学習と幸せの関係・2【肯定心理学からの提言1-3-2】
肯定心理学から幸福について科学に基づいて記事にしています。
この記事は昨日の続きとなります。
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学習と幸せの関係・2
子どもは、12歳になる頃までに、仕事と遊びを明確に区別して認識するようになる。
そして子どもの多くは、勉強を仕事と捉え、学校を職場と捉えるようになると、学習体験を楽しめなくなる。
それは、現在社会(西欧文化中心の)に定着している仕事に対する偏見が存在しているからだ。
これは西欧文化に大きな影響を与えてる教科書とも言える聖書のなかにも見出すことができる。
「アダムとイブ」
この話からきたハードワークを罰だとするこの概念は西欧文化に深く根付いている。
そのため西欧文化は天国を、
「仕事を含むあらゆる辛いことをしなくていい理想的な生活ができる場所」
として思い描く傾向にある。
しかし実際のところ、人間はこの地上に生きていて、幸せを得るためには仕事をする必要があるのだ。
多くの人は、家庭よりも職場において、より多くのフローを体験しているという事実がある。
「娯楽の方が好きだという一方、ピークエクスペリエンスは仕事をしてる時に手にする」という事実は当然のことだ。
仕事は辛く嫌なことで、できればしなくて済むことが良いという価値観でも、ピークエクスペリエンスは仕事で得るということ。
要するに仕事に対する偏見
(仕事は常に辛く娯楽は常に楽しいという短絡的な思考)
があまりにも強くこの社会に定着しているため、実際に体験したことを正しく認識する私たちの能力が歪められてしまっている。
人にとって仕事は喜びを体験させてくれる当然の活動である。
「仕事や努力」することを、「辛さや苦しみ」と同一視することは、
「その人」と「その人の幸せ」の間に大きな壁を築くことでしかない。

人が学習や仕事をもっと楽しめるようになるためには
偏見を取り除いて、それらと幸せとの関係を見直す必要がある。
これは昔に行われたアメリカでの実験だ
1930年、心理学者:ドナルド・ヘップによる実験
6歳から15歳までの総勢600名の生徒たちに、教師はこう宣言した。
「行儀の悪い生徒には教室の外に出て遊ぶという罰を与え、行儀の良い生徒には勉強を続けられるという褒美を与える」
結果
この環境下で生徒の全員が1日か2日以内に、遊びより勉強の方を好んでいることに気づくことになった。
そして興味深いことに彼らは結果的に算数を含むいくつかの教科で以前より学習能力を向上させた。
もしも人が、学習や仕事を喜びの源として認識できたとしたら、人が獲得できる究極の価値の量は急増することになる。
それだけではない。それによって人は、よりよく学び、よりよい仕事ができるようにもなる。
人間には生まれつき向学心が備わっている
努力が究極の価値の有力な供給源となることを知らないでいると
人は幸せな人生を築くためのとても貴重な資源を見落としている
ということになる。
学校・職場の他で、努力を必要としない意義を見出せないことばかりを選んで行い、もっとも貴重な時間を無駄使いする。
そのとき人は幸せな人生を絶望的に築きがたいものにしているのだ。
教育は子どもを幸せな人生へと導くものであるべきだ。
教育がこの本来の目的を果たすためには、学校が単なる知識を与えるための場所ではなく、生徒たちに学ぶ喜びを教えるための場所として機能するようにならなくてはならない。
「学ぶ喜び」は「学業を幸せ追求の活動」に一変させることができる。
子どもは、長い年月を教室の中で過ごす。
そしていわば、発育期間中に習慣などの多くが形成される。
子どもが、もし学校で幸せを追求する活動に焦点を当て導かれたとしたら、かなり高い確率でそれを一生を通じて行い続けることになるはずだ。
親たちもまた学校も、子供たちを正しいことの中に喜びを見いだすよう導くことにあまり乗り気ではないようだ。
そもそも 大人たちの多くが、インチキ成功モデルの宣伝に騙され、その 欺きに加担している。
彼らは重要な活動を、魅力のないただ辛いだけの作業のようにみせ、取るに足らない簡単な作業を、いかにも楽しそうに行っている。
学校の多くは、化学や数学がいかに面白いか、魅力的なものであり得るかを教えることに失敗する一方で文学や歴史からは冒険を取り除き、その抜け殻だけを教えている。
「人間はそもそも学ぶことを喜ぶようにできている」
向上心はみんなが生まれながらにしてもつ能力なのだ。
幼い子は、「どうして?」「なぜ?」「これはナニ?」とたくさんの質問をしてくる。
周囲の世界について、より多くのことをいつも意欲的に知りたがっている。
子どもが今いちばん必要としているのは、
子どもに学びたいことを楽しく学ばせてあげられる環境だ。
子どもをフロー体験へと導くことのできる教育者をはじめとする社会。
もしそのような教育者たちに導かれたならば、子どもの向学心はいやがうえにも膨らんで、その時から学習は子どもにとって一生を通じて究極の価値をもたらしてくれるものになるはずだ。
比較的満ち足りた人生を送っている人は、いつになっても何かを学んでいるものだ。
そのような人は、常に問いを発し、驚きに満ちた周囲の世界を探検することをいつになってもやめない。
あなたが今人生のどこにいようとも
10歳であろうと100歳であろうと
厳しい時期を過ごしていようと
順風満帆であろうと
自分自身のための学習プログラムをつくり、それを実行することであなたは間違いなくより幸せになることができる。
そしてその学習は、
これはあなたが楽しんで学ぶことができて(現在の利益)
あなたの成長と発展に貢献しうるもの (未来の利益)
でなくてはならない。

それでは、ここでワークです。
ちゃんとやってくださいね。
あなたの人生を変えるかもしれないことを提供しています。
それでは、あなたが過去に体験した「困難な状況」をひとつ思い出して、
それについて書いてください。
比較的短期間で克服できたものでも、
長期にわたって苦闘を強いられた体験でも構いません。
その状況を可能な限り詳細に描写したら、
その体験を通じて学んだことをすべて書き加えてください。
これまで気が付かなかったいくつもの教訓に気付くかもしれません。
困難は最大のチャンスに成り得るもの。
苦境を最大限に活用してください。
「こんな絶好の危機を無駄にしちゃもったいない!」
それでは明日は「やりたい仕事を見つけるための方程式」についてお伝えしたい。
今後もより良い記事をお届けできるように精進いたしたく思います。
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