noteの記事は、どれくらい表示されて、どれくらい開かれているのか?新しいアクセス解析で見てみた
前回、noteを始めた7月26日から8月30日までのアクセス状況を分析しました。
あれから10日ほど経ち、今までは「ビュー」という一つの数字しか見られなかったのですが、note公式のリニューアルにより、「どれくらい表示されたか(インプレッション)」と「実際に記事を開かれたか(ページビュー)」を分けて見られるようになりました。
今回は、noteの新しいアクセス解析を使って、
どれくらい表示されたのか、どれくらい実際に開かれたのか、その差にどんな傾向があるのかを見ていきます。
ついでに、公開日や固定記事の影響まで気になってしまったので、そのあたりも考えます。
前回よりやりたいことがちゃんと分析できそうでうれしい!!
今回の記事、書いたら5,000字を超えてしまいました。
さすがに長いのでかなり削りました。
それでも4,000文字超えで長めです。
覚悟はいいかー(笑)
ビュー、インプレッション、ページビューの集計方法の違い
これまでの「ビュー」との違い
これまでの「ビュー」は、記事ページが開かれた回数と、記事がnote内のおすすめ欄などに表示された回数を合わせた数字でした。
そのため、多くの場合、ページビューはこれまでの「ビュー」より小さい数字になります。読まれた回数そのものが減ったわけではなく、数字の内訳が分かれたとお考えください。
また、新しいインプレッションは、これまでの「ビュー」より数える場所が広くなっています。検索結果やハッシュタグページなど、これまで数えていなかった場所での表示も含まれるためです。
※集計の対象がそれぞれ異なるため、「これまでのビュー=インプレッション+ページビュー」にはなりません。
note公式の説明を見ると、これまでの「ビュー」には、
記事ページが開かれた回数+note内の一覧などに表示された回数
が入っていました。
それが今回のリニューアルで、
インプレッション=note内で記事が表示された回数
ページビュー=記事ページが開かれた回数
に分かれました。
ただ、新しいインプレッションは以前のビューより計測範囲が広がっていて、検索結果やハッシュタグページなど、以前は数えていなかった場所での表示も含まれることに注意が必要です。
数字の定義自体が変わっているので、
昔のビュー=今のインプレッション+PV
でもありません。
以前との数字の違いを分析するのは意味がないので、今回の目的は前回との増減を調べることではありません。
前回、知りたかったのは、
私が書いた記事の中で、どんな記事が見られているのか
でした。
ですが、ビューとスキだけでは、できることに限界を感じていました。
新しいアクセス解析なら、
「どれくらい表示されたのか」と「実際に記事ページまで開かれたのか」
を分けて見られます。
前回より、やりたかった分析に近づけるんじゃないか、
ということで、もう一度やろうと思います。
分析対象
今回も、noteを始めた2026年7月26日以降を対象にします。
ダッシュボード上では「2025年9月10日〜2026年9月9日」と表示されていますが、私は7月26日から投稿を始めているので、それ以前の数字はありません。
実質的には、2026年7月26日〜9月9日(16:02)の累計です。

※追記:「全期間」で表示すると、noteを始めた7月26日以降の推移が見やすく表示されることに気づきました。
……と思ったんですが、なぜか数字が減りました。

9月9日16:02時点の過去365日では105,312インプレッションだったのに、
9月10日7:48時点の全期間では81,917インプレッション。
365日も全期間も数字は同じになるはずなのに。どういうこと??
調べてみると、同じように全期間の数値が変に表示されている方の例も見つかりました。
新しいアクセス解析、面白いんですが、まだ数字の扱いには少し注意が必要そうです。
※追記ここまで
インプレッション、10万を超えていました。
結構驚きです。
ちなみに、単純に比較することはできませんが、参考として。
前回、8月30日に確認したときは、
全体ビュー 4,336
スキ 1,044
コメント 44 でした。

今回は「インプレッション」と「ページビュー」を分けて考え(られ)る!
まず、今回見る数字を整理します。
インプレッションは、note内で記事が表示された回数。
ページビューは、実際に記事ページが開かれた回数。
なので、
インプレッションが多い
=人の目に触れる機会が多かった
ページビューが多い
=実際に記事ページまで来てもらえた
と考えられます。
この2つを分ければ、
たくさん表示されたからページビューも多かった記事
と、
表示回数はそこまで多くないけれど、比較的ページまで開かれている記事
を分けて見られそうです。
あぁ〜
これがやりたかったんですよーー!!
ありがとうnote公式様〜!!
①インプレッション:たくさん表示された記事をみてみる
インプレッションが多いものを並べると、上位10記事はこれでした↓

一番は、「初めて小説を書いてわかった、想像と違ったこと、難しいと感じていること」でした。
15,800インプレッション。
2位の記事は8,753インプレッションなので、7,047の差があります。1位の記事は2位のおよそ1.8倍表示されていました。
上位の中でも、この1記事だけ露出量が突出して大きいです。
この記事は、#今月の振り返りと#小説のタグでコングラボードをいただきました。
なので、
タイトルが分かりやすかった
↓
読まれた
↓
スキが増えた
↓
タグの人気記事に載った
↓
さらに読まれた
みたいな流れなのかな、と考えています。
今回の数字を見ると、少なくともこの記事は、ほかの記事よりかなり多くnote内で表示されていたことが分かります。
②ページビュー:よく読まれた記事をみてみる
今度はページビューの上位10記事を見てみます↓

こうして見ると、インプレッション上位10記事と、ページビュー上位10記事はそれほど顔ぶれが変わりません。
基本的には、インプレッションが多い記事ほど、ページビューも多いようです。
当たり前といえば当たり前ですね……。
100人の前に出た記事と、1万人の前に出た記事なら、そりゃ1万人の前に出た記事のほうが読まれやすい。
でも、ここでちょっと気になることがあります。
インプレッションの順位と、ページビューの順位は完全には同じではないんですよね。
たとえば、
「カクヨム・アルファポリス・note・TALESの項目を比較してみた」は、
インプレッションでは6位(4,485)なのに、
ページビューでは4位(178)まで上がっています。
「note開始1か月目の記録。どんな記事が読まれた?アクセス数やスキ数も公開」は、
インプレッションでは16位(1,508)でトップ10圏外ですが、
ページビューでは10位(88)です。
表示回数だけを見るとトップ10には入っていないのに、実際にページを開かれた回数ではトップ10に入ってくる。
もう少し極端なのが、
「小説を感覚で書いている私が、あとで何度も読みたい記事」。
インプレッションでは33位(985)なのに、
ページビューでは16位(72)。
なんと順位差は17もあります。
表示回数ではかなり下のほうなのに、ページビューでは大きく順位を上げています。
記事が伸びるかどうかは、少なくとも
どれだけ人の目に触れたか
そのあと、実際にページまで来てもらえたか
を見たほうがよさそうです。
そこで今回は便宜上、ページビュー÷インプレッションを「クリック率」と呼んで見ていこうと思います。
ページビューにはnote外からの流入も含まれるので、厳密なクリック率ではありません。
あくまで、インプレッションに対してどれくらいページビューが発生しているかを見るための参考値です。
この参考値で見ると、
インプレッションでは順位が低いのに、
ページビューでは順位を上げている記事は、
クリック率が比較的高い記事と考えられます。
反対に、
インプレッション順位は高いのに
ページビュー順位が下がる記事は、
クリック率は相対的に低めだけれど、広く表示されることでページビューを集めている記事の可能性があります。
③クリック率:表示された数に対して開かれている記事を見てみる
では実際に、ページビュー÷インプレッションでクリック率(参考値)を計算してみました。

上位を見ると、ちょっと意外な結果になりました。
1位は、数時間前に公開したばかりの
「noteのダッシュボードが変わった!!これ、いろんな分析に使えそうです」
177インプレッション
31ページビュー
クリック率は約17.5%でした。
2位は「作品がTALESの日間ランキングに載りました🙌」で、
439インプレッション
59ページビュー
クリック率は約13.4%でした。
3位は「「こんばんわ!!」と元気に誤字☺️」で、
471インプレッション
43ページビュー
クリック率は約9.1%でした。
ただ、ここで「クリック率1位の記事が、一番クリックされやすい記事なんだ!」とするのは、ちょっと早そうです。
まず1位の記事は、公開した当日の数字です。
note公式によると、
タイムラインでは、自分がフォローしているユーザーのノートが新着順に表示されます。
また、新着通知についても、
通知をONにしたクリエイターが新たに記事を公開すると、アプリやwebで新着通知を受け取ることができます。
と説明されています。
つまり、公開直後は「新着記事」としてタイムライン上で目に触れやすく、通知をONにしている読者にも届くタイミングです。
そのため、公開したばかりの記事は、しばらく経った記事よりも短い時間にインプレッションやページビューが集まりやすい可能性があります。
新着記事として人の目に触れている数時間と、公開から何週間も経った記事を、そのまま同じ条件として比べるのはちょっと無理がありそうです。
しかも、1位の記事はまだ177インプレッション。
たとえば31ページビューが32になるだけで、クリック率は17.5%から約18.1%に動きます。
とはいえ、2位の13.4%とは約4.1ポイント差があるので、現時点でクリック率が高いこと自体は確かです。
今のところかなり高いけど、この17.5%前後を数日後にも維持するのかはまだ分からない。
それくらいの数字として見ておくことにします。
公開日が違う記事を、そのまま比べていいのか?(今後の課題)
ここで、もう一つ考えないといけないことが出てきました。
公開日です。
今回のランキングには、
7月26日に公開した記事もあれば、8月の記事もあり、9月9日に公開したばかりの記事もあります。
当然、数字を積み上げてきた期間が全然違います。
じゃあ、
累計インプレッション÷公開からの日数
で1日平均を出せば公平なのかというと、それも微妙そうです。
記事は毎日同じペースで伸びるわけではなく、公開直後に大きく伸びて、その後ゆっくりになることもあります。
たとえば公開初日に1,000インプレッション、その後は毎日10ずつ増えた記事と、毎日50ずつ増えた記事では、公開から25日ほど経った時点では1日平均の数値がかなり近くなります。
前者:1,000+10×24=1,240 → 1日平均 49.6
後者:50×25=1,250 → 1日平均 50
でも、前者は最初に一気に伸びてその後はゆっくり、後者は一定のペースで伸び続けている。
同じような「1日平均」でも、伸び方はかなり違います。
なので本当は、
公開初日
3日後
1週間後
1か月後
くらいで数字を残して比べるのが一番よさそうです。
しかしめんどくさい…。
今回のランキングは、そこまでのデータを持っていないので、順位だけを見て「この記事そのものが一番強い」とまでは言えません。
ただ、9月9日時点で実際にどの記事が多く表示され、どの記事が多く開かれているのかを見るものとしては意味があるかなと思っています。
長く積み上がってきた記事もあれば、公開直後の勢いが数字に出ている記事もあります。
今回はそこまで時系列で追えていないので、公開後の日数をそろえて比較することは今後の課題にします。
最後まで読んでいただいてありがとうございます!
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