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悪いね下手な生き方しかできなくて

僕の人生は、振り返れば挑戦と失敗の連続だと思う。
何かを成し遂げたと胸を張って言えるようなものがあるかと問われれば、今の時点では首を縦に振ることはできない。
むしろ、失敗の数ならいくらでも語れるし、そのひとつひとつに小さな後悔や反省がついて回る。

自分の選んだ自分に向かない道

ただ、その数だけ挑戦してきたという事実もまた、同時に存在している。

新卒でサラリーマンをやっていた2年間は、今でも良い時間だったと思っている。
毎日が楽しかったし、仕事を苦だと思ったことは一度もなかった。
上司や同僚にも恵まれて、いまだに関係は続いている。

だからこそ、思うことがある。
自分は本来、サラリーマンとしての方がうまくやれるタイプなんじゃないか。
そして経営者には向かない人種なのではないか。

決められた環境の中で成果を出し、チームの中で役割を果たし、評価される。
その方がきっと合理的で、安定していて、周囲から見ても「ちゃんとしている」人生だったのかもしれない。

それでも僕は、別の道を選んだ。
起業という道を選び、結果として失敗を繰り返しながら今に至る。

プライベートもうまく生きられない

プライベートに目を向けても、うまくやれているとは言い難い。
恋愛もそうだろう。
どうしたって仕事が優先になるし、経営のことを考えている時間の方が長い。
家に帰れば猫たちと過ごす時間が癒しで、それがまた自分にとっては何よりも大事な時間になっている。

外から見れば、それなりの規模の会社をやっている経営者に見えるのかもしれない。
だけど中身は全く違う。
年齢の割に経験があるかと言われれば、そんなことはない。
特殊な経験ばかりしているので、常識がないと自分で感じることが多々ある

偏っているし、足りていないことの方が多い。
何かを極めたわけでもなく、器用に立ち回れるわけでもない。
中途半端で、不器用で、効率も悪い。
そんな自覚は常にある。


誇れるものがあるとしたら

それでも、この生き方を選んだことに後悔はない。
うまくいくかどうかなんて神のみぞ知る、だ。
結局は誰にもわからない。
どれだけ計算しても、どれだけ準備しても、最後は運や巡り合わせに左右される部分もある。

だったら、せめて自分が納得できる選択を積み重ねていくしかない。
そしてもしかすると、「うまくいくこと」だけが正解ではないのかもしれないとも思っている。

うまくいかなかった経験の中でしか得られないものがある。
失敗の中でしか見えない景色がある。
遠回りに見える道の中でしか出会えない人たちがいる。

それらが積み重なって、今の自分ができている。

誇れるものがあるとすれば、決して華やかな実績ではない。
挑戦の数だ。

何度もやって、何度も失敗して、それでもまたやるという繰り返し。
その中で関わってくれた友人たちや社員たち、そして家で待っている猫たち。
それらが、自分にとっての支えであり、今の人生を形作っているものだと思っている。

完璧な生き方ではないし、むしろ下手な生き方だと思う。
もっと上手にやれる人はいくらでもいるし、もっと効率よく、もっと綺麗に成功していく人もいる。

それでも、自分はこのやり方しかできない。
不器用なまま、遠回りしながら、何度も失敗しながら、それでも前に進むしかない。

悪いね、下手な生き方しかできなくて。

でも、この生き方でしか見えないものがあると信じている。
そしてその積み重ねの先に、少しでも誰かの役に立てる何かが残せるのであれば、それで十分だ。


#人生 #挑戦 #経営 #生き方 #日常

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