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「まさか」が的中。パソコン教室は"当たり前を疑う機会"―私たちの育ち方

「パソコンってどのくらい使えたほうがいいんだろ?」
「ショートカットキーも覚えておくべき?」
「タイピングは速いほうがいいのかな?」

就職を前にすると、パソコンの操作ひとつとっても、気になることはいろいろありますよね。

DX化を進めてきたアサヒアレックスでは、この一年くらいの間に業務システムの入れ替えや新たなツールの導入が続いていました。
そのたびに、新しい環境に順応していく社員たち。
DX推進本部の加藤本部長も「さすが。みんな飲み込みが早いな」と感心していたほどです。

しかし一方で、
「あれ?もしかしてわざわざこんなことしてる?」
「まさかこれ、毎回手入力してないよね?」
といった疑問が湧く場面がちらほら。
確かにシステムは使いこなしているのですが、そこに至るまでの手順に一抹の不安が。

そこで「まぁ、新入社員だけでもいいからやってみようか」と、希望者を募ってパソコン教室を始めることに。
すると、この「まさか」が的中します。
さて、パソコン教室で見えてきたこととは——?


「これくらいは、みんな知ってるよね?」

第1回のテーマは、「パソコンと社内デジタルツールの基礎理解」。
『基礎理解』などと言うと仰々しいですが、要するに、

  • デスクトップは何のためにあるのか。

  • ファイルやフォルダーはどう整理するのか。

  • ファイル名はどう付けたら分かりやすいのか。

  • パソコン本体への保存とクラウドへの保存は何が違うのか。

…と、内容はいたってシンプル。
『業務以前のはなし』です。

にもかかわらず、集まったのは予想に反して新人・若手社員と同じくらいの中堅・ベテランの社員。
これには主催の加藤本部長もびっくり。

しかも、例えば、『デスクトップは“保管場所”ではなく、“作業場所”』という話では、

「今使っているファイルをとりあえずデスクトップに置いていると、いつの間にか増えて、デスクトップがファイルだらけになっちゃいますよ」という講師の言葉に、あちこちから「まさに俺だ」などのつぶやきが。

ファイル名の付け方の話では、

「例えば『A様御見積書【最終】』のような名前だと、いつ作ったファイルなのか、本当にこれが最終なのか、開いてみないと分かりませんよね」の問いかけに、「わかる~」と、こちらはかなりの賛同者。

講師が具体的なファイル名の付け方のルールを提案すると
「今までそんなふうに教えてもらったことなかった」といった声も。

「そんな方法があったのか~」と盛り上がる参加者

第2回では、ウィンドウの切り替えやショートカットキー、検索機能。
第3回では、よく使うサイトのお気に入り登録や起動ページ、ダウンロード先の設定。
第4回では、OneDriveとSharePointの役割やファイルの保存・共有について扱いました。

どれも特別高度な操作ではありません。
しかし、
「へ~!知らなかった!」
「ずっとこうやってた!」
という声が上がるのです。
しかも中堅・ベテランの社員から。

教える側は「これくらいは知ってるよね」と、確認の意味で提供した事柄なのに、これらの反応。
講師役を務めた同部署の五嶋さんは、
「案外こうした基本のことほど、きちんと教わる機会って少ないのかもしれません」
と話します。

毎日使っているパソコンだからこそ、いつ、どこで覚えたのかも曖昧なまま、自分なりの使い方が『普通』になっていることが、今回のことで分かりました。

「ちゃんと聞いてみようと思って」と役員クラスの社員も参加

「分からないことがあったら聞いてね」と言われても

アルバイト経験のある人なら、

「分からないことがあったら聞いてね」

と言われたことがあるのではないでしょうか。
おそらく、これから入社する会社でも掛けられる言葉だと思います。

でも実際には、何が分からないのか、そもそも分かっていないので、なかなか質問ってできないですよね。

何を聞けばいいのか分からない。
周りの人が普通にやっているから、わざわざ聞くことだとも思わない。
そのまま自分なりのやり方を覚えて、いつの間にかそれが「いつものやり方」になっていく。

パソコンの使い方も、それと似ています。
誰かに教えてもらって初めて、
「そんな方法があったんだ」
と知るのですから。

『当たり前』や『普通』をアップデートする

新しいツールを覚えるのに、特別な才能はいりません。
説明会もあれば、マニュアルもある。分からなければ聞けばいい。
学ぶべきことも、学び方も、最初から用意されています。
飲み込みの早さだって、経験値によるところが大きかったりします。

ところが、自分の『当たり前』を疑う、というのは難しいものです。
誰かと比較したり教えてもらう機会がなければ、それが『普通』だと思ったまま過ごしてしまうのですから。

だからタイピングの速さも、ショートカットキーの量も、気にすることはありません。

大事なのは、誰かに「それ、実はこうですよ」と教えてもらったときに、素直に「知らなかった」と言えるかどうか。
気づかせてもらったときに、それを素直に受け取れるかどうかです。

この夏に始まったパソコン教室は、まだ4回目。
勤続年数も役職も関係なく、"当たり前を疑う機会"を、私たちはわざわざ作り続けています。
それが、私たちの育ち方です。


「知らなかった」を恥ずかしがらずに言える人。
そして、それを一緒に面白がれる人。そんな方なら、きっとこの会社で、自分らしく育っていけるはずです。

会社選びも、実は"当たり前を疑う機会"のひとつかもしれません。
「まさか、こんな会社だったとは」——
採用サイトでそんな「まさか」に出会ってみませんか?

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