. 組織情報:週1回 GWSの組織情報をスプレッドシートに自動同期
27. GA4:週1回 アクセスデータを取得してスプレッドシートに自動蓄積

自動化が成立する条件は共通しています。誰がやっても品質が変わらない定期的なタスクであること。例えば、日報・勤怠・記録など人間なら5分程度で終わるタスクで合っても、積み重なって50タスクになれば1日4時間。年単位で積み重なると全労働時間の半分時短になります。
必要な時に手動で呼び出す6種類のAI活用
① 書類をつくる
28. 画面定義書:デザインを読み取って仕様書を書き起こす
29. 提案書:構成案をつくってスライドを生成
30. 要件定義書:ECサイトの要件を聞き取りながら文書化
31. 週次計画:翌週の予定とタスクから、社内会議で使う計画表を作成
32. コピーライティング:自社サイトの文章を決まった項目に沿って作成


② 情報を調べる
33. 深掘り調査:複数の情報源を突き合わせながら調べる
34. 競合調査:競合サイトの流入経路と市場動向を確認
35. SEO:サイトを100点満点で採点し、改善策まで提示
36. 資料検索:社内のストレージから関連ファイルを探す
37. 言及数の集計:社内資料を横断して特定のキーワード数を計測する
38. ページ要約:閲覧中のWebページを要約してメモアプリへ登録
39. ニュース要約:業界ニュースを毎日まとめて自動通知

③ 数字を可視化する
40. 営業見込み:商談中や受注済みのデータを統合して報告する
41. 事業部ダッシュボード:事業部のプロジェクト進行と目標達成状況を確認する
42. 業績ダッシュボード:業績を期間別・カテゴリ別・担当者別に確認する
43. 稼働の偏り:メンバーごとの負荷状況を調べて確認する
44. 請求の突合:請求月の記載と実際の案件データの食い違いを抽出

④ 考える相手になる
45. ヒアリング:何を聞くべきかを整理
46. 論点抽出:ヒアリング結果から、本当に議論すべき点を取り出す
47. ブランド設計:立ち位置と顧客体験の設計
48. 画面設計:情報の並べ方とワイヤーフレームの提案
49. 批判:提案の弱点を洗い出す
50. 監査:一問一答で計画の穴を突く
51. 二重チェック:別のAIにレビューさせて、指摘を反映する
52. 技術相談:内容に応じて6つの専門役へ振り分ける

⑤ かたちにする
53. 画像生成:図解・アイコン・レイアウト案の生成
54. 動画生成:画像生成と動画生成をつないだウェブアプリ
55. WebGL演出:複数の画像を3D表現でモーションをつける
56. コード変換:デザインからコードへの変換
57. デザインルール:色・余白・文字の設定をコード側へ反映

⑥ 運用作業を置き換える
58. メンバーにタスクを依頼する
59. 商品画像の一括ダウンロードと一括差し替え(数万点対応)
60. 商品画像の背景透過とPNG保存
61. 手元の画像データと商品カタログデータの突合確認
62. 購入金額に応じた段階的な割引の自動化アプリ
63. 会員ページへのお知らせ表示アプリ
64. 複数通貨に対応した越境用ポイント交換フォームアプリ

AIの自動化は何から始めるか?
これからAIの自動化を始める方には、まず日報作成をおすすめします。
理由は、自分の作業を振り返って棚卸しすることが、自動化のヒントになるからです。日報を書き出すと、毎日または毎週、同じ形で繰り返している作業が並びます。その内容が合っているかを確認することでプロンプトを改善し、データソースを選び直したり、整形し直す必要性に気がつきます。
自分の場合も、最初に手をつけたのは日報でした。日報から週報、月報、年報へと広がり、材料を集める仕組みが整った結果、朝の情報整理や進捗レポート、目標設定につながりました。1つ動かせると、次の候補が見えてきます。
まずは1日を振り返って、同じ形で繰り返している作業を数えてみてください。想像以上に見つかると思います。
本記事は所属する法人とは一切関係ない個人利用のブログです。文章や画像等のメディアは生成AIで作成していますが、掲載前に筆者が事前に事実関係を確認し、編集を行っています。
筆者:岩崎修 https://note.com/_osamu_iwasaki_
