書く目的を「再定義」する
参考:らいおん🦁さん 「lion」から「らいおん🦁」へ。メンバーシップを始めたからこそ、誰かのためにnoteを書けるようになった。
〖思考のヒント〗
1年前に自分が書いた記事を読むと、自分の考え方が今とは全然違うことってありますよね。
こんなときって、
「自分は一貫していないのかな?」
と不安に感じたりする人は多いと思います。
僕が2025年2月に始めた最初のメンバーシップでも、もともとは「文章×note販売スキル」を上げるためを目的として書いていました。
でも、書いていてどこか苦しかったんですよね。
有料noteには、確かに売れる書き方があります。
たとえば、相手に買わないと損する理由を並べてストレスを与えて、無理やり買わせるみたいな。
それはマーケティング的には正解かもしれませんが、自分の価値観と合わないと感じる人もいるのではないでしょうか。
僕の場合、読者を人ではなく数字として見てしまいそうな、そんな感覚になりそうなのが嫌でした。
らいおんさんも、「自分のために書くnote」にひっかかりを感じていたことがあったようですね。
記事を読んでいて、「誰かのために」とか「社会のために」みたいな発想で、やるのって本当にだめなのだろうか。という箇所は、とても共感しました。
そうなんですよね。いくら影響力のある人が
「noteを伸ばそう」
とか
「とにかくnoteを書くこと楽しもう」
といわれても、自分がnoteを書く目的と合致していなければ迷ってしまうんですよね。
ちょっと矛盾した言い方かもしれませんが、正解を選ぶのが必ずしも、自分にとっては正解ではなかったりしますよね。
僕たちは正解に縛られすぎると、かえって自分らしさを見失ってしまうことがあります。

では、僕らは自分がこれまでゴールだと信じて設定していた目的であったり、推奨される正解と自分の価値観が大きくズレていたとき、どう考えればいいのか。
らいおんさんの考え方でヒントになるのは「書く目的を再定義する」といった視点です。
らいおんさんは、執筆をつづけていく中で、書く目的を「自分のため」から「文章を読み解く文化を浸透させるため」にシフトしています。

誰かのために書きたい。社会のために書きたい。といった自分の本来の価値観に合った目的に再定義しています。
つまり、短期で一気に伸ばすための書き方をするのではなく、自分が心から納得のいくかたちで、長く続けていくための記事を書いていく。

そんな選択肢こそ、重要なのではないか。
僕らが見落としていた、大切な価値観なのではないか。
もしあなたも、いまnoteを書いていて、どこか無理をしているなとか、苦しいと心のなかで感じているときは、その目的が、社会の風潮とか他人のロールモデルとか自分以外の何かでつくられた目的である可能性があります。
そんなときは、らいおんさんのように、「本当に今の目的のままでいいのだろうか?」と1度立ち止まってみて、自分の書く目的を柔軟に変えていくのが大事なのかもしれません。

実際に僕も、科学ではどうしても答えのでない問題もあると気づいたあとは、サイエンスライター(研究を紹介する人)の肩書を外して、自分が研究者になって答えを考える道を選びました。
そのような考え方の変化のなかにいるときは、自分は一貫性がないのだと落ち込むのではなく、自分が成長した証だと捉えるようにするのがきっと大切なのだと感じます。
少なくとも僕も、あえて自分の価値観を優先して記事を書くことで、いつかマーケティングの正解を超えていけると信じています。

〖思考のヒント(まとめ)〗
書く目的を「再定義」することで、自分が納得できる道を選び直せる。
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拙著『思考のヒント箱 ~考察でつながる24のヒント~』では、さまざまなクリエイターのnoteを入り口に、24個の思考のヒントを紹介しています。
誰かの文章をきっかけに、自分が見ている世界を広げてみたい方へ。
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