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【多言語・4歳児の日本語】『すみません』だけ、急に丁寧になる

子どもと会話をしている時に、

「やめて!」や「アンパーンチ!」と並んで、
よく出てくる言葉があります。

「すみません」

これは、大人が使うような
謝罪の意味ではありません。

呼び止める時や、
何かをやめてほしい時に出てくる言葉です。

タクシーの窓から見えた車を伝えたい時、

「すみません。あの車みえる?」

朝、顔を洗うのが嫌で、
やめてほしい時には、

「あのー、すみません!!ヤダ」

パンケーキを焼いてほしい時には、

「すみません、パンケーキ一つください」

まるで、飲食店のようです。

他はタメ口なのに、
「すみません」だけが、少し丁寧になる。

その一言に、
ふっと笑みがこぼれます。

謝っているわけではないのに、
自然と出てくる「すみません」。

この言葉を、
どこで覚えたのかはわかりません。

でもきっと、
誰かが誰かを呼び止める時の
その“場面”を見て、覚えたのだと思います。

意味ではなく、
使い方として。

突然丁寧になる言葉遣いが、
いつも面白くて、
もう少し、このまま様子を見ていきたいと思います。

今も『やめろ!』と言うことはありますが、
言葉の選び方が少しずつ変わってきている気がします。

どこまで整えるべきなのか、
正直まだよく分かりませんが、
今はこの変化を、そのまま見ていたいと思っています。


こういう言葉、まだいくつかあります。
子どもの言葉から気づくことを、
少しずつ残しています。
よければ、こちらも。

◆多言語の中で育つということ

◆母語は、守るものなのだろうか

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