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AI時代の創作メモ|「スキが欲しい」と思うほど、文章は自分を向いてしまう。私がnoteで気づいた、文章が「届く」ときの共通点(#創作論 #note #エッセイ #文章術 #共感 #生成AI #画像生成AI)

こんにちは。こんばんは。
普段はラノベを書いている「うら表紙」と申します。

他の人を気にしてもしょうがない⋯。
わかっているんだけど、どうしても自分の記事の隣に並んだ誰かの記事の“スキ”を目で追って、「私の方が投稿時間早いのに⋯」と、心になんとも言えないドロリとした澱が溜まるのを自覚してしまう。

いつになれば“となりのあの人”のようになれるのだろう?

書いても書いても、中空に伸ばした手が空を切るばかりの虚しい感覚しか残らなくて、ノートPCを立ち上げるのが少しづつ怖くなってくる。

「やった!ひとつフォローが増えた!」
そう思った翌日にはいなくなっていて、浮かれていた自分を恥じたこともありました。

数字が全てではない。頭ではわかってる。
でも、やっぱり数字が気になる。

得られないから余計に渇望してしまう。
そうなればなるほどに現実とのギャップで胸が苦しくなって⋯。

「あぁ⋯もう23時。寝なきゃ」

そう思うのになかなか寝付けなかったりしてnoteへの暗澹とした気持ちの中で、明日の自分を思うと追い詰められる心だけが見えてしまう。
いつまでたっても期待に応えてくれない数字を見て、鬱々としたため息をついてスマホを閉じる。

こんなことばかりのnote初期。
結局、傷ついてる時って、自分のことしか見えてない時なんですよね。

スキが欲しい。
となりのあの人にはもうスキが10もついてる。
こんなに毎日書いてるのに。

全部、自分のこと。自分のことしか考えてない。

でも、以前お話しした“たらいの水”じゃないけれど、数字が動く時って必ず“自分以外に目が向いている時”だったりします。

私がそうでした。
ずっと抜けない暗いトンネルを歩いているような感覚でnoteを更新していたある日のこと。

スキを押してくれた方を見に行くと気になることがあって、他の人も見に行ってみたら同じように気になることがありました。

「あれ?ひょっとして⋯」
そう思って書いたのが、今、私の“名刺”のようになっている記事でした。

これを書いているときは、完全に「あの人に届け〜!!」と思っていました。
1ミリも自分のことなんて考えずに、とにかく「どう言葉を尽くせば届くだろうか」それだけが頭にあったんです。

いつもなら「スキがつかなかったらどうしよう」と内向きだったのに、この時だけは「お願い!あの人の“今日のおすすめ”に表示されて!」と祈るように投稿ボタンを押したのを覚えています。

そしたら、かつてないくらいたくさんの方が読んでくださって、あんなに通知欄が賑わったのははじめてでした。

これを読んで、「自分だって誰かのためを思って書いているのに⋯」と思う人も多いでしょう。

私もはじめはそうでした。
答えを提示することや、正しい情報を伝えることが親切なことだと思い込んでいたんです。

誰かの役に立ちたくて書いている人ほど、その真面目な親切心から、正しい情報発信に重心が偏ってしまいがちです。

私もそうだからすごくわかります。
「AがBだからCになるんだよ」って、何か役立つものを持ち帰ってほしくて、頑張って説明しすぎちゃうんですよね。

でも、悩んでいたり迷っていたりする時に人が本当に欲しいのは、「正解」や「正確な情報」ではなく、同じ目線で寄り添ってくれる「共感」だったりする。
同じ位置に腰掛けて、話を聞いて、手を取って引き上げてくれるような、心の通った応援。

だからもし今、noteの更新が息苦しくなっているなら、そのプレッシャーは一旦横に置いて大丈夫。
肩の力を抜いて「私もそうだったよ」と書いてみる方が、案外noteを楽しめるかもしれません。


あとがき:
本文に出てきた「たらいの水」という言葉は、「たらいの水は、かき寄せれば逃げ、押せば返ってくる」という人生訓を示す比喩です。物事を自分の方へ強引に引き寄せようとするとかえって遠ざかり、逆に相手へ押し出すように与えると巡って自分へ返ってくる──そんな利己と利他の関係を、たらいの水の動きになぞらえて説いています。要するに押せば返るらしいのですが、人生では押しても返ってこない水もあるので、たらいの相性には要注意。特に、会社という“たらい”ではそれが頻発します。


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