スーファミ王道(?)サウンドをFM音源で作る
スーパーファミコンのゲームサウンドを担当した時に習作として作った曲です。勿論MMLが手元にある筈もないので記憶コピーです。元はFF4を意識(主に音色面で)して作り、暫くしてFF5が出て「あー敵わないなこりゃ」となった記憶があります(笑)。
chipsynth SFC導入時に考えていたFM音源で作った楽器音を使うと言うコンセプト(参考記事chipsynth SFCとFM音源)なのですが、実際どんな風になるかを試す意味でも作ってみました。
スーファミサウンドとしては「並」かなと思うのですが、DX7やTX802の多重録音で作った曲と比べるとクセの強さ(FM臭)が薄まり、大凡想像していた通りの音に出来ました。
今回の音色サイズは29837byte。新しく作った音色、特に木管は地味ながら気に入っていて、今後どう使って行くかのアイデアも膨らませています。少しだけ書いておくと、PSG(矩形波)と音色が似ているのでゲームミュージックらしさと言う部分で面白く使えないかなと思っています。
しかし手放しで満足度の高いスーファミサウンドが出来たとも言えません。
スーファミサウンドと言えばハープで書いたハープも作り直して使ったのですが、RYM2612で作ったハープ→RESONANSでRYM2612を加工→スーファミ音源と言う工程をmp3にしてみました。(2回繰り返しています)
スーファミ音源にした際に物理モデリングの効果が無くなり、FMハープとしても平坦に感じられます。そもそも特定の1音を切り取っても物理モデルの良さは出ないだろうと言うのはあるのですが、こうして比較する事で殆ど無意味なものと突き付けられました。(苦笑)
それはそれとして、実はエンベロープを同じにすると木管とも似ていたりします。と言うことはこれもPSGに似ていると、先程書いた「膨らませているアイデア」は木管と併せて考えています。勘の良い人はPSGを木管(持続音)とハープ(減衰音)に置き換えるアイデアと気付くかもしれませんが、大体その通りです。(笑)ただ単純な置き換えでは面白くないので一手間加えたいな、と。
改めて感じるのが、チップチューンの作法で8音は多いですね。強いて言えば複数チャンネルを使ってティンパニーの余韻を残す、みたいな地味な作業をコツコツとやっています。(笑)
